25日(土)
台風21号が沖縄へ接近中との気象庁の台風情報をパソコンにて得る、今日か明日にも出港かなあ?
午前中考えながら観光見物し昼飯の時に決めよう!中々いい加減なところも有ります。朝食後、ホテル「はなみさき」へ
温泉のみ入りに行く、中々豪華なところでした。こう云う宿泊せずに温泉だけ入れる(立ち寄り湯のシステム)ホテルや旅館は
下田東急ホテルを始め十数軒以上有るそうです。ただし現在「開港150周年」の色んな催しが行われているから、その一環かも?
後は色々街を歩き、かけ流しで無料の温泉「海遊の足湯」「ハリスの足湯」等も堪能しました。
今クルーズ最後の昼食は、私の提案で以前行った事の有る「松陰」(0558-23-0020)で、又皆で食べ様と決めてました。
伊豆名物の金目鯛定食がお値打ちで旨い!お勧めの店です。結局は台風の影響で太平洋の波が高くなる前に、
三河湾へ入ってしまおうっ!と、12時半出港、赤、青灯台&ブイを通過後安全を期し、神子元島が視認出来るので一直線に
神子元島目指し、不気味な岩の固まりの横根を右舷に見て通過後平根に注意しながら伊豆半島最南端の石廊崎南沖1マイルを
目指し航行、後は西へ進路を取り御前崎、舞阪等の灯台を確認していけば、安全に自然に伊良湖水道に辿り着きます。
14時に石廊崎沖南1マイルを通過中、4〜50センチのシイラがケンケンに掛かりました、
綺麗ですが生臭さが強いので、リリース食べない魚は元気な内に逃がしてあげます。風は最初東北東10ノット、後東数ノットで
時々雨雲の下になると濡れる程では無い小雨が小時間降る。一見追ってで、こんな良い条件なので、
のんびりセーリングしていましたが、雲が多少出て来て駿河湾で富士山の見えるのは絶望だし、風は弱くなって来るし軽油は
500リットル強有るしで、とうとう機帆走に決断!波は静かで乗り心地は良いのですが何せエンジンの振動と騒音には
多少ウンザリ気味で、CDの好きな曲を音量を上げて聴きながら航行、でも途中15時真東に綺麗な虹が出てきました、
虹を見るなんて本当に久し振りでしたが、写真に撮れなかったのがとても残念でした。18時半御前崎沖南2マイルを通過、
以後は沿岸の明かりがチラチラ妙にロマンチックに見えました。

26日(日)
2時半に月も無く雨の為に星明かりも無い、真っ暗闇の伊良湖水道の神島、伊良湖灯台の間を通過、
古野電気ナブネット)GPSカラービデオプロッターの海岸線とレーダーの重畳表示は、(方位センサーが必要)
10・4インチの大画面も相まって素晴らしい見易さでブイや他船、海岸線等区別して呉れます。
「お金で、幸せは買えない」真理で有ると認めますが、無駄使いを止めて購入して良かったと心底思います、
「お金で、安全と便利は買えますから」 *私は古野電気の株主では有りません*
5時半に写真の様に薄暗い中、新川港の碧南ヨットクラブの自分のバースに舫い終わる。
名古屋地方は土砂降りの雨の日が多かった様ですが、我々は夏の様な日差しと(たまに降っても雨雲の下で小雨程度)
風&風向に恵まれ最高の9日間クルーズでした。下田〜碧南間は122マイルを17時間 **何故か?夜光虫は殆ど観ず**
さあ〜早く家に帰って約2週間ぶりに麻雀でもやろうっと!!

04伊豆クルーズ、弐

22日(水)
本日は珍しく朝6時に起き散歩に約1時間!お陰で朝飯の美味かった事。天気は快晴南の風約10ノット、9時に舫いを外し出港、
早速ケンケンを出し進路を05度に取りスターボードタックでランニング帆走。新島北西端の根浮岬と鵜渡根島の中間でジャイブし
ポートタック、利島と鵜渡根島をかわせる位置にてジャイブし再びスターボードタックで伊豆大島の波浮港へ直行。
途中で風が落ちましたが急ぐ必要もないし、距離も近いからとゆらゆらのんびり!2度ジャイブしただけの非常に楽な
セーリングでしたがトローリングは不発!気温は31度と暑い!66歳の鈴木氏は悠々ハーモニカを吹き出し余裕の万年青年振り!
13時半波浮港に着岸、25マイルを4時間半でした。ここの港の良い所は、係留した岸壁にゴミ箱&トイレ(24時間無料)が
設置して有ります&軽油も寿司送迎も看板有り。舫い終わると早速港内の「スナック港、早苗丸」(04992−4−1650)へ行き、昼飯。
御飯を食べ終わったところへ、タイミング良く海中寺の吉川住職の手配してくれたタクシー(三原観光自動車04992−2−2271)が
迎えに来て「御神火温泉」(04992−2−0909)へ案内してくれ、温泉入浴後本日の宿泊先の三原山7合目に有る
大島温泉ホテル」(04992−2−1673)へ送ってくれる。目の前に三原山、後ろに太平洋の眺望、素晴らしい露天風呂が有ります。
早速露天風呂に入り記念撮影をし、30分強昼寝をし19時から海中寺の吉川氏を交えホテルのレストランで大宴会が行われました。
レストランの営業時間が終わってもまだ呑んでいるので、ホテルの従業員も大分困っている様でした。
今後気を付けます、御免なさいでした!私一人又温泉へ夜空は星だらけ、綺羅きらキラで最高!流れ星、人工衛星も付録で見えたヨ!

