ボーイスカウトに入って活動中、当時、毎週のように色々な所に自転車でキャンプに行った時の出来事の一つです。

当然のように、毎回きもだめし(夏場のみ)があり、その夜は、山の奥の斎場(火葬場)のかまの蓋を開け、その中のビンを持ち帰ると言う当時としては過酷なものでした。今でも非常に過酷と思う)

自分は内心ビビリながらも強がっていたんですが、なんと、超大切な懐中電灯を
忘れて、鼻をつままれても判らない暗闇に対し、手探り状態での挑戦となりました
(誰も貸してくれなかった)そうこうしている内順番になりスタートして、暗闇にも多少目がなれてきた頃に、ぼんやりと光って見えるお地蔵さんを発見したんです、でもなんで光って見えるの???月でも・・・・出ていないのに・・・・・

とりあえず不思議に思いつつも先に進み、ビクビクしながら かまの蓋を開けビンを取り出し、小走りに皆のいる場所を目指しながら、あれ?さっきの”お地蔵さん”は?と思って入ると、まだぼんやりと暗闇に浮かびあがって見えていて、しかもさっきとは光かたが違い、額の卍印の所が特に光っていて、凄く不気味に見えたんです。そこから先は、無我夢中で帰りました
ゴールした後少し落ち着いてから、お地蔵さんの事を友達に聞くと、???「おじぞうさん?」なかったぞ! なんて言われ背筋がゾクゾクした事を今でも憶えています

本当になかったんでしょうか、今となっては確認できませんが、もし自分だけに見えたとしたらお地蔵さんは何か言いたかったのでしょうか。

場所は定かではありません
(でも西尾市のヤツオモテヤマだったような気がします。)