☆後書き


 はっきり申しまして、私の趣味がモロに出まくっている作品ですね。(^^; まあ、
人によって好き嫌いあるでしょうが、こんなくそ長い小説を読んで頂けたというだ
けでも、私は感謝感激であります。m(_ _)m 
 今回の作品は大作を作ろうと意気込み、全力をかけて作った作品です。それゆえ
に、物凄く長い話になってしまいました。(^^; ちなみに長さなんですが、原稿用
紙換算で666枚あります。富士見ファンタジア文庫に換算して、444ページで
す。
 今回はもう趣味の限りをつくしましたです。私の一番のお気に入りであるファト
ラは動きまくってくれましたし、ルルシャとニーナは思い通りのキャラクターにな
りましたし、リースはオフィシャルキャラとオリジナルキャラをうまくつないでく
れました。
 とは言ったものの、至らない部分があることも事実です。今回の作品では、私は
語彙の少なさと、文才のなさを痛感することとなってしまいました。
 まあ、この二つについては、私は別にプロではありませんし、そう気にすること
ではないのかもしれませんが、この二つの原因によって作品の自由度が制限された
ことは否めません。これは今後の課題です。
 ストーリーには、私としては全力をつくしたつもりです。ありとあらゆる仕掛け
を作り、話を何転もさせました。させたつもりです。が、やっぱり至りませんでし
た。私の悪い癖が出てしまいました。(この癖はエヴァを題材にしたSS『ファー
ストチルドレン 碇シンジ』の時にも表れている)
 この癖は私が非情になりきれないことが原因なんですが、ルルシャが生き返るく
だりなんかはこの典型であります。話としては、ルルシャは死んだ方がよりドラマ
チックなんでしょうが、ルルシャやファトラやリースがかわいそうになってしまっ
て、生き返らしてしまいました。
 この点についてはもう、批判覚悟です。批判覚悟でやりました。初めに予定して
いたシナリオではルルシャは死ぬ予定だったんです。私はこんな自分が好きだ。(爆)
 残りの問題点としては、冗長なくだりが多いことですね。これは自分が書きたい
ネタを全て詰め込んでいることが原因です。やはりある程度必要と思われるような
くだりであろうと、冗長と判断したら切り捨てるべきでしょうね。



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