1月1日(新しい年の始めに祈る)

新年明けまして おめでとうございます。

 先ずもって、日本御皇室の弥栄と御安泰をお祈りさせていただきます

そして世界中に大調和が実現致しますよう心をこめて祈り奉ります。
 世界中の民族・国家・宗教は皆それぞれ独特の個性を持ち、長い歴史の中で文化伝統を築き挙げて来た
のであると思います。
 お互いに他の個性を尊重し、美点を見つけて誉め合うような生き方をするならば、世の中から争いは無くなり、大調和の世界が訪れるものであると信じます。
 これは難しいことでしょうか。人は皆ひとつの神様から生まれ出たものでありますから、生命の奥底では皆兄弟姉妹であります。兄弟姉妹でありますから、本来仲が良いのが当たり前であります。
 生長の家は大調和の教え、万教帰一の教えであります。世の中のありとしあらゆるもの、生きとし生けるものの実相は皆、神様の自己顕現でありますからお互いに生かし合っているのです。それは人間世界のみならず、動物も植物も皆、生かし合っているのです。お釈迦様はいみじくも仰せられました。山川草木国土悉皆成仏・
有情非情同時成道と。
 平成15年・皇紀2663年・西暦2003年の新しきこの年、「人間神の子・全ては一体」「万教帰一」のこの生長の家の教えを、日本国中のみならず世界全体に広め述べて行くことを年頭に当たって決意するものであります。