@@ -19,8 +19,8 @@ - - ディスクの分割/ブート + + 他のオペレーティングシステムとの共存 マイクロソフトパーティションへのアクセス @@ -32,23 +32,24 @@ Long filename は FAT と NTFS の両方でサポートされています。 - 他のファイルシステムにアクセスするためには、正しい "disklabel" を - セットアップする必要があります。"disklabel" はシステムに対して + 他のファイルシステムにアクセスするためには、disklabel を + セットアップする必要があります。disklabel はシステムに対して どこにディスク上のデータを探しにいけば良いか教えます。 - 正しい"disklabel"を用いれば、NetBSD で使用するために - "mount" することができます。 + 正しい disklabel を用いれば、NetBSD で使用するために + mount することができます。 ディスクラベルの設定 ファイルシステムが含まれているディスクを決定する - もし、一つの IDE/ST506 または SCSI ディスクしか持っていないのならば、 - これは wd0 または sd0 となります。複数のディスクを - お持ちならば、"dmesg | more" の出力から該当するディスク名を + もし、一つのディスクしか持っていないのならば、 + それが IDE か SCSI かによって、それぞれ wd0 + または sd0 となります。複数のディスクを + お持ちならば、dmesg | more の出力から設定の対象となるディスク名を 決定して下さい。 パーティションのサイズとオフセットの決定 - "fdisk" と入力すると、各パーティションのサイズとオフセットを + fdisk と入力すると、各パーティションのサイズとオフセットを 見ることができます。出力は次のようになるでしょう: NetBSD disklabel disk geometry: @@ -83,7 +84,7 @@ 3. "extended" パーティション中の Windows 2000 NTFS5 - "disklabel <DISKNAME>"と入力する + disklabel <DISKNAME> と入力する もしディスクが MS-DOS パーティションしか含んでいない場合、 NetBSD は自動的に先頭の MS-DOS パーティションを含む '仮想'ディスクラベルを 生成します。 @@ -117,12 +118,12 @@ ディスクラベル編集の準備 - vi以外のエディターを用いたい場合は、 - "setenv EDITOR <YOUR_EDITOR>" 例えば "setenv EDITOR - pico" - と入力します。 + vi以外のエディターを用いたい場合は、 + setenv EDITOR <YOUR_EDITOR> 例えば setenv EDITOR + pico + と入力します。 - "disklabel -e <DISKNAME>" と入力して disklabel を編集します + disklabel -e <DISKNAME> と入力して disklabel を編集します disklabel の最下部まで進めば label の編集準備は完了です。 必要なのは次の2点です: @@ -164,7 +165,7 @@ 変更を保存し、ディスクラベルをチェックする - エディターを終了し、 "disklabel <DISKNAME>" と入力して、 + エディターを終了し、 disklabel <DISKNAME> と入力して、 新しいパーティションが存在するか確認して下さい。 @@ -172,36 +173,36 @@ ファイルシステムのマウント - 各々のディスクパーティションは '/dev' にデバイスエントリーを持っています。 - デバイスエントリーの形式は '/dev/'、ディスク名、パーティション文字 となっています。 + 各々のディスクパーティションは /dev にデバイスエントリーを持っています。 + デバイスエントリーの形式は /dev、ディスク名、パーティション文字 となっています。 上記の例題では NTFS と MSDOS パーティションに対するデバイスエントリーはそれぞれ - '/dev/wd0f' と '/dev/wd0g' となります。 + /dev/wd0f/dev/wd0g となります。 それぞれのパーティションに対してマウントポイントを作成する - "mkdir <MOUNTPOINT>", 例えば "mkdir /msdos" と - "mkdir /nt4". + mkdir <MOUNTPOINT>, 例えば mkdir /msdos と + mkdir /nt4 ファイルシステムをマウントする - "mount -t <TYPE> <DEVICE> <MOUNTPOINT>", - 例えば "mount -t msdos /dev/wd0g /msdos" と "mount -t ntfs - /dev/wd0f /nt4". + mount -t <TYPE> <DEVICE> <MOUNTPOINT>, + 例えば mount -t msdos /dev/wd0g /msdosmount -t ntfs + /dev/wd0f /nt4 うまくいっていることを確認する - "ls <MOUNTPOINT>", 例えば "ls /msdos" と "ls - /nt4". + ls <MOUNTPOINT>, 例えば ls /msdosls + /nt4 ブート時に自動的にファイルシステムがマウントされるようにする もし、NetBSD の起動時に自動的にマウントされるようにしたいならば、 - /etc/fstab を編集し、次の形式の行を加えて下さい。 + /etc/fstab を編集し、次の形式の行を加えて下さい。 <DEVICE> <MOUNTPOINT> msdos rw - <DEVICE> <MOUNTPOINT> ntfs rw + <DEVICE> <MOUNTPOINT> ntfs ro 上の例題の場合は /dev/wd0g /msdos msdos rw - /dev/wd0f /nt4 ntfs rw + /dev/wd0f /nt4 ntfs ro となります。 @@ -377,7 +378,8 @@ - 全体が Dos/Windows で使用されているディスクに NetBSD をインストールする + 全体が DOS/Windows で使用されているディスクに NetBSD をインストールする + 註: この方法は、FAT ファイルシステムにのみ適用できます。 