3月24日

 3月22日、自宅の近くにある名古屋市博物館に『聖徳太子展』を見に行きました。
太子の自筆と言われる「法華経義疏」など、国宝や、御物や、重要文化財など170
点が展示してあり、荘厳なものでした。 
 聖徳太子は推古天皇の摂政であられ、海外からの文化をとりいれ、特に仏教に深い
理解を示されて、後世の仏教の教えの規範となられました。

 また有名な『聖徳太子憲法十七箇条』は、現代の政治的な意味とは少し違いはあり
ますが、その第一ケ條「以和為貴(和をもって貴しとなす)」と第二ケ條「篤敬三寶
(篤く三宝を敬うべし)の教えは、悠久の昔から自然のうちに日本民族の間に根付い
ている所謂「神道」という大和の文化の中に、万教帰一の形で仏教という他国の宗教
がとりいれられているとの印象を深くすることが出来ました。今日は意義深い休日で

した。