10月31日(峯夫よ 貴様は何という 幸せ者か)

峯夫よ 貴様は何という幸せ者か 貴様のこれまでの人生というものは 本当に素晴らしいものであったねー。
貴様は若いとき 今も若いが 戦時中 純粋な気持ちで お国のために命(いのち)を捧げたね 本当に命を捧げたね 肉体は残っているけれども 命は捧げ尽くしたね そのことが 貴様の人生を作ってきたのだね 命を捧げたということは 現世においては もう何も要らぬということだね 地位も名誉も財産もそんなものは要らぬ ということだね 

戦時中に命捧げてと 偉そうな表現に聞こえるが 別に偉そうに思っていたことではないね 当たり前に 普通に それが貴様の生き方だったのだね つまり 貴様は死んだのだ それは 現世の命を超えて 超生命を生き続けて来たんだ そして それが 現世の中に居ながら 現世を超えて 今も生きているんだね 

嗚呼 貴様の「今」の姿が此処にあるね この写真を見よ なかなか やるじゃないか 貴様の命が輝いているぞ 此処は 何処だ 
此処は 住吉の神様の 御許だ 地球の方角で言えば 西の彼方だ 西彼だ 西の海の 西海市の 西彼町という所だ 此処で貴様は 生きてきたのだね そうだ 此処で生きて来たのだ 貴様の その顔 嬉しそうな表情をしているね そうだなあ この顔は いい顔だと 貴様自身が思っているような顔だ 

人生80歳 貴様は一体 これから先 何をして 生きて行くつもりか 何もしない 唯生きて行くつもりか 肉体を超え 現象を超え ひたすらに 生と死を超えて あの 神様の聖なる生命を 生きて行くつもりであろうなあ 其処には 唯喜びがある この「笑顔」がそれであろうなあ 貴様は 幸せだなあ その笑顔から 無限に力が湧いて 出てくるのであろうなあ 

峯夫よ 貴様は本当に 幸せな男だ 偉大な人間だ これからも 永遠に その笑顔で生きて行け。