伊豆大島の波浮港
  ちんタラぶらブラ真追っての風

23日(木)
今日も私が一番最後に起きる、朝飯前に取り合えず温泉に行くが、ガスが濃く何にも見えない。
朝飯後寺島君がトヨタレンタカー大島店でレンタカー(カローラのナビ付)を半日7500円で借りてきて、島内一周に出かける。
最初は波浮漁協の朝市へ行き、皆さんそれぞれ鮮魚を買い自宅へ発送。私も余りにも安いのでつい衝動買いし、イセエビ5匹、
サザエを2袋を自宅へ発送。川端康成で有名な伊豆の踊り子の舞台になった、「みなとや」旅館を見物、吉永小百合や美空ひばり、
田中絹代等、歴代の「伊豆の踊り子」の懐かしい白黒の映画のポスターが貼って有りました。
波浮港の上に有る「ほっとセンター波浮」(04992−4−2552)へ本日の宿泊と宴会の予約をする、1泊2食で8085円と
リーズナブル。此処だと明朝船まで歩いて五分位の近さで便利。
港と「ほっとセンター波浮」への近道をテスト歩行、途中で野生のリスを見た。その後海に突き出た岩で有名な「筆島」へ寄り、
岡田の手前に差し掛かった「川の道トンネル」入り口で野生の猿を二匹見つける、最近民家の近くに出没の話題はテレビでは見たが
実際に見たのは始めて、サルも大変なんでしょうか?岡田港経由で地元で有名な「寿司元」(04992−2−2768)へ行き
昼食に上寿司を食べる、田舎してはまあまあの味。次回もチャンスが有れば行く事でしょう。
本命の三原山は途中「割れ目火口」へ、外輪山の淵まで行くも濃い霧で頂上が見えず残念!しかし熟年のおじさん達は諦めず、
「御神火茶屋」にてトコロテン、お汁粉、餡蜜、コーヒーとおじさんらしからぬ変な注文をし粘る、甲斐有って待つ事約20分、
霧がさっと取れ頂上が姿を現す、単純なおじさん達は大喜び!気を好くしたおじさん達帰りは来た時と違う道「御神火スカイライン」を
通って元町へ行きレンタカーを返す。三原観光自動車のタクシー鈴木さんを呼び出し食料等の買い物をし、波浮港へ行き
明日の食料をヨットに積み込み、今日宿泊の「ほっとセンター波浮」へ、元町から6200円でした。
夕食まで約2時間有るので風呂へ入って昼寝で時間を潰す。後は飲み会&食事で変わり映え無し。

24日(金)
いつもどうり朝寝坊、最後に起きてお風呂&朝食。8時半に温泉と金目鯛水揚げ量日本一の下田向け出港、
北東の風15〜20ノットしめしめ西行きにはクオーターリーで最高のセーリング角度です。2ポンにしスピードを落とし早速ご機嫌で
ケンケン(トローリング)を始めるしかし、航程半分程のところから波が高くなり少々乗り心地悪し、それどころで無く中止。
13時半に29マイルを5時間かかって、下田港のペリー提督上陸記念碑の前下田ボートサービス(0558-22-5511に
事前予約が必要、電気、水道設備有り、艇の長さにより違い有り、ボヘミアンは一日5000円、繁華街に近い)のポンツーンに舫う。
碧南を出てから、初めてのポンツーンですが潮の干満を気にせず舫えるのは非常にお気楽です。
毎晩民宿等に夕、朝食付きで宿泊していたので、お仕着せの食事ばかりで飽きたので各自が好きな物を食べ様じゃないか!で、
本日は各自の自由行動と云う事で夕方迄、早速得意技の昼寝。就寝最中、隣に以前ラグナマリーナに居たと云う「HOPEV
(平塚艇長)が舫っていた。夕方に起きて、歩いて2〜3分の天然温泉「昭和湯」へ行く見た目も入湯料430円も、
まるっきり単なる銭湯の感じ!しかし温泉成分の分析表が貼って有りましたから、多分本物の温泉でしょう。
温泉から又歩いて1〜2分のかつぎ料理「海女小屋」(0558-22-3579)へ行き、伊豆名物の金目鯛の煮付け等で焼酎を呑む、
私の評価は味良し値段&接客態度中の下。出港以来始めて船の中で宿泊するが、
ベッドは広くて寝心地は良く伊豆だが、蚊も居ず文句無し。

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神子元島
付録の壱、船からパン(食べ残し)を投げたら、カモメがさっと飛んで来て食べていましたヨ!
付録の弐、早速4夫婦で反省会と称し「颯」(052-852-6336)にて飲み会