3月11日(感動の『法華経解釋』拝読)
『法華経解釋』を読んでいます。「はしがき」に谷口雅春先生が次のようにお書きになっておられます。
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「大体、生長の家の教へは一宗一派の宗教ではなく、すべての人間が一つの大生命を本源として生まれて来たものであるから、その本源を一つにするすべての人間の魂が救はれる宗教的真理も一つでなければならないと云ふ見地に立つ萬教共通の真理を説いて来たのである。この萬教に普く通ずる門といふことを「普門」と称ふのである。法華経に於いて、「観世音普門品」に観世音菩薩の功徳が強調して説かれてゐるのは法華経そのものが萬教に共通して人間の魂を救済する即ち普門示現の神髄の真理を説いてゐるからであります。佐藤勝身翁も方便品にある「諸佛は語異なることなし」といふ聖句を解釋して「真理は唯一つであると云ふことであります」と書いてをられる。
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まことにまことに『法華経』に説かれてい真理は、人間神の子・仏子なりとの真理そのものであるとの感を深く深く感じました。
有り難いことであります。感謝合掌。
