12月22日(歴史を感じました。法燈継承)

合掌 ありがとうございます。
 「与える生活から世界の平和へ」と題する平成18年度「生長の家相愛会・栄える会合同全国大会」のチラシを拝見した時、私は“歴史の流れ”を魂の奥底に感じました。チラシには全国大会の御指導は「生長の家副総裁谷口雅宣先生・白鳩会副総裁谷口純子先生」と表示してありました。私は30年ほど前のことを思い起こし、その当時の私の日記帳をひもどいてみました。
 
 昭和50年1月13日に谷口雅春先生・谷口輝子奥様は東京から長崎に引っ越して来られて総裁公邸にお住まいでいらっしゃいました。
 昭和55年の私の日記には、5月1日からのの全国大会には上京されず、谷口清超先生御夫妻さまが全国大会を御指導されたと記録してあります。その年以来、25年間、全国大会は谷口清超先生・谷口恵美子先生の御指導でありました。
 
 そして平成18年のこの年の全国大会は、谷口雅宣先生・谷口純子先生の御指導ということになりました。ここに私は厳然たる法燈継承の神意を感じます。
 更に私は日記帳を開き読んで深い感銘に打たれました。昭和55年の2月13日の日記です。

ーーーーーーーー(日記原文のまま)
二月十三日 水曜 晴 今日から団参はじまる。
 先づ 谷口雅春先生の御講義あり。先生は公害問題の話しをされ、このまま人類の奪ふ精神が続けば 人類は絶滅すると言はれ、今こそ、あたへればあたへられるといふ精神をもとにした科学が発達すべき時が来てゐると言はれた。それは神想観によって神の叡智を引き出して来なければならないと説かれた。
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 25年前のこの日記を読んで私は心打たれ、兵庫教区の機関紙『八祥の光』平成18年1月号に副総裁谷口雅宣先生御寄稿の「よいコトバで地上を満たそう」の御文章を思いました。その御文章には次のようにあります。正に御教えの継承が此処にもあると感を深くしました。

「ーーーーー今日の世界の諸問題は、他から奪うことで人間の幸福が訪れると考える唯物論的世界観から発していますーーーーー」
「ーーーーー私たちは今こそ同じ法則を逆の方向に使い“与えよさらば与えられん”を実践することで、迷いと迷いの衝突を防ぎ、人間神の子の眞理を実生活に表現していかねばなりませんーーーーー」