病原性大腸菌O−157の予防について
………O−157について、ご心配な方は、もよりの保健所へご相談下さい。
………(検便も受け付けています。)
1.病原性大腸菌O−157とは
病原性大腸菌O−157は、1982年アメリカで集団下痢症が発生したときに、はじめて患者の糞便から見つかりました。
日本においては、1990年に埼玉県浦和市の幼稚園で、汚染された井戸水により、死者2名を含む268名に及ぶ集団発生があった以降、注意を要する食中毒の原因菌として知られています。
今年に入って、岡山県、岐阜市、堺市などでこの菌による集団食中毒が発生し、全国的に多発しています。名古屋市内でもO−157による食中毒は、平成8年7月26日現在、5件、患者数7名(うち死者1名)となっています。
2.症状は
O−157は、感染後4〜9日の潜伏期の後に症状を引き起こします。はじめは、腹痛や水様性の下痢ですが、悪寒や発熱等のかぜ様の症状を伴うことがあります。下痢はのちに出血性となることもあり、まれに、溶血性尿毒症症候群に至る場合があります。特に、乳幼児、小児、高齢者の方は、注意が必要です。
万一、感染が疑われる症状が生じた場合は、直ちにかかりつけの医師の診察を受け、その指示に従って下さい。
3.予防策は
O−157により汚染された、食品や水(井戸水など)の飲食による経口感染がほとんどですが、この菌は、熱に弱く加熱することにより死滅します。また、消毒薬でも容易に死滅します。
4.二次感染の予防は
名古屋市衛生局・保健所・名古屋市保健委員会のチラシから96−93