12月25日ー2(アメリカ牛に狂牛病発見、人間は生き方を考えなければ)

アメリカでBSE(狂牛病)初感染牛を発見

 テレビや新聞記事を見ています。アメリカで初めて狂牛病感染のホルスタイン種の雌牛が発見されたようです。日本の政府は直ちにアメリカからの牛肉輸入禁止の措置を講じたようです。
 アメリカには何と約一億頭の牛がいるようです。その一頭々々について検査をするということが果たして出来るでしょうか。
 このニユースは日本では歳末大売り出し中のデパートや商店にとって大きな衝撃となったようです。そう言えば先年、日本国内で狂牛病が発見された時には、レストラン等では客足が遠のいて大きな損失があったようです。その後数ヶ月後には落ち着きを取り戻しはしましたが。
 日本の景気回復が切望されている今時、アメリカの狂牛病発見と輸入禁止措置は景気回復に少なからぬ影響を与えることが懸念されているようです。
 しかしここで私は宗教的感覚からこのとを考えています。四つ足の牛を食用にするという人間生活のことです。山川草木国土悉皆成仏・有情非情同時成道はお釈迦様の言葉です。今、地球環境はどうなっているでしょうか。牛を飼うには膨大な牧草地が必要です。そのために自然の山や森林を破壊してきました。地球環境保全のことが深刻に叫ばれています。ISO14001を生長の家は取得しました。
 また宗教的感覚による生き方にとって、果たして四つ足の動物を食用にするという生き方を人間は今後も永久に続けていってよいものかどうか。
 この辺で、人間の生き方を深く考えなければならないのではなかろうか。
 今日は以上のようなことを考えて心を悩ませています。