4月1日(空手還郷・早朝神想観)
4月1日 今朝 教化部の神想観・聖経『続々甘露の法雨』読誦が終わって 後ろを振り返ったら いつも来ている老婦人が 風呂敷の中から 何やら お菓子の箱を出して みんなに振る舞い出した 「皆さん 今朝は 早朝神想観 実修一年の 記念日です このお菓子を 召し上がって下さい」というものだった。
僕自身も思う 毎朝 地下鉄 一番電車 に乗って 教化部に来て セコムをはずして 事務所に入り 鍵を3度 カ−ドを2度 差し込んで 道場へ行き スト−ブと 温湿器 をつけ マイクをセットし 座布団と椅子の並びを 確認し 更に 信徒さんの神癒祈願と 各組織の運動目標達成の 祈願事項を 確認して 自室に入る。
神想観が始まるまでの 約25分間 キリスト教の 英和文『聖書』の勉強 英単語を 辞書で引くこと なかなか時間がかかる 一々単語帳に 書き込んでいるが この単語帳は 将来 子孫の誰かが 『聖書英語単語帳』として 世に出版するかも知れない 貴重なものだと 僕は思っている。
この勉強は 3年前から毎朝やっているのだが なかなか進まない 英単語を 同じ単語が出てきても 覚えていないから 単語帳を見たり 辞書を引いたりで 毎朝 聖書の 1節か3節ぐらいしか 進まない。
やがて信徒さん達が 車や 自転車や 地下鉄に乗って 道場に来る 少し道場内が にぎやかになる 時間となれば 僕は道場に入り 座席に着き 実相軸の前に坐し 礼拝して 皆さんと 向かい合って 神想観実修である。
神想観は 基本的神想観が 主であるが 時に応じて 聖典『新編聖光録』の記載順に 各種の神想観を随時実修している。
『神を讃える神想観』 『蓮華日宝王地観』 『如意宝珠観』 『浄円月観』 『観普賢菩薩行法』 『四無量心を行ずる神想観』 『自己礼拝の神想観』 『和解の神想観』 『神を愛する神想観』 『随時随所神想観』 『最も簡単にして本質的な神想観』 『絶対者と一体になる神想観』 『就寝前一切を許し感謝する祈り』 『睡眠中に神の智慧を受ける祈り』 『朝、目覚めた時の祈り』 『朝、太陽に向っての祈り』 『竜宮・平和・普賢観』 『大日本神国観』 『伊勢神宮の神前に於ける神想観』 『日本国実相顕現の祈り』 『人類光明化運動推進のための祈り』 『住吉大神宇宙浄化を祈る神想観』 『遠隔思念の一形式』 『世界平和の祈り』
この『世界平和の祈り』の中で 自衛隊のことを 次の如く祈っているのである。
「イラクに派遣の 自衛隊員は 地元の人達に 歓迎され イラクの復興に 貢献し 更に世界の平和に 貢献し 任務を果たし 神様の御護り 御導きのもとに 無事安全に 帰還することが出来るのである」と。
聖経は 『聖使命菩薩讃偈』の次に 『甘露の法雨』 『天使の言葉』 『続々甘露の法雨』を毎朝順番に 読誦している。
朝の神想観・聖経読誦が終わると 皆さんは 各自の座布団を片づけて さっと道場を去るのである それぞれの職場に行き 家庭に帰る その去りゆく様が 何とも 美しいのである “空手還郷”(くうしゅ げんきょう) とはこのことか。 美しきこと限りなしである。
