■行っとけ池原、めざせ60アップ■

池原ダムだ
GWってことで、遠征に行ってきました。
行ったのは、初の池原ダム。まあ、知らない人はいないと思うのですが…
気持ちだけは、めざせ60アップ。けど、現実は厳しかったですね。
ま、とりあえず、楽しかったです。
■噂の釣れれば40アップ野池

今回は池原で、朝から釣りをすべく、前日のうちに移動、民宿に泊まることになっていました。
今回のメンバーは、会社のメンツである、Mさん、早川さん、araigumaくん、まつざかの4人。
ってことで、4月27日の朝10時、去年と同じく、araigumaくんに迎えに来てもらいました(ありがとね)
高速をかっとばし、三重県の安濃SAでMさん、早川さんと合流。

一路熊野へ!!

なぜ、池原直行でなく熊野かと言うと、以前ルアーニュースに、釣れれば40アップの池があるという記事があったからです。
ま、ルアーニュースで出た記事の場合、タイムラグもあり、プレッシャーもかかるため、あんまり期待してはいませんでした。
前にも、伊自良湖で痛い思いをしてましたしね。

のんびりと、コンビニで休憩を取りつつ、ついたのは15時過ぎ。
住宅街の中にある野池で、非常に浅そうです。
が、こんな真昼間から、ライズがあります。ただし、魚種の判別はつかず…
どうも、色々な魚がいるようで、フナとかボラとか、コイとかもライズしているようでした。
そそくさと準備をして、いざ釣り開始!!
とりあえず、スピナベで流してゆくのですが、特にアタリもありません。
うーむ、活性が高いのはバス以外か??
と、時間のたつこと数十分。

araiguma 「まつざかさーん」
まつざか 「はいはい」

araigumaくんに声をかけられ、行ってみるとMさん、早川さんもやってきていました。(ガソリンを入れに行っていて、ちょっと遅れた)
で、araigumaくんの手には46cmのいいサイズのバス。

araigumaくん46cm

まつざか 「まじですか!?」
araiguma 「いや、その辺ばしゃばしゃやってましたからね」
まつざか 「ちっくっしょお、絶対つってやるうっ」
araiguma 「スピナベですよー、めちゃくちゃ楽しかったっす」

毎度の事ながら、araigumaくんは一番乗り。
しかし、それを見て俄然気合の入るほかのメンバー。
araigumaくんの釣ったポイントをゆずってもらい、しばらく投げてみるものの、ノーバイト。
バスらしい魚はライズしているのですが、いまいちポイントまで届きません。
なーんせ、ここはすごい浅くて、センコーフルキャストしても、非常に浅い…
ウェーダーとか持ってこれば良かった。
で、ぬかるんでいて、ほとんど進めないため、ワンド状になっている南側に行きました。
ほどなく、葦際でライズ。

ばっしゃーん
「で、でかい!!」

ランカークラスと思われるバスのライズ。完全に魚体も見えました。
センコー、スピナベ、トップ投入…

…しーん

延々ねばるものの、結局バイトにはいたりませんでした。
結局18時近くなり、宿に移動しなくてはいけないのでロッドオフ、車に戻りました。

まつざか 「誰か釣れました??」(釣れてないと言って)
araiguma 「Mさんがセンコーで48cm」
まつざか 「まじっすか??」


Mさん48cm

ってことで、完敗です。
arigumaくん、Mさん共に自己記録更新だそうで、ほんと良かったです。
いやあ、たまには、ルアーニュースも当たるもんですね。
結局、場所も遠いから、ここまで来るのならみんな池原やら、七色やら行くんでしょうね。
しかし、やっぱりまつざかはシャローが苦手ですな。
どっかで特訓しないと行けませんね。とりあえず細池かなあ…

