8月1日(終戦の時を思う)

今日から8月です。僕は8月になりますとどうしても昭和20年の8月のことを想い出すのです。それはその当時、私は旧日本海軍航空隊の特攻隊員として霞ヶ浦航空隊にて、連日特攻訓練に明け暮れていました。日本青年としてお国のために身を捨てるということは光栄この上もないことでありました。“いのち”を捨てることについて恐怖の思いなど少しもありませんでした。
 しかし8月15日、“戦争をやめる”と
天皇陛下の御詔勅を拝聴致しました。
そして日本軍隊は御詔勅の通り、戦争を終えました。
 私はその後いろいろな人生を体験しましたが、幸いにして生長の家の御教えをいただき人生の生き甲斐を見出しました。私の今日があるのはひとえに生長の家の御教えのおかげです。感謝しても感謝しても、感謝しきれませんです。有り難いことです。
 8月になりますとどうしても必ず以上のことを想い出すのです。
世界が平和になることを心からお祈り致します。合掌再拝。