■船長への道2 勉強しましょう■

お受験
てなわけで、前回までで無事準備も終わり、今回は講習編です。
講習とは言っても、船舶免許の場合、学科1日、実技1日と 車やバイクと違って短いので、社会人にもなんとかなるレベルですね。

■その1 学科講習を受けよう
まずは、学科講習です。
学科講習は朝の9時から17時までと 1日フル にあります。
まあ、内容とかも結構多いので、まともにやったら多分それでも 足りないとは思いますが、あくまで試験対策といった印象です。

行くと最初に 講習グッズ が手渡されます。
こいつは就職活動に使うようなケースにこれから使う講習用のグッズが 色々入っています。
何が入っているかというと、テキスト、問題集からロープワーク練習用のロープ。
さらに、線引き用のペン(笑)、あとは海図とか実技講習の場所の地図などなど、とにかく 講習に必要なもの はすべて入ってます。
さすがにその辺は金払ってるだけにちゃんとしてます。

講習自体は入っているテキストにしたがって、重要なところの 線引き… 朝から夕方までひたすら線引き
飽和状態
で、結局のところ話を聞くと、入っていた問題集をしっかりやっておけば 問題無いとの事。
うーむ、一体この講習はなんだったんだろう。

ちなみに、内容的には、船舶の概要や、機関、法規などなんですが、なんせ 予備知識がないために覚えずらいです。
例えば、海上の標識なのですが、まともに見たことなんかないですからね。 これが、○×標識で…といっても全然分かりゃしません。
車とかなら普段見かけますからねえ。

あとは、実技講習の説明と、 ロープワーク の練習がありました。
ロープワーク
ロープワークはいくつか覚えないといけないのですが、 一つ教えてもらうと、前の奴を忘れるという始末。
まあ、ロープワークはきっと他の場面でも役に立つだろうし、 覚えておいて損はないかなとかと思います。

そうそう、海図を使って2つの点の距離を測るというのもありました。
こいつは、昔 算数に使ったコンパス のようなもの(鉛筆がついてなくて 両方とも針になってる)を使って、2点の距離をはかるというものです。
距離をはかろう
まず、コンパスで2つの点の幅をとり、海図の端っこに付いている 目盛で、何海里あるかを計ると言うもんです。
ま、これはそんなに難しくないので問題無いでしょう。

■その2 実技講習を受けよう
さて、学科講習に続いては実技講習です。
実技講習なのですが、 非常に腹の立つ講師 で、数回講習中にキレそうに なりました。(思い出しただけで腹が立つくらい)
むかむか
うーん、車といい、船といいどうしてああいう人達はそんなにえらそうに なれるのでしょうかねー。

ま、それはさておき、実技講習とは言っても船を操船するだけではありません。
実技の試験では操船だけでなく、ロープワーク、方位計測、点検、口頭質問などもあります。
で、まずは方位計測ですが、こいつはコンパスを使ってある物標の 方位をはかります。
方位計測
まあ、これはそんなに難しくないので問題無いでしょう。

それから ロープワーク 。これは実技当日までなーんも覚えてなかったので できませんでした。

次に、 船体の点検と、エンジンルームの点検 です。
点検の方法もテキストにのっているので、当日までに覚えておけば問題 ないとは思いますが、なんせ船のエンジンははじめてみるので、 どうにもどこがどれといっても分かりにくいですね。
基本的には4ストロークなので、車と似ているのですがちょっと印象が 違うので、どこがどれと言われると…

さて、ここまでやってようやく操船です。
とにかく操船は台詞を覚えなくてはいけません。
確認するときも 「右よし、後方よし!」 とかですね。
しかもエンジン音とかが相当入るので、叫ばないといけません。
最初は照れくさいのですが、だんだん麻痺してきます(笑)

で、操船でやることは、出港、変針、後進、スラローム、人命救助、着岸、離岸といったところでしょうか。

まず、 スラローム ですがこいつは浮いているブイの間をジグザグに 蛇行するというものです。
スラローム
ま、スラロームとは特に問題ないですね。
なんとなくハンドル切ってれば、ある程度感覚で曲がれます。
(特にできないということはなかったですね)

それから 人命救助
これは落水者があった場合を想定して、行う項目です。 こいつが台詞も多くやっかいです。
人命救助

まずは、落水者があったといわれるので、船を止め、落水者側にハンドルを切ります。
船には キック といわれる動きがあるためなんですが…まあ、詳しいことはよいでしょ。
で、ブイが投下されているので、風下からそのブイを取りに行きます。
問題なくブイはとれるのですが、そこに行くまでのプロセスや台詞を 覚えておかないとはまります(まつざかは全然覚えてなくてはまった)。
それから、ブイは一緒に乗ってる人が取るのですが、変にとりそこなうと 取る方の人も減点されるという話でした。
そうそう、ぶつけるくらいにぎりぎりに寄らないと取れませんので…(ちなみにぶつけても、4級はOK…なんだかなあ)

それから、 着岸。
こいつが操船では一番難しかったような…
着岸
結構船は行き足がついて、進んでいってしまうので勢いをつけると 「ごうーん」 とぶつかってしまいますし、あまりにも勢いが無いと届かないし。
こればっかりは1回練習しないと結構つらいかもしれません。
ちなみに、着岸の際には船を止めるのにちょっとだけ後進をかけるのですが、 車と違って船は前にスロットルを倒すと前、後ろだと後進となっているため 思わずバックしようとして、前にスロットルを入れてしまうことがあるので 注意ですね(笑)

まあ、とにかく操船自体はそんなに高度なことをやるわけではないので 問題ありません。
ただ、1個1個なんかやるたびに台詞がいるのでそいつだけは しっかり覚えなくてはいけません。
実技の講習までに、ちゃんと覚えておくことをおすすめします。

■まとめ
操船は講習を受けたほうがいいのかもしれませんが、なんか学科の 講習は受けなくてもよいような気がします。
実際そんなコースはないとは思うのですがね。
実技も今回半日コースだったのですが、それで受かるのだから 全然それで良いような気がします。(実技が半日になるとそれだけで、 かなりお金も浮く)

で、ひたすらやらなきゃいかんのは 暗記 ですね。
実際会社員なんてのをやってると、時間がとれなくてとれなくて… 当日まであんまり勉強できませんでしたもん。
結局、実際の知識は船に乗ってからつけてくれということでした。
…ほんとにこんなのでいいのだろうか…海って危険だと思うし、もうちょい 厳しくなくていいの?とは思うのですが。