【出戻り営業部編】巡航見本市の出張

忙しかったブルガリア
平成22年5月22日


◆11月13日 ブルガリア バルナ港
ガラチから丸一日かかって、黒海の沿岸のバルナの港に朝7時入港しました。今日は午後からブルガリア政府の要人、公社や公団の責任者が出席しての歓迎パーティーが開かれました。そのアテンドをしましたが、約250人の皆さんは非常に行儀良くて拍子抜けする位。ただ、色々質問があり英語はともかく、ブルガリア語はその都度通訳を通すので、何処まで真意が伝わっているのか理解できなくてくたびれました。

◆11月14日(日)曇り
今日は一般参観日。 9時ごろより大勢の見物客が乗船し夕方までに約7700人の乗船者だったが、先日のガラチでの大混乱に懲りて事前に警察とも連絡を取り厳重な入場制限をしたお蔭で秩序はとても良く保たれていたし、一番注意していた「盗難」も無く本当にほっとした。
見物客の中にひとりの日本女性がきていた。製品の事を色々質問があり、ブルガリア人と結婚して此処に住んでいる唯一の日本人との事が話をしているうちにわかった。随分頑張っている様子なので、私個人が持っている日本製の風邪薬や胃腸薬を進呈して、さらに食堂の主任に話をつけて「カップヌードル」を数個目立たぬように袋に入れてお渡ししたら、とても喜んでくれて目がうるんでいた。バルナでどんな生活をされておられるか、日本のさくら丸を見てきっと懐かしかっただろうね。

◆11月15日(月) 晴れ
今日は商談日、とは言うものの一般の方も大勢が乗船されて夕方までに6300人の入場者。ブルガリアには代理店があるのでそこの責任者と午後色々と別室で商談、その間呼び出しもかかるし、別の商社から質問が来たりで、てんてこ舞い。商談の結果明日バルナから飛行機でソフィアに飛んでそこで又商談をすると決定。切符は現地代理店が手配してくれて大助かり。れを私一人でやれと言われたら、多分立ち往生しただろう。



バルナ港は当時は撮影禁止されていましたが、こっそりと撮影して後で見たらここは軍港も兼ねていて写真には数隻の軍艦が写っていました。危なかった!!

黒白の写真は現地のカメラマンが撮影して新聞に載せたとか、その一枚を記念に頂いた物です。私ははしっこに写ってます。


 噴水の写真は16日の出発の朝撮っていただいたもの。

緯度的には北海道の旭川辺りの位置で、かなり寒かった記憶があります。