| 伊勢神トンネルの帰り道 |
あれは、少し前の夏の夜の出来事です。蒸、蒸した夜で、こんな夜は「何か出そうだ」と言う話しから肝試しでもするか?と言う事になり、「どうせ暇だしドライブに行くか」、じゃあ何処に行こう?そうだな定光寺?、三河湖?、猿投神社?、・・・と、候補をあげながらテンションが上がって来るのを感じていました。伊勢神に行こうか?(当時、暴走族がよくたむろしていた)あまり乗り気ではなかったが、決定したんです。
2人、2人の4人で車2台で喫茶店(馬車馬を22:30頃)を出発したんです。金曜日の夜と言う事もあり、時間の割に車が多い感じでした。そうこうしている内に新伊勢神トンネル手前のパーキングを通過し、旧伊勢神トンネル方面に曲がって行ったんですが、R153から外れた途端に寂しくまた、異様な感じになってドキドキしてきたのを今でも覚えています。
現場へ到着して「さあ歩いて通り抜けるか」と言う段階になって気味が悪いから止めようと言う事になり、車で通り抜けてR153に出て、豊田を目指したんです。現場を離れると無口だった助手席の友達が嘘のように良く喋り始め、かなり緊張していたんだななんて思っていました。香嵐渓を少し過ぎた辺りから、かなり後ろからハイビームの凄いスピードの光が近ずいて来るのを確認して、こちらもスピードをアップしてたんですが(制限速度+100Km以上で走行)白鷺温泉方面と、平戸橋方面に別れる信号交差点に差し掛かる時には直ぐ後ろに付かれて前が見えなくなったんですが、道に避けるスペースが無く、暫く走ってからあまりのスピード差に驚きながら道を譲ったんですが、今まで後ろにいたはずの光が、道を譲った途端に消えてしまったんです”え”「車は?」「光は?」「音は?」・・・この狭い道を良く200Km以上で走れるなーと関心してたんですが、そう言えば音はしてなかったとか、ライトの位置がかなり高い所だったとか疑問も出てきたんですが、消えたものはしょうがないと気を取りなおして、帰ってきたんです。ゆっくり走って来た友達に聞くと、一度も追い抜かれてないよと言うし、何だったんだろうと言う事になって、日頃の行いが悪いからとか、寝ぼけてたんだとか、UFOとか、幽霊とか、色々言われましたが、2人で目撃してるし、こちらも追い付かれないように狭い道を160Km以上で走って緊張してたし・・・いったい”何”と言う事ですが、この恐怖体験のページでは無理やり幽霊に挑まれて負けたと言う事にしたいと思います
時間は午前2:00頃だったと思います。興味がある方は、伊勢神トンネルとその往復楽しまれては、くれぐれも無理をしないで下さいね!!