8月15日(愛国青年ー峯夫ー終戦の日を思い起こして)

大東亜戦争 終戦 64年目
合掌 ありがとうございます。
 また大東亜戦争の終戦記念日が巡って来ました。あの日のことを思い起こして魂が打
ち震える思いが致します。
 昭和20年8月15日、私は海軍航空隊の特攻要員として、茨城県の霞ヶ浦海軍航空
隊にいました。連日の特攻訓練に明け暮れていました。
 そしてこの日、天皇陛下の終戦の御詔勅のラジオ御放送を拝聴致しました。しかし私
の所属の飛行隊は、終戦後の7日目頃に、かねての命令通り、特攻出撃を目指して北海
道の千歳空軍基地に移動しました。しかし此処には特攻機はありませんでした。そうし
たらまた命令がありました。美幌の航空基地に移動せよと。美幌に行きましたが此処に
も特攻機はありませんでした。毎日なす事もなく空ろな日を過ごしていましたら、また
命令が来ました。
「戦争が終わったから帰郷せよ」との命令でした。
私は北海道から各駅停車の汽車に乗って九州の宮崎へと帰郷しました。
その後色々な人生を体験して64年後の今日に至っているのでありますが、今でも自分
自身ではっきり言えることは、
“天皇国日本・お国のためにいのちを捨てる”信念です。
これはあの青年時代に特攻隊員として訓練に従事して来た純粋な精神が、今日までいさ
さかも変わっていないことを自分自身で認めています。
「お国のためにいのちを捨てる」です。私はこの信念を誇りに思っています。
今日は終戦記念の日「愛国青年・良本峯夫」が此処に生きています。合掌再拝。