6月20日(『大空のサムライ』と『宮本武蔵』

『大空のサムライ』と『宮本武蔵』
 鹿児島にいる次男から小包が届きました。開けてみたら何と坂井三郎氏著
『大空のサムライ』上下2冊が入っていました。坂井三郎氏は大東亜戦争中
に海軍の零戦に乗って方々の戦闘に参加したことの詳細な記録とその感情を
この本に書き残しています。

 次男はこの本を親父に見せたかったのでありましょう。私が大東亜戦争中
に海軍の飛行機乗りであったことを息子は知っていたものと思います。小さ
い頃からよくそんな話しをして聞かせていましたから。
 私はこの本があるということは知っていましたが読んではいませんでした
ので、これからぼつぼつ読もうかと思っているところです。

 次男が本を送ってくれましたので、そのお礼に早速近くの本屋へ行って、
文庫本で吉川英治氏著『宮本武蔵』全8巻を買って送ってやりました。この
本は私が小学校5年の頃出版された本で、熱心に読んで大変感銘したことが
あり、その後も数回読んでいますので、その内容はそのまま私の記憶の中に
収まっています。少年の頃に読んだこの本は、私の人格形成に大きな影響を
あたえてくれたと思っています。来年、平成15年のNHK大河ドラマでは
この本『宮本武蔵』が放映されることになっているようです。

 『大空のサムライ』と『宮本武蔵』、なんという豪華な感動的な素敵な取
り合わせでしょうか。これだから人生劇場はは面白くてやめられないですね。
嗚呼、胸がときめきます。