1月13日ー2(昭和50年1月13日は忘れられない日)

 今から29年前の昭和50年1月13日という日は、私にとりましては、感動と感激、忘れられない日です。嗚呼、今日はその1月13日です。今から29年前のことです。生長の家九州別格本山(当時)に東京から、谷口雅春先生と輝子奥様が引っ越して来られたのです。
 その日は今日と同じように、冷たい風が吹いてとても寒い日でした。近郷近在から大勢の信徒さん達が一目、谷口雅春先生御夫妻様にお目にかかりたいと集まって来ました。新築成ったばかりの総裁公邸のお庭は信徒さん達でいっぱいになりました。
 この日のために近くの小学校から朝礼台を借りて来て、玄関先に置いてありましたが、その朝礼台にお立ちになって先生は御挨拶をなさいました。信徒さん達は感動で胸が一杯になりました。何という尊い有り難いことでありましょうか。
 谷口雅春先生御夫妻様が総裁公邸にお入りになったことで、宇宙がぴたっと静かになり、清まったという感じを私は受けました。
 それ以来、先生には練成会で直接御指導御講話をいただきました。先生の御出席の折にはいつでも奥様がおそばに寄り添っていらっしゃいました。そしてまた龍宮住吉本宮・鎮護国家出龍宮顕斎殿並びに龍宮住吉霊宮、七つの燈台等の建立のための直接御指導をいただきまして、今の総本山が出来上がったのでありました。1月13日という日はとても尊い忘れられない日であります。