■越えられない境界線
とりあえず、噂の野池を後にして、釣具屋によると、まつざかのデストロイヤーと同じ、F2がありました。
しかも値引きしてるし…
他にもDゾーンとかもあるし、なんだかうらやましいです。
この辺の人達は、やっぱりバス釣るくらいなら海に行くのでしょうかね。
釣具屋で、センコー用のフックを買い足した後、向かうは民宿。
19時から夕食だというのに、かなりやばい時間。
タイヤをならしつつ、池原へとかっとびました。(ちょっと怖かった)
ぎゃききっっ
「いやーっっ釣り竿があっっ」

民宿は、池原にほんと近い場所にありました。
とりあえず、夕食。
釣った二人と、釣っていない二人に境界線が…

民宿にて

まつざか 「いいですよねえ、とりあえず余裕ですよねー」(ひがみ)
Mさん 「明日もあの野池でいいよ」
まつざか 「ちっくしょー、絶対あの野池リベンジしてやるうっっ」

温泉に入りに行き、戻ってきて再びバカ話をした後、消灯となりました。

■ボート屋までの遠い道のり
朝4時起床。コーヒーを一杯飲んで、いざボート屋へ!
ちなみに、ボート屋はダムサイトとは離れた場所にあって、そこで一旦受付、支払いを済ませた後に、ダムサイトにあるボート乗り場へと向かいます。
受付けを済ませると、Mさんたちの車がかっとんで行きました。
後を追って、行くのですが、ボート屋が分からない…

araiguma 「電話かけてみてください」
まつざか 「分かった」

とぅるるるる。

まつざか 「もしもし、まつざかです。今ダムの上走ってるんですけどね」
早川さん 「あー見える見える!赤い車が走ってるよ」
まつざか 「へ!?」

なんで、ボート屋にいる人達から見えるのか・・・
だって、まつざかたちはダムの上走ってるんだよ。
で、電話でナビゲーションしてもらいつつ、ボート屋へ。
行ってみて納得、駐車場はダムの遥か上。池原ダムが一望できます。
こりゃ、見えるわな。(ダムの写真を撮ったのは、その場所です。ほんとに上でしょ)
ってことは、ここからタックル持って徒歩ですか?
重いタックルを持って、ひたすら坂道を下りました。

まつざか 「これ、帰り登るんだよねー」
araiguma 「ええ、そうでしょうね」
まつざか 「釣れてないとブルーだよね」
araiguma 「そうですねえ」

ま、この時点では希望にあふれているため、全然問題ないのですけど。

■やっぱり釣り銀座
ボート乗り場に来るのに非常に苦労したため、かなりの遅刻になってしまいました。
ついでに、ライジャケを借りようとしたら、すでに無く、ボート屋のお兄さんに取りに行ってもらっているうちに、相当な遅れ。
ま、こんだけ広いのだから釣るところはいくらでもあるでしょ。
今回は、昨日釣れた2人のMさん、araigumaくん。惨敗した早川さん、まつざかの組み合わせとなりました。

いざ出航!!

どこだろう…

そう言っている間にも、次々とボートが出てきます。
みんな向かうのはスポーニングが早く始まると思われる、坂本筋方面のようです。
そりゃまあ、池原に来たのだから、スポーニングがらみのでかいのを釣りたいのだろうけど、ほとんどのボートがそっちに向かいます。

で、とりあえず出遅れたことだし、ボート屋の近辺がいいと村田さんも言ってたことだし(笑)近場をせめはじめました。
結ぶはセンコー6インチと、キャスティーク(中)
思っていた通り、池原はどん深で、探りずらい。
とりあえず、岸際1mを狙って、センコー、センコー、キャスティークくらいの割合で狙って行きます。
早川さんはというと、センコー4インチで、立ち木を丁寧に探っています。
まあ、この立ち木だとトリプルフックは辛いわな。

しばらく流したあと、どうにも生命感がないため、みんなが向かう方へと向かうと、そこは釣り銀座…
一定間隔ごとに、ボートが岸際に貼りついています。
ま、とりあえずやっとくかってことで、やってみるもノーバイト。
ま、こんなもんだよね。

