6月19日(ベレー帽の功徳か)

 木曜休日、教化部の早朝神想観(龍宮・平和・普賢観)(参加者23名)の後、英和文『聖書』「使徒行伝」ACTS4、を勉強。あと泌尿器科医院へ診察に行く。前立腺肥大はほぼ治ったらしい。それでも薬20日分をもらう。
 そして近くの大須の町の床屋に行く。まあこの床屋さんの深切なこと、髪の方は早めに終わったが、あと耳掃除、鼻毛切り、肩たたき、こちらは気分良く居眠りすること約1時間、これでも4000円で、あめ玉2つもらって気分爽快。
 その後、地下鉄に乗って松坂屋美術館に「第25回 日本新工芸展」を観に行く。宣伝文には「多様化する工芸美術の中にあって、美と生活の調和をテーマに(中略)生活を豊かにするための造形美を創造する陶磁器、金工、染色をはじめ、人形、七宝など日本新工芸家連盟の担い手たちの意欲作約150点を展観」とあるのに惹かれての見学。
 中に入って、まことに見事な作品展に感動、今度生まれて来た時には自分も芸術家になりたいものとしみじみ思う。
 背広はクリーニングしたばかりのものを着、頭にはベレー帽をかぶり、顔は床屋から直行のてかてかの美顔(?)の故か、案内嬢が何か私をその道の先生格の人と見間違えたのか、しきりに深切に案内してくれるではないか。こちらも戸惑ったが、やがて彼女も、そうではないと気づいたのか、丁寧に会釈をして向こうの方へ行った。
 吾れ静かに思えらく。これはベレー帽のなせるわざか。或いは功徳というべきか。帰りは市バスに乗ってのんびりと。帰宅してはゆったりと昼寝を楽しむ。今日は良い日でありました。ありがとうございます。