| 大学1年の初夏の事、夏休みでバイトをしたお金でテントを買ったんです。買ったからには試したい、けれど遊びに行く余分なお金がないような状態でした。そこで、お盆に現在の安城コロナ会館の辺り(家の畑)で、友達3人とキャンプをしたんです。当然のように怖い話大会になり、午前0時頃肝試しをしようと言う事になり、まず近所の墓地に(お盆の出来事と同じ場所です)・・・最初は強がっていても、だんだんと弱気になってきたんです。 何か、にぎやかな気がするし、見られているような感じもするし・・・(当然墓地がです)そこで、カセットレコーダーを録音でセットして、別の場所へ移動したんです。 そこは、キャンプ場所から自転車で5分程度の所にある神社で、昼間でもちょと暗い感じのする所でした。 蛙の大合唱のなか私達3人は、自転車で乗り付け、鳥居をくぐったんです。あれ???「変だぞ!」「何が!」「どこが!」「絶対おかしい!」と今くぐった鳥居を出たり、入ったりしたんです。鳥居の外は蛙の鳴き声が騒々しいんですが、鳥居の中に入ると、物音すらしなっかたんです。「やばい!、帰ろう!」となり、大急ぎで墓地へカセットレコーダーを取りに・・・全員”びくびく”しながらテントに引き返し、「テープ聞く?」「ちょっとだけ・・・」と言う事になり、聞くとはっきりとはしないんですが、たしかに人の話し声らしきものが・・・・「聞かなければよかった」と思いました。 でもJR沿いの為、電車の音が心強かったのを憶えています。 ※以後私以外の2人は、キャンプ嫌いになりました。 |