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■公園には神様がいるよ  詳細トップ (2012年1月8日)






    

  公園には神様がいるよ 1 

田中 純一

 公園には神様がいるよ
 いつも公園をきれいにしておくと

 勇気と元気を与えてくれるよ

 公園には神様がいるよ
 ゴミ拾い、空き缶拾いをしていると
 穏やかな心になるよ

 公園には神様がいるよ
 草刈り、木の剪定をしていると
 酸素いっぱいのきれいなそよ風を届けてくれるよ

 公園には神様がいるよ
 花植え・水やりをしていると
 暖かい気持ちになるよ

 公園には神様がいるよ
 除草剤を撒かないで、落ち葉を拾えば
 トンボやセミや鳥達がやってくるよ

 公園には神様がいるよ
 トイレをきれいに使うと
 きれいな心になるよ

 公園には神様がいるよ
 緑いっぱいの公園にすれば
 自然と人間が仲良くなれるよ

        


 2013年元旦 公園には神様がいるよ 2

 公園には神様がいるよ
 いつも公園をきれいにしておくと

 勇気と元気を与えてくれるよ

 とのことを昨年の12月31日に書いた。
 私の子ども時代には集落の神社では、チャンバラ遊びをしたりしたものだ。祭りになると笛や太鼓がなったり、香具師がやってきて出店があったりした。今どきの子どもは小さな神社で遊んだりすることもなくなってきた。神様も居場所がなくて困るであろう。それならば、身近な公園をきれいにして、神様をお迎えしたらと考えた。
 花と緑の平島公園の活動は平成10年からでした。みんなの力でどんどん平島公園はきれいになってきました。それでもゴミのポイ捨て、不法投棄、犬の後始末などをしないでいく人も多くいます。後片付けをしているとストレスがたまります。発想を転換して、神様を迎えるためにきれいにすると思うことにしました。そしたらちょっとすっきりしました。
 平成25年は『公園には神様がいるよ』との企画で頑張ろうと思います。
 写真は平島公園の梅の枝とつぼみです。もう春に向けて頑張っています。

 

1月2日 公園には神様がいるよ 3

 公園には神様がいるよ
 ゴミ拾い、空き缶拾いをしていると
 穏やかな心になるよ

 公園緑化活動とかというと難しいことを考えがちです。昨年の11月に行われた新潟市西区の公園愛護協会の研修会でも提案したのですが、私はシンプルにゴミや空き缶を拾いをすることではないかと考えています。これならば誰にでも出来る活動です。日常的に気軽に出来ることが大切と思います。また公園にゴミ箱を置くと、公園での昼食のゴミだけではなくて、家庭ごみまで捨てる人がいます。公園の防災倉庫の横などの美観を損ねないようにゴミの分別場所を作っておきたいものです。そこにはボランティア用のゴミ袋やゴミはさみなども必要となりますね。
 ゴミや空き缶がなくなり、子どもがはだしでも遊べるようにしたいですね。子ども達の笑顔や笑い声は地域をゆたかにしてくれますね。子どもに踏まれて背の高くなる雑草が減り、シバやシロツメクサやオオバコ、チドメグサ、スズメノカタビラなどの草の神たちが元気になります。緑が多くなり、酸素も増えますね。
 きれいな空気でないと神をお迎えできないようです。


1月3日 公園には神様がいるよ 4

 公園には神様がいるよ
 草刈り、木の剪定をしていると
 酸素いっぱいのきれいなそよ風を届けてくれよ

 日本人の考え方は草にも木にも石にも山にも神が宿るとの考えです。身近な自然を大切にすることが人間にとって必要なことと日本人は考えているので、自然の中に神様が宿っていると思うようになったのではないかと私は思っています。
 草取りや草刈り、木の剪定などというと難しそうですが、先手必勝ですね。背が高くなるイネ科の雑草は小さい時に引き抜けば楽です。草刈りもシロツメクサの花やスズメノカタビラの花が咲き始めたら、刈ってやりましょう。種になり始めると、種を遠くに飛ばすために茎が固くなって刈りにくい。その前なら茎も柔らかくて、刈って1週間も置けば発酵して土になっていく。花壇や菜園の肥料にもなります。また木を剪定するとすぐに脇から新芽が出てきます。要らない新芽そして横から出て危険になりそうな新芽は小さい時に採っておけば簡単です。

