6月17日(大聖師谷口雅春先生19年祭に際して 御生前の卆寿お祝い式典の折りの お言葉を拝して)

本日 平成十六年六月十七日は
大聖師谷口雅春先生の十九年祭です。
 私は御生前の大聖師さまの御徳を偲び奉り 当時の私の日記帳を開いてみました。それは大聖師さまの卆寿のお祝いの日の日記です。次のように書いてありました。このような自分の日記をHPに載せることを 躊躇しましたがーーー 載せました。

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昭和五十七年十一月二十二日 月曜 晴
谷口雅春先生卒寿祝賀 生長の家秋季記念式典
大勢の信徒達参加せり。
谷口雅春先生は昨年の時よりも一段と 非常にお元気に車椅子にてお出でになった。みんなの前で次のようにお話し下さった

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 「人間の生命は永遠である。私の生命も永遠である。皆さんの生命も永遠である。
 総裁邸に“はぜもみじ”の木があるが 秋は美しく紅葉するが やがてそれは枯れて落ちてしまうが 決して死んだのではなく 来年には更に年輪を増して 春には青葉をしげらせるのである。
 総裁邸に“しぶ柿”の木があって 赤い実をたくさんつけてゐたが 誰かが或る日 皆ちぎって 一つも無くなってゐた。
 
 現象は絶へずうつりかはるものであるが 来年の春には また若葉を茂らせて 秋にはまた実を結ぶのである。
 
 私の肉体も いつかは 皆さんの前から 姿を消すこともあるが 決して死ぬのではない。二代目 三代目 四代目の子孫がちゃんと出来て 私の後を継いでくれてゐるのである。
 
 生まれかはったら また皆さんとお会いすることが出来るのである。それは前世の記憶は失はれてゐるが 然しまた何度でも皆さんと会ふことが出来るのである。私は決して死なない。永遠の生命であります。皆さんもまた 決して死なない永遠の生命であります。

  今日は私の誕生日のお祝ひに多勢来ていただきまして 誠に有難うございます。卒寿といふのは 卒業の卒といふ字から来てゐるのであります。いつかは 人生を卒業する時が来るのでありますが 決して死ぬのではないのであります。永遠生き通しが人間であります。」
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右のようなお話しをして下さった。皆 感激して泣いた。