4月1日(『碧巌録解釋』を読了し谷口雅春先生・輝子先生を偲ぶ)
『碧巌録解釋・後編』読了しました。感動々々でした。ありがとうございます。
お終いの“『碧巌録』終講の辞”の中に(P856)谷口雅春先生は次のように書いておられます。
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それでは「左様なら!!」とニッコリ笑って、皆様とお別れ致しましょう。しかし今別れても次の境涯で皆様と再會する時機が屹度来ると信じます。私は今年(編註・昭和六十年)四月の何日でしたか、好天に恵まれまして、「西海橋」と、その別れにふさはしい再會を約したやうな名称の、長崎に住んでゐる人なら誰にでも再會のできる西海橋公園に参りました。その日は見渡す限り櫻花爛漫と咲き揃ってゐる公園で、昨年此處で出會つた人々とまた今年も斯うして再會できる喜びを祝ったことでありました。
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(この日の峯夫の日記ーーー「昭和六十年四月六日・花曇り、谷口雅春先生・輝子奥様には午前中、西海橋にお花見に行かれた」)
次に私が読むべき仏典講義の御本は、谷口清超先生御著書の『正法眼蔵を読む』「上・中・下・拾遺」の4冊ですね。楽しみです。ありがとうございます。
