2月1日(17年前の八祥練成会の想い出和歌集)

合掌 ありがとうございます。
 兵庫教区に居た頃、西脇道場では「生長の家八祥練成会」が行われていました。その練成会では「和歌つくり」の時間がありました。練成員の皆さんが心を籠めて和歌を詠み、それを集めて「和歌集」を練成主任の竹中史郎さんが編集作成していました。
 その和歌集は第1集は「第167回生長の家八祥練成会(平成3年4月)」の折のもの、そして第28集(平成6年3月・第195回八祥練成会)が最終の和歌集でした。八祥練成会はその翌月から会場を神戸市の教化部会館に移動することになりました。
 その「和歌集」が荷物の整理をしていましたら出てきましたので、まことに相すみませんが、私の和歌だけを此処に載せることにしました。どうぞ宜しく。合掌再拝。

平成3年
ありがとう ございますとの 声ひびき 杉原川は 清まりにけり
練成の 宇宙浄化の 献労の 声高らかに 天にこだます
この問題 わが全力を 傾けて 解決すべし 光見えたり
西脇の 発祥の練成の 輝きに 神の子たちの 実相今ひらく
わがいのち 燃えつくしてぞ 止むと知る 生ける限りは 突き進むべし
生命を かたむけつくして いざ行かん 神ながらの道 一すじの道
献労で 力いっぱい 働いて 玉の汗かき 西瓜を食べる
玉の汗 流るる果ての 献労の 西瓜の味は 格別なりき
裏山の 静かな風の おとずれに 西脇の庭は 秋を迎へぬ
やきいもは おいしかりけり 献労の 焚火のまわり にぎやかにして

平成4年
あらたまの 年を迎えて あたらしく 生まれかわりたる 練成員うるわし
吾が内に 無限があると 教えられ 草を引く手に 力みなぎる
西脇の 練成会の 名物は 献労作業と やき芋とこそ
真顔にて 和歌詠まんと 空を見る 乙女の姿 尊とかりけり
わが園は 花のさかりと なりにけり みほとけ出でます 春を迎えて
公園の 草を引きつつ みづからの 心の草をも 引き抜きにけり
生命は 永遠なりとの 講話のあとに 義父の訃報を 電話にて聞く
へそ公園 ここが宇宙の 中心ぞ 八祥練成 献労たのし
そのなかに 一つになりて とけこめば 炎天作業も また気持よし
献労は 久しぶりぞと にぎやかに 草引く手にも 力こもりて
はるばると 長崎の地より 練成に 来たる友あり よろこび迎う
十二月の 八祥練成に 参加して 平成四年を 感謝で終る

平成5年
酉年は うまし年なり 初春に 日嗣の御子の お妃きまる
酉年は うまし年なり 初春に 長鳴鳥の 声の聞こゆる
何ごとも 唯神様の お導き 神想観に ひたすらはげむ
厳寒を 吹き飛ばすごと 八祥の 練成道場に 笑いの声す
御生誕 百年の年 発祥の 練成会は いよよ燃え立つ
生命は 時節至れば 花ひらく 今日の献労 桜花の下で
限りなく 人は生きる ものなりと 若き講師会長の 講話は光る
雨に浄め 空うち晴れて 日の本の 日嗣の御子は 結婚し給へり
献労は 悟りに至る 近道ぞ 滝の如くに 汗を流しつ
大いなる 本田先生 帰り来て 発祥練成 いよよ浄まる

平成6年3月(八祥練成会の最終月)
西脇の 山に向かいて すこやかに あれと祈りつ 練成を閉づ