11月21日(龍宮住吉霊宮・龍宮住吉本宮秋季大祭)

平成14年 生長の家 秋季大祭
 お祭りは総裁谷口清超先生御夫妻様、副総裁谷口雅宣先生御夫妻様の御親祭のもと、多くの信徒さん達の参列のもと、厳粛ににぎやかに執り行われました。

第22回 龍宮住吉霊宮秋季大祭(11月21日午前)
 尊い尊いお祭りでありました。龍宮住吉霊宮の御祭神は伊邪那美大神にましまし、古事記の神話にては、うじたかれとろろぎて、物質界・霊界の象徴としての神話の神であります。またそれは旧約聖書にては禁断の木の実を食してエデンの楽園から追放されたアダムとイブの神話と相通ずるものがあります。

 現実界のこの世を浄めるには、善一元の神の国(エデンの園)こそ実在の世界なることを知り、住吉大神の宇宙浄化の御働きによって、古事記神話にては伊邪那美大神は、イザナギ大神・イザナミ大神とうち揃いて国産みをなし給う実相の神の国にお戻りいただくことであり、その神の国が天降ってこそ現実界のこの世が清まることになります。

 またそれは旧約聖書にては、アダムとイブは食せる禁断の木の実を吐き出し、大調和の生命の実相の木の実を食することによって、現象無し、実相独在のエデンの楽園に還帰することが出来るのであります。かくして霊界も精神界も清まり、その反映としてのこの世が住み吉しの世界、極楽の世界へと変貌することになるのであります。

第25回 龍宮住吉本宮秋季大祭(11月21日午後)
 御祭神は住吉大神であります。住吉大神は古事記神話にては、宇宙本源の伊邪那岐大神が禊ぎ祓いなし給うた時にお生まれになりました。つまり住吉大神は宇宙浄化の神様にましますのであります。かくて宇宙清まりて、左の御目を洗い給うた時になりませる神が天照大御神にましますのであります。この神話によって明らかなことは住吉大神は天照大御神の霊統を継ぎ給う万世一系の天皇国日本を守護し給う神様にましますのであります。

 生長の家の御教えは昭和5年の頃、谷口雅春大聖師が兵庫県の元住吉神社にて毎朝祈りをしておられた頃に、霊感を得られ、更にそれまでに修行勉学せられた上でのお悟りによって始められた教えであります。然もそれは一宗一派の宗教ではなく、万教帰一の御教えであります。生長の家では実在界(本当に在る世界)は善一元・完全円満の実相世界であると説かれています。

 この大調和・善一元の世界が本当の世界であるという生長の家の御教えを、日本国内はもとより、全世界の全ての人々に広め伸べることによって、争いのない、豊かな大調和の世界を実現することが出来るのであります。このような大調和の御教えを基として生長の家の運動方針は、人類光明化運動・国際平和信仰運動として強力に展開されているのであります。

 秋の総本山は美しく紅葉で彩られてありました。限りなく美しい総本山でありました。
此処は私の真実の魂の古里であります。合掌再拝。