南極クルーズに行こう!
私たちが参加した南極クルーズを中心に、南極クルーズについて紹介します

とき
南極クルーズのシーズンは11月下旬〜3月初旬。日本は冬ですが、南極は夏です。
クルーズは最短で8泊9日。南極半島の西側を回ります。
2002年、日本出発のクルーズは南極半島の東側を回ったので期間が長くなりました。


日程
8泊9日のクルーズの日程です。

Day1 ウシュワイア港(アルゼンチン)出航

乗船し、軽い夕食を食べた後、就寝。
船酔いしやすい人は、寝る前に酔い止めを。

Day2 ドレーク海峡1日目 "Drake Shake"

地獄のドレーク海峡越えが始まる。
南極上陸のための予備知識として、南極の歴史、ペンギンや海鳥などの講義が行われる。
・ドレーク海峡越えにかかる時間は、半日ほどの開きがあります。行きに丸2日以上かかったのは遅い方かもしれません。予定では、3日目の午後には南極のどこかに上陸できているはずでした。
・上陸するか否かの決定は、上陸地点の天候に大きく左右されます。同じ8泊9日の日程で、6回上陸できるというのは、多い部類に入るそうです。

Day3 ドレーク海峡2日目 "Drake lake"

前日とはうって変わって、静かな海。南極収束線を越えたせい?
上陸を控え、ゾディアックの乗り方、上陸の際の決まりごとなどがレクチャーされる。

Day4 クーバービル島/エレラ海峡/ニコハーバー

ようやく上陸!しかも運良く、午前と午後の2回上陸できる。
まず、クーバービル島は、上陸範囲が限られていたこと、自分たちが上陸という行為に慣れていないこともあり、写真をとるのもおぼつかない。ジェンツーペンギン、オットセイを確認。
初上陸の後は、甲板で「初上陸記念パーティー」が開かれた。夜にはやはり最上階のテラスでバーが開かれたが、南極の雪山を見ながらの食事は格別。
話は戻り、パーティーのあと、エレラ海峡を通過し、ニコハーバーへ。同じくジェンツーペンギン、ミナミオオセグロカモメほかを確認。このツアーで唯一の南極大陸(半島)上陸だった。※そのほかは、南極半島周辺の島々なので


Day5 ピーターマン島/ポート・ロックロイ

この日の天候は最悪。午前午後の2回とも、上陸は無理かもしれないと覚悟した。ピーターマン島では、アデリーペンギンとジェンツーペンギンがそれぞれルッカリーをつくっている。
ポート・ロックロイは、イギリスの観測基地があったところで、現在は郵便局と土産物屋になっている。

Day6 デセプション島/リビングストン島

デセプション島は、温泉の島。水着をもっていけばゆっくり浸かることができる。ただし、湯加減がよければの話だが。ペンギンなんてとんでもないという地熱なので、ペンギン好きの人には「1回休み」かも。
リビングストン島は、上陸地点に雪はなく、ヒゲ、ジェンツー、マカロニ(数羽)、オットセイ、ミナミゾウアザラシと動物の宝庫。デセプション島を我慢したごほうび?

Day7−8 ふたたびドレーク海峡

行きのサバイバルゲームは影を潜め、大半の人が船酔いに慣れたよう。
さよならパーティーも行われたりして、旅の終わりに寂しく思うとき。

Day9 ウシュワイア港到着

下船直前にチェック・アウトが。船内での飲み物、船内の土産物屋での買い物分をここで支払わなくてはならない。もちろん、カードOK。でも、使えるのはVISAかMASTER。
乗船時に回収されたパスポートも返却され、いよいよスタッフともお別れ。


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