■噂の水没ポルシェ
人も多くて、これはきついってことで、スポーニングの遅いと言われる、白川筋へ。

早川さん 「あれってポルシェじゃない?」
まつざか 「うわ、ほんとだ。いっときます?」
早川さん 「いっとくかー」

ぽるしぇ

で、記念撮影(なにやっとんだ)
記念撮影がてら、シャローを見てまわると、いるわいるわベイトフィッシュ。
でも、めだかのようなサイズ。

早川さん 「これに合わせるとなるときついよね」
まつざか 「そうですねー、パワーシラスいりますよ」

ここまで、完全ノーバイト&魚影も見えないってことで、2人とも、かなりのまったりモード。
接岸して、滝壷見に行ったり、EGの帽子拾ったり、なにやってんだかという状態。

上陸中

まつざか 「それ、持ってくんですか?」
早川さん 「洗えば使えるよ」
まつざか 「怨念とかついてないですよねえ…」

早川さん、EGキャップゲット(笑)
一応地形チェックってのもあるのですがね。

まつざか 「これ、カモシカの足跡じゃないっすか?」
早川さん 「おお、ほんとだ」

・・・大丈夫なのか、この2人。
でもね、一応ワンドの地形チェックも兼ねてたのです。
どうやら、ちょっと前に大減水があったらしく、死後あまりたっていないワームたちがかなり根がかっていました。

■ようやく、池原バスゲット
前鬼筋が、今年は禁漁のため、しばらく様子見がてら、白川筋に向かいます。
しかし、人が全然いません。いすぎるのもいやだけど、こんだけいないと不安になるもの。
なーんせ、見渡す限り、人がいないのです。
こんだけのメジャースポットで、人が全く見えないというのは非常に不安になるもの。
知ってれば別なんでしょうけどね。

まつざか 「ねえ、Mさんとこ行きません?」(弱気な、まつざか)
早川さん 「いや、もうちょい見とかん?」

早川さんの一言で、もうちょいボートを走らせることにしました。
…と、岸際でボイル!!

まつざか 「は、早川さんボート止めてください!」
早川さん 「え、どうしたの?」
まつざか 「いや、そこでライズがありました。初めての生命感です」

ボートを止め、キャスティークをキャスト。

びったーーん!

当然のようにだめ…。ってことで、センコー6インチを岸際に落としながら流して行くことにしました。
時々起きるボイル。どうも、この辺一帯に、バスがいるようです。
ひたすら、岸際にセンコー、センコー、センコー。
6インチだし、釣れればでかいと信じてキャストし続けます。

こん!!

フォール中に、でたかすかなバイト!
がつーんと、めずらしく合わせも決まりました。

早川さん 「結構でかくない??」
まつざか 「いやあ、どうでしょうねー」

ロッドを下に向けてはねないようにするものの、そこは池原バス元気がいい。
何度かの、エラ洗い、ジャンプにひやひやしつつあげてみると、口閉じ尾開きで、41cmのぷりぷりのバス。

まつざか41cm

いやいや、しばらくぶりにバスらしいバス釣ったよ…

ほっとしつつ、再び流し始めると、ぼちぼちアタリがあります。
センコーをピックアップしようとすると、40クラスの魚がびゃーっと追ってきました。
これなら、シャッドとかでも行けそうですけどね。

しばらく流して行くと、今度はセンコー5インチをキャストしていた、早川さんにヒット!
スペシャリストが、バットからぶちまがっています。
こりゃ、ランカーか??
上がってきた魚は、ランカーではなく、30cmそこそこのサイズの魚。
うーむ、池原バス恐るべし。めちゃくちゃ引くじゃないか。

早川さん 「うわっ飲まれとる!」
まつざか 「ちょっと待ってくださいね、上げますから…」

上げようと手を差し伸べた瞬間、口を閉じたバスがぶりぶりっと暴れました。

ぶちっっ

早川さん 「え、どうなった??」
まつざか 「ら、ラインブレイクです、すみません」

6ポンドくらいだと、あっさり歯で切られてしまうのね…
しかし、ここまでで、ぽんぽんっと釣れたため、かなり余裕の2人。
araigumaくんに、電話をかけ、報告。
どうも、向こうは釣れてないらしい。

