11‘熊野海上大花火 2011年8月15日〜18日
目的地は出発地である事、つまり碧南を出航したら碧南へ帰港する事です。安全有っての楽しい遊びに成ります。
いつもと同じ訓示?ですが、遊びと云えども約束事厳守
操船に関しては仲間も相談も不必要、決定&指示するのは船長のみ、皆さんは「ハイ」&「指示」を実行するのみ。
今回は3泊4日の内、1回夜間徹夜航行が有りますから、私から4人の皆さんに5点の夜間航行注意事項を訓示!
1、船長の指示以外独断で変針しない(進行方向を変えない)。2、見張り終了後の就寝前以外は飲酒厳禁。
3、コックピット以外デッキに出ない。4、迷ったら独断せず、即座に船長の指示を仰ぐ。5、怒鳴る位の大声で、指示の確認復唱。
15日朝5時碧南新川港を17日に行われる熊野海上大花火大会向けで出港、
伊良湖水道を通過するや否や早速トローリング開始。布施田水道の大島小島と東入り口灯台です。
東一番赤ブイです、これより北は暗礁が有り危険です。 大賑わいの島勝浦海水浴場、海水の透明度抜群です。
島勝漁港は狭く係留場所をあちこち探すが、槍付け以外に横着けする様なスペースは無い、大きな漁船に横着けさせて貰った。
14時半島勝着、碧南〜島勝73マイル(135km)11時間半でした。
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船内で温水シャワーを浴び、缶ビール付の昼食。
後進で係留したので浮きブイ付捨てアンカーロープがペラに絡み付きそう、エンジンかけず隣の船を利用し引っ張って16日朝5時半出港。
出港したらロープやフェンダーのかたずけ等色々仕事が有ります。その後は朝飯の支度です、若者は食欲旺盛ですね。
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ヨコワ(本マグロの子供)か、カツオでも釣ろうと早速トローリング開始。
紀伊勝浦港入り口、別名紀伊松島と呼ばれる非常に綺麗なところです。
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前後約2mのスペースに蟹の横歩き状態で一発着岸。神技じゃあ〜!(若者に恥をかかず良い手本を見せる事が出来て内心ほっとした)
12時半に係留、島勝〜勝浦39マイル(73km)トローリングをしながらゆっくりの7時間でした。
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歩いて1分で320円の天然温泉「はまゆ」は、13時開店で硫黄の香りがする天然かけ流しです。
とりあえず、缶ビールで乾杯!夕方「風童」「モルジブ」の2艇が、なべさん「ぷれいぼうい」0735-52-2992の予約を取って呉れと
云われて電話。他の予約が有るので17人は無理、12人しか駄目との事。じゃあ〜5人より12人行って貰う方が店に良いので行って貰う。
我々5人は近所の「たつみや」0735-52-6620へ行く。クジラやまぐろの色々なメニューが豊富に有る店です。
何と云う偶然でしょう?隣の席に同じ碧南ヨットクラブの「ペガサス」が呑んでいる。中々料理が出てこないので、隣へのりだし話し込む。
マグロの兜焼きが評判が良かったし、マグロのハラミもアンコールしてた様です。
暫くして「ぷれいぼうい」の宴会が終わったそうで、我が碧南ヨットクラブの正副会長が我々の席を訪ねて来て、又宴会のやり直し?
帽子を被った方が、お店のご主人。
船に戻っても、まだ呑んでいる酔っぱらいの私。 動画は此処を
翌17日、朝から又ビールを呑んでいる、どうしょうもない人達。動画は此処を
昼飯はあっさりさっぱりにしようと、船から歩いて3分の、10割そば「森本屋」0735-52-4578へ行く。
又もやここでも偶然が有った、同じヨットクラブの「チャージ」の皆さんが隣の席にいた。
時間が有るので、太地のクジラ博物館は私を除き初めての人ばっかりなので、タクシーで行く。
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戻って来て、15時花火会場の熊野七里御浜沖へ向け出港。前後が狭く出にくかったですが、今度も一発離岸!
熊野鬼ケ城近くの海上に到着、18時半アンカーを27mの海底に降ろす。紀伊勝浦〜熊野21マイル(38km)3時間半。
「飛鳥2」「にっぽん丸」「ぱしふぃっく びいなす」の日本を代表する、豪華客船が来ていました。19時過ぎ花火開始。
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動画1此処を
動画2此処を
動画3此処を
動画4此処を
動画5此処を
動画6此処を
動画7此処を
動画8此処を
動画9此処を
動画10此処を
動画11此処を
動画12此処を
21過ぎ花火終了。本当に素晴らしい感動ものでした。21時半頃抜錨し、碧南へ向け夜間航行開始。
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大王埼にさしかかる頃に日の出が見える、早速トローリング開始。
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相変わらず伊良湖水道の船舶交通量は多い、慎重に横断する。AIS(船舶自動識別装置)が有るので多少は気が楽です。
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私ゃ爺のくせに電動歯ブラシですよ、皆さんエッ!目玉焼き等朝飯の支度です。
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私の朝飯は勝浦名物「さんま寿司」と「めはり寿司」です、両方とも日持ちしますから弁当には最適です。
今日も馬鹿に蒸し暑い、三河湾内は我が家の庭みたいなもの(油断大敵、緊張感はキープ状態ですよ)エアコンかけてサロン内で操船。
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11時半碧南新川港へ帰港、熊野花火会場の海上から88マイル(162km)を、徹夜航行で13時間。
軽油を入れ、デッキ掃除をして帰り支度です。皆さん元気に感動を、お土産に持って帰宅されました。
(航海中は安全の為、色々煩い事を云ったと思いますが、嫌な顔一つせずにご協力
)
只、私は一つだけ残念な事が有ります、35時間もトローリングをしていたのに、魚が一匹も釣れなかった。
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