7月18日(ISO14001審査にパス)

ISO14001−−審査にパス。
 生長の家愛知県教化部では、去る6月27日に「ベタ−リビング社」から3名の専門家が来られて、ISO14001の審査がありましたが、昨7月17日に生長の家本部からの電話連絡で、審査にパスした旨の通知がありました。この通知を受けて私共はほっと安堵すると共に、より一層の緊張感を覚えました。これから先も、もっともっと環境に注意して生活してゆかねばならぬと思いました。

 地球環境保全ということは今の世の中にとって極めて重要な課題であります。世界の宗教界でも非常に大きな関心事であり、宗派に関わりなく、信者を始め多くの人々に環境保全の重要性をうったえて行かねばならない時であると思います。
 
 生長の家では、昭和5年(1930年)の立教の当初から、物を大切にするとの教えに基づいて生活することを宗教生活の基本としています。例えば「『生長の家』家族の祈願及修養」の第4項には次のように記されています。

 「吾らは野を、野の花を、み空を、み空の星を、蒼海(あおうみ)を、大地を、火を、水を、一切の大自然と生物とを観るに、その背後に神の生命の円相を観、その生命を敬し、礼し、愛し、苟(いやしく)も浪費せざらんことを期す」と。

 最近は日本国政府も力を入れて取り組んでいるようですね。毎週木曜日には電子メ−ルで首相官邸(http://www.kantei.go.jp/index.html)から送信がありますが、今日7月18日には「大臣のほんねと−く」「一緒に省エネルギ−を考えませんか?−−経済産業大臣−平沼赳夫」というのがありました。その中に次のように書いてありました。

 「たとえば、全所帯でエアコンの設定温度を冷房では1度高く、暖房は1度低くするだけで、四国の全所帯のエネルギ−消費量と同等の省エネになります。また、その分の炭酸ガス排出を、植林によって補おうとすれば、東京都の面積に杉を植えなければなりません。さらに、お得なことに、一所帯あたり光熱費は、一年間約3.300円の節約になります。−−−」等と。

 京都議定書からアメリカが抜け出したことはまことに残念なことですが、心ある人、宗教家はこの地球環境保全の問題を真剣に考え、世界中の人々に訴え続けて行かねばなりませんですね。そして次世代へと美しい地球をバトンタッチして行かねばなりませんね。最近、私が心から尊敬している方から暑中見舞いをいただきましたが、その中にこう書いてありました。「私たち一家は冷房のない家で元気に暮らしています」と。このような生き方をしていられる人もあるのですね。山川草木国土悉皆成仏・有情非情同時成道!!
合掌礼拝。