早川さん 「きっと、向こうは昨日運を使い切ったんだよ」
まつざか 「そうですよねー」(余裕しゃくしゃく)

しかし、この後アタリはあるものの、全然乗らず、風も吹いてきて非常に辛い状態になってゆくのでした…

■こばっちもやっぱりいるのね
風がかなり吹いて、岸際はどちゃにごり。
かなりやばめの状態です。
そこに、Mさん、araigumaくんがやってきました。

まつざか 「どうっすか??」
Mさん 「いや、アタリもないよ」

へっへっへ。ちょっと余裕なこっち2人。
その後、再び分散して岸際を流すものの、風が強くてなかなか思うように攻められません。
と、久しぶりにボイル発見。
どうも、サイズが小さそうだったので、センコー4インチをキャスト。

くんっ
「フィーッシュ!」

上がってきたのは、28cmのこばっちー。
昨日から、40アップしか見てないので、20cmくらいしかないように見えたのですが、案外ありました。
漁港とかで30cmくらいの釣れると妙にでかく見えるのですけどねー。

早川さん 「絶好調じゃん」
まつざか 「でも、サイズ上がりませんし」

下流に向かってボートを流して行き、立ち木にそってフォールさせると再びヒット。
ちょい投げだったために、バスが垂直に潜る!

早川さん 「でかい??」
まつざか 「うーん、真下なので分かりにくいですねえ」

Uエアリアルがぶちまがる。(注意:このロッドは30クラスでもぶちまがります)
しかし、フッキングが甘かったらしく、バラシ…

■こばっちもやっぱりいるのね
バイトも遠のき、風もあるため少々釣りずらくなりました。
なので、今度は坂本筋に移動。
こっちの方は、さっきまでやっていた白川筋に比べて、クリアーという話。
ようやく、あのテレビやビデオで見たようなクリアな池原が見れるのか!?
と期待したのですが、やっぱりこっちもかなりにごっています。
きっとサイトやってた人とかは辛かったんだろうなあ…

で、まつざかは今度は気分を変えて、ブッシュソーセージ(苦笑)、早川さんはステイシーで、攻め始めます。
…が、やっぱりアタリはなし。
午前中、ほとんどの人がこっちに向かってましたからね、プレッシャーは半端じゃなかったんだろうな。

早川さん 「うわ、今追ってきたよ!」
まつざか 「え、どれくらいのサイズです?」
早川さん 「うーん、25cmくらいかなあ、5インチセンコーじゃ食えないと思う」

しかし、その後はバイトもありませんでした。
で、結局夕マヅメを再びアタリの多発した、白川筋の方ですごしたものの、結局魚を見ることはなく終了。

ちなみに、Mさんたちはというと、白川筋の上流の方まで上ったそうで、araigumaくんが35cmくらいのを1尾釣ったようです。

araigumaくん35cmくらい

結局、araigumaくんのみ、連勝。
うーむ、彼はなんだかんだ言って釣ってくるよなあ…

■戦い終わって日が暮れて
とりあえず、終了後は当然のごとく例の坂道を登ることになります。

恐怖の坂道

さすがに1日ボート上で立って釣りしていた後だけにつらい…
これで、もっとうはうはに釣れていれば全然楽な坂道なのでしょうが(苦笑)
ま、たいがいの場合はこんなもんでしょ。

さて、釣りを終了した後は反省会。ってことで、会社の上司のYさん宅に寄り道。

反省会

デジカメで撮った写真を見つつ、しばし談話し、帰途につきました。

帰りの高速で、araigumaくんが一言

araiguma 「行っときますか」
まつざか 「え??」

ばびゅーん

まつざか 「ぎゃああああああっっ」

恒例の最高速トライ…まつざかの悲鳴が伊勢道にこだまする…

ちゃんちゃん。