5月11日

「聖使命会費取扱者」の皆様に心からなる感謝を捧げます。

合掌ありがとうございます。
 生長の家の御教えは今から七十二年前の昭和五年に谷口雅春先生によって人
類光明化運動として始められました。その当時は谷口雅春先生はまだサラリ−
マンでいらっしゃいました。その境遇の中で私財を捧げて『生長の家』誌千部
を月々印刷発行されたのでありました。そして御自分のポケットマネ−で、こ
の運動を進めて行かれたのでありました。
 そしてこの御教えは次第に日本全国に、また海外諸国にまで広まって行きま
した。
 こうして各地に会館や組織が出来、色々の宗教行事を行うことにもなり、遂
に昭和二十九年に開かれました全国の信徒代表の集まる会合の折りに、谷口雅
春先生は重大な御発表をなさいました。
 そのお言葉は「生長の家の人類光明化運動のパテントを信徒諸君に譲ります」
という意味のお言葉でありました。
 そして同時にその時「聖使命会」なるものが発足したのであります。それは
誌友達自身が資金を出し合って、この人類光明化運動を進めて行くという重大
な歴史的な出来事の出発でありました。
 それ以来、全国各地の相愛会・白鳩会・青年会の組織の中に「聖使命会費取
扱者」が続々と生まれ、現在愛知教区には約一五〇〇名の取扱者がおられます。
 そしてこの取扱者の皆様には大変な御愛行を続けておられるのであります。
本当に感謝で頭が下がります。
 毎月毎月、聖使命会費をいただきに会員の家庭を訪問さたり、また誌友会の
折りに持って来て下さる方の会費をいただくこともあり、毎月「聖使命会費奉
納祭」をおこない、申し込み書に記入して教化部に報告し、また会費は郵便局
の口座に振り込みをするなど、本当に貴い愛行を続けていただいているのであ
ります。
 同じ人が何年も何十年もこの貴い愛行を続けていられる方もあるのでありま
す。少しも自分の利益のためではなく、ひたすらに生長の家の御教えの発展の
ための御奉仕であります。まことに誠に貴い御愛行であります。本当に本当に
ありがとうございます。
 最近は老齢になられて納入が滞ったりすることもあり、また会社の転勤や、
仕事が多忙のために毎月納入が出来ない事情の方もおられる等、いろいろな事
情があるにもかかわらず、そのような中におきましても
「聖使命会費取扱者」の皆様には真心を尽くして、愛行・御奉仕を続けて下さ
っておられる有様を拝見致しますと、唯々感謝を申し上げる外に言葉がござい
ません。本当に本当に「聖使命会費取扱者」の皆様、ありがとうございます。
ありがとうございます。
感謝合掌(良本峯夫拝)