■廃人丸プロジェクト その２■

事の起こりは２００３年　夏だった。　

会社の知り合いから船を譲ってもらったのだ。　これが初代廃人丸である。　

この船は　ヤマハ　フィッシュ１３　２スト　４０ＰＳエンジンを搭載していた。　
しかもタダ同然！！　
しかし　プレジャーボートだった・・・　

だが僕らは　「マイボート」という甘い言葉に惑わされ　船を整備したり　係留場所を探したりしていた。
　
そして　運命の日を迎える・・・　

エンジンの整備が終わり　
エンジンの試運転を実施！　
まずはスロットルレバーを中立に！！　
「がちゃ　がちゃ　ばっきっっっ！？！」　　
コントロールレバー破損・・・。　

続いてエンジンポットの昇降！！　
「しゅるしゅる　がっこん（上がった音）　しゅるしゅる　がっばっき（降りた音+α）」　
エンジン固定フック破損・・・　

お待ちかね　エンジン始動！！　
「キュキュキュ　ぶーーーーーーん　ぶぉん　ぶぉん　どぼどぼどぼ」　
大量のガソリン漏れ・・・　　



うがーーー　やってられっか！！　
と　言うわけで　しばらく挫折してました。　

しかーし　またシーバスシーズンに入ると・・・　やっぱ　ボートほしーっす。　
そこで吉野さんと明康丸の上田さんに相談して　「やっぱ　ＦＫ２１０っしょ」　と言うことになり　購入に踏み切りました。　
ちなみに　最初は中古を探していたのですが、値段は新艇の７０％〜８０％ととてもお値打ちとは言えない状況で、　しかも過去の使用状況とかは一切不明でした。　
上田さん曰く「やっぱ命預けるものだからねぇ〜」　この一言で新艇に決定。　

 

 
（とも）