 14日 公園には神様がいるよ 5

 公園には神様がいるよ
 花植え・水やりをしていると
 暖かい気持ちになるよ

 物には順序があります。公園緑化などというとすぐに花を植えてきれいにしたがります。でもまずはゴミ拾い→草取り→花植えと少しずつやるのが良いと私は考えています。
背の高いチカラシバやムギクサ、カモジグサ・オヒシバなどを取り除いたら、グランドカバーのためにもシロツメクサなどの種を撒いておくと良いと私は実践的に感じています。背の高いイネ科の雑草は秋になると穂をつけて種を飛ばして根を残して枯れます。ですから、冬は殺伐とした感じになります。シロツメクサや背の低いイネ科の雑草は雪にも強く、冬でも光合成をしているので緑です。背の高い雑草は根こそぎやっつけてやると、花を植える場所も出来ます。ユリオプスディジー(ユリ=大きな、オプス=目、ディジー=ヒナギクの意味だそうです)やマツバギクなどの多年草が日ごろの手入れもそんなに要らないのでいいかなあと思います。これ以外にも寒さと乾燥に強く、宿根草などで水やりや手入れが比較的必要でない花々を見つけたいと思っています。
 私は平島公園の児童厚生員(児童遊園の管理をする人)をやっているのですが、腕章つけて見回りみたいなのが好きではありません。公園の花壇の手入れや背の高い雑草の草取り、ゴミ拾いなどをしていると、子どもも協力してくれます。小石拾いや落ち葉拾いをしながら、仲間を多くしていくのも楽しいものです。花の女神を微笑んでくれます。

  15日 公園には神様がいるよ 6

 公園には神様がいるよ
 除草剤を撒かないで、落ち葉を拾えば
 トンボやセミや鳥達がやってくるよ

 20年前の平島公園は、除草剤が撒かれて、草は枯れて黄色になっていた。もちろん、昆虫や鳥もあまりいなかった。15年前から除草剤を撒かないで、草刈りをするようになったら、セミが羽化し、トンボがやってくるようになった。ムクドリや白色セキレイ、スズメも遊びに来る。ミミズやダンゴロムシなどがたくさん地中にいる。子ども達もダンゴロムシを探して遊んでいる。多様ないろいろな生命が公園に住んでいる。きっと昆虫達の神様もいるのだろう。
 虫という字は本来、蛇の象形文字だとか。そういえば蛇も蛙も虫偏ですね。虫たちが元気に生きることのできる環境にしたいものです。夢としては蛍が飛ぶ公園になったら嬉しいですね。

 昨日のNHKのニッポンの里山で、ふるさとの絶景に出会う旅「ゲンゴロウが住む田んぼ 広島県尾道市」のことが放送されていました。『中国山地の山あい、尾道市御調町(みつぎちょう)。丘陵地に広がる田んぼは、最近では珍しくなったゲンゴロウの住みかだ。田んぼの水を温める「ひよせ」と呼ばれる溝があることや、ため池が多いことなど、ゲンゴロウが住みやすい環境が残っている。人々は、ゲンゴロウを守ろうと農薬を控えた米作りを行い、収穫されたお米はゲンゴロウ米として人気商品に。昔ながらの田んぼの環境と米作りが、人々に恵みをもたらす。』というものです。
 人と虫が共存できる日本にしたいですね。

 写真は平島公園でアブラゼミが羽化する様子です。

 

  16日 公園には神様がいるよ 7

 公園には神様がいるよ
 トイレをきれいに使うと
 きれいな心になるよ

 トイレがきれいなのは気持ちがいいですね。平成24年には平島公園のトイレをきれいにすることに取り組みました。高圧洗浄機を使ってトイレ内外の汚れを落としました。また、役所の応援も得て、トイレットぺーパーをおき、使いやすいようにしました。トイレ清掃担当者も本当にきれいにピカピカにしてくれています。
 トイレの女神様ではないけれど、トイレをきれいにして、みんながきれいにトイレを使えば、みんなの心の中まできれいになるようです。
 トイレがきれいになって昨年は保育園・幼稚園から遊びに来るケースが多くなりました。新潟市西区地域課さんも協力してくださり、近くの小針球場の駐車場にマイクロバスや自家用車を置いても良いことにしてくださいました。小針球場を管理している方々にも感謝しています。

