■船長への道3 試験を受けよう■
実際にはもう船舶免許は取れ、船にも乗ってきました。
まあ、結果的には合格したのですが、結構試験は大変でした。
と、いうことで、遅れましたが試験編です。
■その1 学科試験
試験当日がやってきました。
結局、仕事が忙しくて平日はあんまり勉強できず(それでも
昼休みとかは勉強してたんですけどね)、しかも前日は
現実逃避して釣り
に…
おかげで、あまりに不安で前日はろくに眠れませんでした。
試験当日、8時半に蒲郡に集合。
一緒に試験を受けるはずの
Mさんがなかなかこない
…
結局ちょっと遅めにやってきました。さすがに根性が座ってるというか
なんというか。
まつざかは30分前についたものの、
緊張してたばこを吸う吸う
。
(勉強しろよ)
結局、この試験の半日だけで、一箱吸ってしまいました(笑)
試験には結構人がいて、生徒手帳とかも持ってる人がいたので
学生さんもいたようです。
女性の方も2名ほどいました。
まず、試験の前に、
身体検査
があります。
まあ、身体検査といっても、体が普通に動くかどうかという程度のもので
数名ずつ前に並んで、手を動かしたり、しゃがんだり立ったり、指を動かしたりします。
こいつが合格すると、何ヶ月かは健康診断を受けなくても良いそうなので、
落ちても次はちょっと準備が楽です。
で、
筆記試験
。
試験は基本的に選択問題のマークシート。
問題を見ると、講習の時に言われていたように、ほとんどが問題集から出ているような問題でした。
かなり緊張しつつ、問題をやりました。
マークシートなんて久しぶりでしたね。車の免許以来です。
まあ、なんとか答えを全部書きこみ、退出。
Mさんと答え合わせを行いました。
結構あぶないところもありましたが、なんとかなるかな…というレベル。
で、本来ならば試験は2日間あって、1日で筆記試験、それで合格発表があって、それから別の日に実技試験なのですが、今回は年に数回ある、1日で終わる試験です。
なので、全ての人が筆記試験を終えたあとに、しばらく待って、結果発表が廊下に張り出されます。
これで、落ちていたら即さようならです。帰らなくてはなりません。
うー、緊張する。
そして、合格発表!
Mさんともども合格
。
これで第一関門突破です。ふう、ほっとした。
■その2 実技試験
で、それが終わると
実技試験
です。
どうせ昼からだろうと思っていたら、いきなり試験があるとのこと。
やばい、昼休みに勉強しようと思ってたのに…
てなわけで、結局勉強する間もなく、実技試験。
実技試験は3人ずつ受けます。
運の悪いことに、まつざかはトップバッター…
2番目か3番目になって、人のを見て復習&イメージトレーニングしようと思ってたのに(涙)
そして、まつざかはオートパイロットモードに突入。
完全に舞い上がってしまい、何してたんだか結局ろくに覚えてなかったりします(おいおい)
いきなり、ライジャケが着れない。
本来手を出すべきところではないところから手を出そうとして、着れなかったのです。
試験官の人も苦笑。ああ、恥ずかしかった。
で、ロープワーク、点検、口頭質問を無事に終え、出港。
いきなりここで、ミス。エンジンをかける時は換気を行うのですが、本来エンジンがかかったら、換気スイッチを切ります。
すっかり忘れてました。
そして、出港し、前進、変針、スラローム、人命救助。
まあ、台詞を数回忘れたものの(忘れるなよ)なんとかこなすことが
できました。
ちなみに、先輩のMさんはここまでほとんどノーミス。
(1回、海図の距離計測で間違えたらしいですが)
うーん、優秀ですねー。
一通り終わった後、今度はマリーナに戻って着岸。
いきなりまつざかは、着岸の際にぶつけました。
「うわあああ、止まらないっ」
ごうーん
「・・・・」
まあ、実際には叫んでませんが。
そして、まつざかはこれでさらに数百m程舞い上がってしまい、
口頭質問で自信をもって間違った解答をするのでした…
ふ、ボロボロだよ…
■その3 合格発表
いやあ、緊張しましたね。(ほんとか)
なんせ、やらかしましたからねー色々と。
基本的にプレッシャーに弱いらしく、ほんとろくでもなかったです。
日曜に試験を受けて木曜日には合格発表。
合格発表は張り出されるらしいのですが、平日で仕事もあるため、
ヤマハに電話をかけました。
「…受験番号6番なんですけど…」
「おめでとうございますう!合格です!」
(心の中でガッツポーズ、うおっしゃー!)
という訳で、なんとか合格することができました。めでたしめでたし。
■ふりかえってみて
久しぶりにここまで緊張しましたね。
仕事でも緊張する場面はあるのですが、試験にはやっぱり独特の
緊張感があります。(胃が痛かった)
終わったから言えるのかもしれませんが、講習を受けなくても
なんとかなるのかもしれませんね。
学科については、まず講習はいりません。
テキストと問題集さえ手に入れれば、あとは暗記すればなんとかなります。
操船については、台詞と基本だけ完璧にしといて、1回目の試験は練習と割り切っていって、2回受ければ多分大丈夫なのではないでしょうか。
ほんと講習は高いですからね。
ま、みなさんも時間とお金があったら受けに行ってみるのもいいかなと
思います。
釣り以外にも使えますからね。