11月8日(心の虚ろ 見つめる心 思いやる心 こんな心があるよ)

虚ろ(ウツロ)な心を 見つめている こんな心があるよ
 虚ろな心が 意識のすべてを包んでいる どうも一日中 その虚ろな心は 消え去らない 元気を出そうと思っても 出てこない 責任問題であるぞ 汝にすべての責任はあるぞ それは解る その通りだ 誰の責任でもない 汝の力不足か その通りだ。
 
 汝の努力が足りなかったのではないか その通りだ 今になって思えば もっと努力
しておけば良かったのだ 申し訳ないと思う ほんとにそう思う また恥ずかしいと思う その通りだ。

 他人と比較されて はずかしいと思う その通りだ この虚ろな心は どっしりと 心の重しとなって のしかかって 心から離れぬ 何を見ても虚ろ 何を食べても虚ろ この虚ろ心が 朝から晩まで続く あの時 虚ろな心は 尊いひと様を 軽視したようなことをしてしまった 申し訳ありません それを今 気付く この思いがまた 心の虚ろをいっそう深めている。
 
 ところが不思議 風呂に入って 温もっていると ふと気づく この虚ろな心は いつまで続くのだろうか 今日一日で終わるのか 今後何日も続くのかと 虚ろな心を 見つめている心が また別に 心のうちに在った これは不思議なことだ 心の内に 「虚ろな心」と 「虚ろを見ている心」とがあった。主観と客観とでも言うべきか。

 風呂の暖まりは 興味深い またまた それらの心を 「興味深くみる心」「思いやる心」が また別にあった これは面白い これは 不思議だ ふふーん 心とは面白いものだなあ。 まだまだ その先にも 大きな心 不思議な心が あるかも知れぬなあ。