  1月7日 公園には神様がいるよ 8

 公園には神様がいるよ
 緑いっぱいの公園にすれば
 自然と人間が仲良くなれるよ

 公園には神様がいる。公園をきれいにして、神様を呼ぼうというのが平成25年の私の提案です。公園と言っていますが、学校でも集会場でも空き地でも道路でも良いと思います。また、里山や森や林や海や川などももっともっときれいにしていきたいなあと思います。日本の国土をきれいにすれば、それが日本の財産になるでしょう。森や川がきれいになれば、海の幸もたくさんになります。
 考え方も変えて、お金や物だけでは幸せは来ないのではないか。みんなときれいな環境で暮らすことが一番と思うことも出来るでしょう。子どもも大人もみんなのために人のために動くことが本当の意味での働くであるとの日本の素晴らしい思想を普及させたいなあと思います。

   公園には神様がいるよ 1

 公園には神様がいるよ
 いつも公園をきれいにしておくと

 勇気と元気を与えてくれるよ

 公園には神様がいるよ
 ゴミ拾い、空き缶拾いをしていると
 穏やかな心になるよ

 公園には神様がいるよ
 草刈り、木の剪定をしていると
 酸素いっぱいのきれいなそよ風を届けてくれるよ

 公園には神様がいるよ
 花植え・水やりをしていると
 暖かい気持ちになるよ

 公園には神様がいるよ
 除草剤を撒かないで、落ち葉を拾えば
 トンボやセミや鳥達がやってくるよ

 公園には神様がいるよ
 トイレをきれいに使うと
 きれいな心になるよ

 公園には神様がいるよ
 緑いっぱいの公園にすれば
 自然と人間が仲良くなれるよ

     

長谷部 美也子

 けしてしつこくはないです!
楽しく読ませていただいています。きれいな公園が存在するのは地域の宝物ですね。私もできることから始めたいと思います。

1寺田 恵美子
・自分のことだけじゃなくみんなのことも考える
・きれいな気持ちでいる
・みんなで使うものやみんなで使う場所は自分のものより大事にする
 子どもの頃 いつもいつも言われてたなぁ。そして毎日のトイレ掃除はわたしの仕事でした。もう一度しっかり考えて「やさしくきれいな環境」でみんなでしあわせに暮らせるようにがんばります!!

渡辺 由貴
 子どもも大人もみんなのために人のために動くことが本当の意味での働くである。本当ですよね。子どもたち、スッと寄ってきては荷物を半分持ってくれたり、「何かできることはないの?」と言ってくれたりします。人のために動くことは、きっとまわりにたくさんあるんだと思います。そこに気づいて動けるか、ですね。まずは自分が。そして、子どもたちを。がんばりがいがありますね。

..寺田 恵美子
>由貴さーん
まずは自分が・・・本当ですね〜口だけじゃ伝わらないねっ。といっても子どもたちも自然にできてることもたくさんあります。「なにか手伝うことある?」って聞いてくれたり午後から仕事に行って玄関にかばんをおいてそのままちょっと気になる外階段の雪寄せしてたりしたらかばんを事務室に運んでくれてたり・・。夕方屋根から落ちた雪で窓がわれたら危ないから外で雪寄せしてたら室内から窓をトントンたたき「手伝う?」「汗かいた?」「水飲む?」ん〜私は姫か??って笑いましたが。

.渡辺 由貴
>寺田さん 先生との関係がいいからですよね。だからこそ、子どもたちが潜在的に持っている力を、素直に惜しみなく出せるんだと思います。育てる、引き出す。うーん、むずかしい!

寺田 恵美子
>由貴さん 優しい子たちです。でもこの間「やさしいね〜うれしかったよ」って言ったら「おかあさんがいつも年取った人には優しくって言うよ」と返ってきました。なんですとぉ!!!と思ったけど考えてみれば私と同じ年のおばあちゃまもいるし・・それもありかなとしぶしぶ納得です(笑)
 引き出す 伝える・・タイヘンだけど自分も自分の行動に気をつけてればあとは子どもたちがちゃんと見てるんだなと思うようになりました。だから口で決まりきったことをならべるよりも自然でいようと(これが一番むずかしいけど)子どもたち かわいいね 私たち楽しいね

.田中 純一
 寺田さん 渡辺さん 素晴らしいコメントありがとうございました。これらのコメントも含めて、ホームページにまとめようかと思っています。よろしければ。

田中 純一
  長谷部さんへ ありがとうございます。なお今週は多様性と多値的な考えと多重知能について書こうと思っています。
 



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