釣って、食って、飲んで、寝ろ!の巻

湖も凍ってます

1月17日 、琵琶湖付近は大雪、長浜ICからは通行止め、とても釣りに行けないような状況の中 せっかくの休みの僕と市村はどこかつりに行けないか考えていた。

市村「そーいや阿木ダムで会社の後輩がトラウト爆釣したらしいぞ!」

爆釣・・・・・なんどその言葉にだまされては玉砕しただろうか・・・。
たいてい話を聞いた後行ってもほげるだけ・・・。
しかし単純な僕と市村はすでに阿木ダムへと青れっちゃで向かっていたのだった。

 しかし外はすでに銀世界 。気温が低い為雪は固まらず、さらさらと粉のようだ。
R19を恵那に向かって走る途中、電車が雪を飛び散らせながら走って行く・・・。
まるで「ぽっぽや」の世界だ・・・・。

阿木ダムについてからポイントまでの道のりがまた大変。
道は完全に凍り付きだれも通っていないため粉雪が20cmほど積もっている。
ここではだれもがドリフトキングになれる。
助手席の僕は楽しかったんだけど(笑)

ポイントとなるインレットまで雪を掻き分け進むも雪のせいでどこまでが陸地なのか 分からない

つれないよー

一歩足を踏み外せばダム特有の断崖絶壁滑り台 の餌食となる。
恐る恐る進み僕はM-1ミノー、市村は小型スプーンで釣り開始。
しかし、あっという間にガイドは凍り付き、フロロ病も発生しリールについた雪が凍 り付き動きが非常に悪くなる。
風が無い為寒さはあまり感じないが、指先が痛い。トラウトを釣ったことのない僕の やる気が無くなるのに1時間もかからなかった・・・で、 1人死亡 ・・・・。

死人1
それにしても、景色は最高にきれいだ!普通、服についた雪は解けてしまうけど、今 日は結晶のまま残っている。
小学校の理科の授業で習ったあの形そのまんま。絶好の観察日和?だ。

市村「まぁ今日は景色を楽しみに来たということで・・・・」

2人目死亡 ・・・・。

死人2

しかしまだAM9:30このまま帰るには早すぎる。
管理釣場にいこうか迷ったが、もともとバスタックルしか持っていない僕が管釣に挑 むのは無謀過ぎる。
で、考えた末に・・・・・

「入鹿池だ!!」

大減水の入鹿池


もちろんバス釣りではない(爆)
速攻で高速道路を小牧東で下車、入鹿亭でボートを借り、ついでにロッドも借り、餌 購入・・・。
そう!わかさぎだ!
わかさぎ釣っててんぷらにしてビールを飲む!
ここに10年ぶりの餌釣りによる師匠バトルが開催された!

わかさぎを釣るのは正直10年ぶり、餌をつけようとするもむちゃくちゃ小さい針にこ れまた小さい赤虫を 付けるのにひと苦労。えさをつけ終わる頃には枝針が絡みまくってた。

「仕掛け2つ買っといて良かった・・・。」

なんとかセッティングを終え出航!今度はポイント探しだ。
とりあえずボートがいっぱいいるところの沖側にいかりを下ろし釣り開始。
わかさぎなんて簡単に釣れるだろうとたかをくくっていたが全然当たらない。
数カ所ポイントを変えても同じ。
しかしベテランっぽいおじさんはワンキャストごとに4〜5匹鈴なりに掛けている。
何とか僕が1匹釣るもこの大きさではビールのつまみにはちょっとたりない・・・。
なんなんだ、この差は・・・。
ふと周りを見まわすと、良く釣っている人は岸から7〜8mのあたりにボートポジショ ンをおいている。
それと10年前に釣ったときはボート桟橋が良く釣れてたことを思い出した。
今は桟橋は釣り禁止の為、桟橋の近くの岸から8mのところに移動!すると・・・。

「きたー!!」

わかさぎゲット!

やっとわかさぎ君は僕たちの期待にこたえてくれた。
さらにボートの真下ではなく、フリッピングの要領でちょい投げをしてラインを斜め にしてやるとあたりが多発!
そこからはまさに入れ食いであっという間にバケツはわかさぎだらけ。

わかさぎ!

寒さの厳しくなってきたPM4:00ごろまで釣りまくり納竿。
その後市村家で奥さんのおいしい料理と釣れたてのわかさぎのてんぷらでビールを飲 む!
あぁしあわせ。

本日の釣果
吉野 わかさぎ たくさん
市村 わかさぎ いっぱい

どっちが勝ったんだ?

たまには餌釣りも面白いですね、誘いの仕方やボートポジションであきらかな差が出 ます。
色々な釣りを経験することもきっとバス釣りに生かされるのでは?と思う今日この 頃。
寒いからといってコタツにはいってばかりいないで釣りに行きましょう!