6月2日(麦の穂の不思議)

 東京のド真中の明治公園を取り巻く垣根(幅約3メートル・長さ約200メートル)の中に麦の穂がいっぱい茂っているのを見かけました。
 これは一体どうしたことだろうかと、不思議に思いました。しかしその麦の穂は肥料分が少ないらしく、枯れているのや、倒れているのや、小さくて育っていないのや、とても収穫出来そうには思えませんです。
 この麦、一体誰が種を蒔いたのでしょうか。自然に風に乗って、一粒の麦の種が、何処からか飛んできて、それが年を重ねてだんだん垣根に広がっていったのでしょうか。
 そんな思いにふけるひとときでした。東京の町のド真ん中にもロマンがありますね。