ニュージャパンヨット見学

友人から、「なべちゃんっ!船を売るのお〜?」って電話が有りました。「何処でそんな情報を?」と聞くと、船の本で見たとの事。
成る程、月刊誌「KAZI11月号194ページの、中古艇販売に私のと同じラグーン410が「5千万円」で掲載されていました。
同じ2004年式ですが、私のボヘミアンは、レーダーや、アキレスのハードボトムテンダー&8馬力のヤマハ船外機、国際VHF
ハムラジオ、水中前方カラー探知器等が付いていますし、船検は遠洋仕様ですから、この営業広告はボヘミアンでは有りません。
私は船齢平均5年弱で、新艇に交換しています。予定では来年夏が交換時期。しかしこの価格は、売値の参考になるのかなあ〜?
ついでだから、買い手の予約を受け付けようかしら?
新艇をメーカーに注文しても船を造るのに、大体半年間位は掛かるでしょうから、来年夏に向け新艇選びに只今情報収集中です。
今の船に何の不満も不都合も有りませんが、私はメンテナンスが苦手なので          リギン等船体諸設備の経時的変化による
劣化等が怖く、新艇なら乗りっぱなしでも壊れないだろう?!と云うイイカゲンな考えで、船検前ごとに船を買い換えています。
決して贅沢をしている訳では無く、怖がりで面倒な事は、事前に避ける性格 の人間だからです。

そんな事も有って、爽やかな秋晴れの東名高速を「おろち」に乗って、「三河丸」芝さんと2人で静岡の「ニュージャパンヨット」へ。
お目当ては、「ルー・ド・マール」、50馬力のセールドライブ、12ノットで釣り場へ直行、帰りは風の条件が良ければノンビリと帆走。
敬老手帳も来た事だし、体力は今後確実に落ちるでしょうが、海が好きですから爺になっても船へ行くでしょう。しかし海況によっては
無理が駄目で、釣りや船内宴会の割合が増える事でしょう。7mの小さく軽い船体は足で蹴っ飛ばせば簡単に離岸出来るし、
アンカーも軽くて済む、1本のロープで簡単にセールの展開が出来る、新開発カーボンマストのファーリングシステムが最高!!
サイドステー等のリギンも有りませんから、釣りをするのに邪魔になりませんし、コックピットがメチャ広いんで気に入りました。

お薦めのオプションを全部?付けたら約900万円(肝心のカーボンマストにセール付きファーリングシステムは、約140万円)
                                                                                       親切に説明をして下さった下里氏と記念?撮影。

工場内は綺麗に整理整頓されていて、しっかりキチンと丁寧に船造り作業が行なわれている様子が、窺われました。

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 見学後の感想 
団塊の世代が大量にリタイアして来る時代、気分や海況によりモーターボート(移動手段として目的地まで迅速に)と
セールボート(ヨット経験が無くても簡単操作で、ノンビリ自然と合体しユッタリまったり)) に使い分けられるこの船は、
色々工夫して値段がカーボンマスト込みで 700万円台に なれば、爆発的に売れるんではないでしょうか?! 

私流に欲を言えば、そんな事より機走で15ノット出ると理想ですが !!
                                                         その点だけが少々不満足です、エンジンによってはOKかも?今後の研究課題です。