DOS/Windows によって全てのディスク領域が占有されているハードディスクでも、 ディスクに空き容量がある場合ならば、DOS/Windows のパーティションを @@ -391,8 +393,9 @@ DOS パーティションの全てのデータを defrag を用いて パーティションの先頭に移動する。 DOS パーティションの大きさを FIPS を用いて変更する。 - Fips は 次の場所から手に入れることができます。FIPS WWW サイト. + FIPS は 次の場所から手に入れることができます。FIPS + web サイト. 全ての付属ドキュメントを読む事を忘れないで下さい。 で述べられている方法でブートローダーをインストールします。 NetBSD をインストールします。 @@ -460,7 +463,7 @@ カード設定に合わせた新しいカーネルをコンパイルする。 別のカードを購入する - 最新の PCI ベースの PC において、 ISA ネットワークカードは他のデバイスのパフォーマンスに - かなりの影響を与えます。- &man.fxp.4; (インテル社の etherexpress-pro) や + かなりの影響を与えます。- &man.fxp.4; (インテル社の EtherExpress Pro) や &man.tlp.4; (Tulip やその互換カード)などの PCI カードがおすすめです。 &man.ddb.4;を用いたカーネル設定の手動変更 @@ -583,6 +586,9 @@ + + 古いマシンのディスクの問題 + 540MB BIOS limit があるマシンで大きなドライブを使用するには @@ -595,34 +601,28 @@ "正しい" ディスクジオメトリーの決定法 - - NetBSD はブートプログラムをロードするのに PC BIOS を用いています。 - これが正しく働くためには NetBSD と BIOS の両方でディスクジオメトリーが - 共通である(少なくともブートパーティションを含んでいる部分に関しては)ことが必要です。 + NetBSD はブートプログラムをロードするのに PC BIOS を用いています。 + これが正しく働くためには NetBSD と BIOS の両方でディスクジオメトリーが + 共通である(少なくともブートパーティションを含んでいる部分に関しては)ことが必要です。 - - PCに搭載されている BIOS が扱えるディスクのシリンダー数、ヘッド数、セクター数には - 上限があります(表参照)。(これは SCSIカード上の - BIOS も含みます)。 + PCに搭載されている BIOS が扱えるディスクのシリンダー数、ヘッド数、セクター数には + 上限があります(表参照)。(これは SCSIカード上の + BIOS も含みます)。 - - 多くのディスクの本当のジオメトリーはこれらの制限値におさまらなくなってきたので、 - 新しい BIOS はジオメトリーを制限内におさまり、かつ、全体の大きさが - 同じ(か少し小さく)なるように解釈しなおします。 + 現代のディスクの本当のジオメトリーはこれらの制限値におさまらなくなってきたので、 + 新しい BIOS はジオメトリーを制限内におさまり、かつ、全体の大きさが + 同じ(か少し小さく)なるように解釈しなおします。 - - もし、ディスクに(DOS, Windows, pfdisk 等によって作成された)有効な DOS MBR - パーティションがあれば、それは "正しい" BIOS ジオメトリー を含んでいます。 - NetBSD は sysinst 中でこれを BIOS ジオメトリーとして用います。 - しかしながら、新しいディスクや MBR のセットアップが正しく行なわれていない - ディスクでは、NetBSD は間違った BIOS ジオメトリーを使用してしまいます。 - 理想としては、この情報はブートプログラムから渡されるべきでしょう。しかしながら - BIOS ディスクを NetBSD ディスクにマッピングする確実な方法がありません。 - もっとも、現在の全然使えない状態を改善することは可能だとは思われます。 + もし、ディスクに(DOS, Windows, pfdisk 等によって作成された)有効な DOS MBR + パーティションがあれば、それは "正しい" BIOS ジオメトリー を含んでいます。 + NetBSD は sysinst 中でこれを BIOS ジオメトリーとして用います。 + しかしながら、新しいディスクや MBR のセットアップが正しく行なわれていない + ディスクでは、NetBSD は間違った BIOS ジオメトリーを使用してしまいます。 + 理想としては、この情報はブートプログラムから渡されるべきでしょう。しかしながら + BIOS ディスクを NetBSD ディスクにマッピングする確実な方法がありません。 - - "正しい"解釈され直したジオメトリーを決定する方法の一つは 'pfdisk' を - 用いることです。 + "正しい"解釈され直したジオメトリーを決定する方法の一つは 'pfdisk' を + 用いることです。 @@ -660,28 +660,17 @@ その他の情報 - XFree86 ドキュメンテーション - - X のインストールや設定に関する問題。 - - NetBSD 5.0 インストールノート - サポートされているハードウェアおよびインストールの方法。 -The NetBSD ELF FAQ. - NetBSD 1.5以降 i386 port は a.out ではなく、ELF 実行形式を使用します。 -wscons - ドキュメンテーション. NetBSDの機種非依存のワークステーションコンソールドライバー。 - -port-i386 メーリングリスト - - さらなる疑問がある場合は参加して下さい。 + + wscons ドキュメンテーション. NetBSD + の機種非依存のワークステーションコンソールドライバー。 +port-i386 + メーリングリスト Netbooting NetBSD/i386 - フロッピーまたは DOS パーティションからのブート。 ラップトップの パワーマネジメント General NetBSD Documentation - NetBSD/i386 に限らない質問 -Luke Mewburn による *BSD のための - - i386 ハードウェアの選び方ガイド -東芝による、 NetBSD を含む マシン/OS - 互換性データベース Reed Media による、 ラップトップと NetBSD のリスト