3月15日(『法華経解釋』を読了しました。次は『碧巌録解釋』です。)
『法華経解釋』を拝読し終わりました。素晴らしいです。感動でした。
その中の「如来寿量品・自我偈」のコトバに感銘しました。(p363)
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我諸々の衆生を見るに、苦悩に没在せり。
故に為に身を現ぜずして、其をして渇仰せしむ。
其の心の恋慕するに因りて、乃ち出てて為に法を説く。
神通力是の如し。阿僧祇劫に於いて
常に霊鷲山及び余の諸々の住処に在り。
衆生、劫尽きて、大火に焼かるると見る時も
我が此土は安穏にして天人常に充満せり。
園林諸々の堂閣種々の寶もて荘厳せり。
寶樹華果多くして、衆生の遊楽すろ所なり。
諸天天鼓を撃ちて、常に衆の伎楽を作し、
曼陀羅華を雨ふらして、佛及び大衆に散ず。
我が浄土は毀れざるに、而も衆は焼け尽きて
憂怖諸々の苦悩、是の如き悉く充満せりと見る。
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常に神想観を実習して実相を観ることの大切さ、そして生長の家人類光明化運動・国際平和信仰運動そして地球環境保全の運動の大切さをしみじみと感じました。
私はここ1ヶ月の間に谷口雅春先生御著書の『大般涅槃経解釋』『維摩経解釋』『無門關解釋』と、谷口雅春先生と佐藤勝身翁共著の『法華経解釋』の御本を拝読して来ました。素晴らしい万教帰一の御教えの尊さをあらためて感じました。
次は谷口雅春先生御著書『碧巌録解釋』を拝読致します。合掌再拝。
