1月28日(鶏の平安を祈ります)
鶏は神鶏です。天安之河原にて“此處結構”(ココケッコウ・コケコッコウ)と鳴いて天地の黎明を告げ、暗黒世界を光明世界に変ずるコトバを発した神鶏です。古事記の神話によれば、速須佐之男命が悪戯いっぱいに為し給うた時に、天照大御神様にはそれを咎め給うことなく、酒に酔いてこそと、いたわり給えども、尚いたずら止まず、遂に天照大御神様には天石屋戸を差し立てて籠もり給う。かくて高天原は暗黒となり、葦原の中つ国も悉く暗くなり、よろずの災い立て続けに起こる。
この時八百万の神、天安之河原に、神集い給いて、高御産巣日神の御子の思兼神に祈らしめ(神想観)、常世の長鳴鳥を集えて鳴かしめ、諸々の光明無限のコトバを発せしめ給い、更に高天原を揺すりて、笑いの大会を為し給えば、遂に天照大御神様には岩戸を開きて出でまし給えり。かくて高天原も葦原の中つ国も、明るく照り輝く世界となりたり。これ鶏の鳴けるコトバの功徳なりと云うべし。
この故に日本民族は鶏を庭鳥となして、可愛がり、生かし合い、その生める卵を美味しく食べて今日に至れるも、不可思議なるは今の世は、鶏にインフルエンザのはびこりて、数多くの鶏を殺めて土中に埋め尽くすが如き人の世となれり。可哀相なるは鶏よ。
ーーーーー鶏 平安の祈りーーーーー
神様、あなたの無限の愛を我が家の鶏の上に、日本國中・世界中の鶏舎の上に注ぎ給いて、その御愛をもって鶏たちを引き包み給い護り給え。
神の無限の愛、今全ての鶏の上に、鶏舎の上に降り注ぎ給いて、鶏たちを護り給う。鶏たちは神の愛に護られ、ココケッコー・コケコッコーと無心に悦び鳴いて、美味しい卵を産卵して健康に生き続けるのである。
鶏たちは神様の護りによりて、如何なるビールスにも犯されることなく、決してインフルエンザに罹ることもなく嬉々として健康に悦び生きるのである。神様の御守りに感謝致します。ありがとうございます。ありがとうございます。
