収録作品解説

青丸Novels

緑丸After 10 years

Writer:White

 「使徒」との戦いから10年後、まだ少年少女だった子供たち(チルドレン)は大人へと成熟していた…心の奥底に未だあの頃の想いを抱えたまま。
 彼らとその子供たちを巡る陰謀の中、交差する心と身体。彼らは子供たちを護り、「未来」に遺産を託す事が出来るのか!?
 エヴァンゲリオン放映中に、当初メーリングリストで発表された、成人向け描写も含む異色のアフター・ストーリー。

緑丸Arc is not be

Writer:White

 司令となったシンジ率いる新生ネルフに襲い来る新たな神の使徒、“アポカリプス”。天空に現れる巨大な“神の方舟”、その意志に反して子供たちを死地に向かわせねばならない状況が、シンジの苦悩とは裏腹に苛酷な決断を迫る。
 元“チルドレン”たちの“After 10 years”のその後。

緑丸Along with Everything

Writer:White

 補完計画の失敗、それに続く世界の再建…急激に変化する情勢に、チルドレンたちは翻弄され続ける。終わったはずの悲劇がまた悲劇を呼び起こし、彼等をめぐる大人達の策謀の中、凶弾にミサトが倒れる…
 “After 10 years”に至る過程を描く作品。

緑丸新世紀エヴァンゲリオン小説化計画

Writer:Kou Kubota

 伯父のもとで暮らす碇シンジの元に、父から11年ぶりの手紙が届く。それには簡単な文面で、第3新東京市へ来るようにという指示が書かれているだけだった。第3新東京市へと向かったシンジを待っていたのは、迫り来る「使徒」と呼称される謎の物体と特務機関ネルフ、そしてエヴァンゲリオンと呼ばれる巨大人型兵器だった…
 TV放映の第壱話から第六話までを、独自の視点からノベライズした、もう一つの「新世紀エヴァンゲリオン」。

緑丸Genesis Q 第1部

Writer:nary

 幼なじみのシンジとアスカ。しかしその平凡な日常は、転校生にして碇家の同居人、綾波レイの登場によってすこしずつ変わり始めた。
 第2の転校生、渚カヲル。『天使』と呼ばれる謎の子供たち。そして天使達を操る謎の男。闇の中で、どす黒い陰謀が密かに進行する。
 TV版第弐拾六話、「あの3分」を発端として繰り広げられる、コメディとシリアスが同居するパラレル・ワールド!

緑丸時が、走りだす

Writer:DARU

 補完の全てを背負った綾波レイが心を閉ざして3年。レイの存在を欠いたシンジとアスカの関係も、時を凍り付かせたままだった。
 そんな彼等に起こる奇跡が再び時間の歯車を動き出させる。しかし、それはかりそめの奇跡に過ぎなかった。つかの間に去っていく喜びの時。それは彼等を大人へと導く階段への第一歩だった…
 Nifty掲載後、WWWに転載された、切ない珠玉のストーリー。(WWW初掲載時タイトル「Time will tell」)

緑丸NEON GENESIS EVANGELION Another World

Writer:Takahiro Hayashi
Illustration:Sim

 北米大陸消失、それですらことの始まりにしかすぎなかった。
 ネルフ本部に襲い来るエヴァンゲリオンシリーズ、そして最後の使徒!
明らかになる、ゲンドウの野望と『人類補完計画』…物語は憂愁を帯びた結末へと向かう。
 初期プロットを元に、全ての謎に決着をつけ、大団円を迎えるべく、第弐拾参話から書き直された「新世紀エヴァンゲリオン」のもう一つの世界!

緑丸エヴァLC

Writer:綾羅

 平和な第三新東京市、幼なじみ以上、恋人未満のシンジとアスカのドタバタな関係に波乱を立てる嵐の転校生、綾波レイが登場!
 そして二人の進展を阻む邪魔者が続々現れて…TV版第弐拾六話の妄想的シーンから派生した、シンジの一人称で語られる清く正しい(?)“ラブコメ(ove omedy)”エヴァ!

緑丸天使

Writer:ichi
Illustration:ma-ku

 ドイツからの転校生、榛名ユミ。しかし、アスカは旧知の彼女を徹底的に拒絶する。
 相田ケンスケは、夜のコンビニで偶然ユミと出会う。二人が言葉を交わしてから、彼らのドラマは、音を立てて回り始めた。
 TV版第拾弐話〜拾四話付近の、甘く、せつないサイド・ストーリー。

緑丸リィ、ナ、クルィネ

Writer:SSuzuki

 人類補完計画、そしてネルフの解体。しかし、何も終わったわけではなかった。
 『チェシャキャット』と呼ばれる謎の少年、アフリカの密林で蠢く謎の巨人。名前を変えてひっそりと暮らすシンジの目前で、運命の歯車は容赦無く回り続ける。
 そして総ては、アダムを、ジオフロントを目指して動き始める。自分自身の決着をつけるために。
 TV版の物語から3年。オリジナルキャラクタを交えて進む、アフター・ストーリー。

青丸Report

緑丸TV Reports.

Writer:Osamu Nishimura

 1995年10月〜96年3月の「新世紀エヴァンゲリオン」のTV本放送時、「第3新東京市ノ解析」において西村紀、三原聖、林隆博の3名が、その想うところを各話ごとに、ほぼリアルタイムで記述したレポートを再録。
 当時の視聴者の熱い様子を伝える貴重な資料。

緑丸Data pages for Neon Genesis Evangelion.

Writer:Mitsuhiro Kojima

 「新世紀エヴァンゲリオン」のTVシリーズに関するデーターベース。
 ストーリー、用語、関連の周辺情報など、その多岐に渡る内容は160項目を越える。
 1996年1月から1997年2月までの間、WWWで公開されていたデータを再録。

緑丸祭のあと

Interviewer:Masaru Nagaku

 TV本放送〜放送終了直後に、インターネット上とその周辺で活動していた人々へのインタビューを通じ、「新世紀エヴァンゲリオン」という現象がファンに与えた影響とその後を考える。

  • インタビュー参加者
    1. 林隆博氏
    2. 西村紀氏
    3. れん氏
    4. 中田吉法氏
    5. 鈴木慎一氏
    6. 岩田恭典氏
    7. 生澤孝樹氏
    8. 田所里夏女史
    9. 成重貴幸氏
    10. いっちー氏
    11. 鬼塚健太郎氏
    12. 丸山直之氏
    13. AKIO、katuren、nnagai氏
    14. 高柳女史

緑丸Bibliography of Chronicle

Writer:Takahiro Hayashi

 『Chronicle』に収録した作品の初出情報と、『新世紀エヴァンゲリオン』関連情報の記録。

青丸Pleasure of Chronicle

Illustration:Yoshiya Katuren
Design:Norio Nagai

 今回のChronicle専用の壁紙を、CDジャケットに使用したイラストを使用して制作しました。
 1024×768として制作された画像です。DisktopPicture又はStartupScreenとして御使用下さい。



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Last Updated: Sunday, 09-Sep-2007 18:43:49 JST