4日(月)
パソコンでチェック、台風10号が北緯14度40分、東経138度フィリピンの東海上を北西に進行中!
9号は多分関係ないが、10号はこちらへ来るかも?こまめな注意が必要です、今から思えば大当たり!
4時半夜明け前の薄暗い中、勝浦港を出港。天気良し、波静か、風無し!エンジン良し!!爽快だなあ〜!そうかい?
77マイル先の鳥羽へ一直線!日本の夏はキンチョウの夏!緊張の無い夏は風の無い夏!エンジンが唸ります!
ヨットはセールだ!邪道だ!じゃ、どーだ!凪いでいるせいか?今日の熊野灘は、やたらと飛び魚が多い。
13時半大王崎1マイル真東を通過、携帯電話が通じたので「銀鱗」へ予約の電話を入れる。
そうそう!大王崎南西3マイルまで約10隻でオオシキの改装?中でした。随分沖ですから、付近の航行予定をお考えの方々は、
お気を付け下さい。昼飯はパックのお粥に、缶詰のシーチキンと八丁味噌を混ぜ簡単に済ます、
これは晩飯が特別に美味くなる秘訣なのです。フライング水野氏より携帯メール有り、
「エンジントラブルで沖ノ島マリーナへ向かうところ、又修理に2〜3日位かかりそうです」との事、ご苦労様です。
15時半、南鳥羽、浦村湾本浦の「料理の宿 銀鱗 п@0599−32−1001」の筏に、ご主人に手伝って貰い舫う。
べた凪で海面が鏡の様、即、露天風呂(浦村温泉一の湯)へ入り、フロントデスク前の広〜い談話室独り占めで、生ビール。
船の冷蔵庫が故障中なので、冷た〜い生ビールは最高!ジョッキも良い感じ、凍らせて有ります。
又奥さんの作った、アナゴの干物のあぶった肴が旨い。「銀鱗」は去年の「よたよたヨット倶楽部」の牡蠣パーティー以来だし
&一人で乗っているので、ご主人との話しに花が咲く。そのまま夕食時間になり、隣の炭火焼きの部屋に移動しウニ、アワビ、
伊勢海老、ホタテ等海の幸と焼酎を堪能。活きているのでイセエビは押さえていないと、飛び跳ねて逃げます。
私と、女性二人連れ客以外は全部アベックなのです、何か場違いと言うか惨めと言うか?
ご主人と二人で喋りながらだったから良かったものの、複雑な心境!
多分皆さん、仲良く離れの貸切家族風呂「もやいの湯」をご利用なんでしょうね〜。うっふっふ!
賞味期限切れのオジサンは酔っ払って一人で露天風呂に行き、一人で寝ました。ぐわあ〜!
5日(火)
何故かゆっくり寝ていれば良いのに、朝4時半に目が覚める、嫌だね〜。
精神の幸せを求めるなら、高望みを止めよう!の主義だから、本日は特別希望は無い、露天風呂へ行き、
次いで船の舫いロープのチェックをして又、朝飯まで寝る。ご主人とのとりとめの無い話、孫の航太君11ヶ月や
ダックスフンドと遊んだり、目の前の山の木々を眺めたり、セミの雑音を聞いたり、海面をぼ〜っと見ていたり、
蟹や船虫達がセカセカと動き回るのが見ていて飽きないし、早い話が有意義な事は何もせず、1日中ぶらぶらして過ごす。
近所には、スペイン村、戦国時代村、パールアイランド等観光地ですから遊ぶ所には困りませんが、積極性が無く
気迫が希薄と言うか?只何の意味も無く、無駄に時間を潰した1日です。
「実利的な事は苦手、くだらない事は得意、疲れる事は嫌い、
縁の下の力持ちではなく、縁側の上で昼寝するのが好き!」私はこう云う人間になりたい?で、ストレスが無いから、
血行が良くてそりゃあ〜結構な事です!18時から、晩酌タイム開始。「呑む時シャンペン、出す時しょんべんと
言いながら焼酎を飲む。酒の肴も特別デラックス、アワビの残酷焼きやイセエビ、蟹等に大満足!!
夜空の星を見ながら露天風呂に入って、談話室にてごろ寝!朝まで寝ていた。
6日(水)
又朝4時半に目が覚める、パソコンで台風10号チェック、どうも危ないコースを取りそう。
朝飯を食べたら碧南新川港向け出航しよう、33マイル位だから、数時間で母港に帰港出来る筈、台風対策でもして
帰宅しよう。青々とした木立の多い山道を緑の香り?を嗅ぎながら&うるさいセミの鳴き声、声を出さず静かに飛び回るトンボ、
日常では味わえない散歩の后、朝風呂に入り気分爽快!9時に朝食事後、「銀鱗」のご主人にお願いして
ゴミを捨てさせて貰う、最近はゴミを捨てる所が少なくなり大変です、港によっては持ち帰って下さいの、
看板が有ったりする。9時半舫いロープを解き出航するも風が全く無く、絶好の機走日和?
伊勢湾、三河湾共に他の海域に比べ非常に漁船が多い!赤潮も多いよ〜!
12時に、漁船の群れの中を縫う様にくぐり抜け、師崎水道を通過し、伊勢湾から三河湾に入る。
13時半に母港の碧南新川港の自分の特設ポンツーンに舫い終わり、約2ヶ月近くの九州、沖縄クルーズを終了!
台風10号が来そうなので、対策を出迎えの
横地先生方に手伝って頂き終了、来週から修理の毎日でしょう!
今晩は、クルーズ反省会と称し、 「なべや」で宴会が賑やかに開かれました。