サバ馬鹿釣れと、台風4〜5号対策 2012年6月18日
6月16日 17時〜18時30分、クラブ安全委員会主催の海上安全講習会が有り、参加しました。講師は海上保安庁の中森氏で、
海難事故事例解説と注意点、救命胴衣の着用厳守、飲酒運転の禁止、免許所持者の湾内操縦厳守、出航時の気象情報確認等でした。
参加者も多く、碧南ヨットクラブのメンバーはそれなりに?真面目な方々が多い様です。
講習会が終わっていつものメンバーで呑み会が有りましたが、女房が先週の北海道に引き続き「歩け」鳥取行きで3泊4日留守ですから、
寂しがる犬の面倒を見る為に、後ろ髪を引かれる思いで帰宅。
翌17日、台風4号が19日夜にも来そうな予報ですから、昨夜呑み過ぎの体に鞭を打ち昼頃、台風養生にハーバーへ行きました。
いつもの事ながら、日曜日と云うのに台風に備えて大忙しなのは、殆どのヨットがオーナーだけで?一人で作業風景です。
ヨットのオーナー仲間達と、呑んでた時の話。
オーナー仲間達が、嘆いていました。クルーは良いな〜・・・・楽しいバッカリ!良いとこ喰いバッカリだからっ!
美味しい所取りはクルーのみだよ。台風だ!って言っても誰も気にしな〜いっ。電話も来な〜い。対策しになんて全く来な〜いっ。
だってヨットが壊れたって、自分の財布が痛む訳じゃ無いし、オーナーが金出して直すんだから、クルーの俺には関係ない。しかし、
女性が遊びに来るって言うと飛んでやってくるぅ〜っ。クルーや遊びに来る人達は会社や、学校が有って忙しく台風対策には
来れないもんね。オーナーには、会社や学校は無いもんね・・・・・年金は有るけど?どんなにハーバーに行けない理由が有っても、
オーナーたる者、台風が来るかも?のテレビ報道などで、昼用事が有ってハーバーに行けなくても、多少腹が痛くても、早朝又は、
深夜でも時間の都合を付けて台風対策に行く。自分の船が流されて、ポンツーンや他のヨットに当たって迷惑をかけたら申し訳無い、
これ一種のシーマンシップ。世の中負担と利益のバランスが大切。自分の口に入る物は按摩の笛でも良いが、出すのは舌でも嫌。
遊びの楽しい利益だけ、ヨットの整備や台風対策なんて疲れる負担になる面倒な事は嫌な事だ!「利益は甘受、負担は嫌」
現代人?の思想をハッキリ反映しています。ついて行けないオジサン達は古いのだっ!追いつけなくても良い、もう直ぐ寿命だっ。
ヨットオーナー仲間と、意見が一致
(ボヘミアンの仲間は
、幸いに常識ある人達ですから、交代で作業に来てくれますが)
生まれ変ったら、オーナーには成らず、絶対クルーにして貰おうネッ!私も同感!仲間達と、硬い固〜い誓いを交わしました。
ボヘミアンのセールカバーが所々破れていたり、ファスナーの所の糸が数か所切れていて、強風が吹くとカバーが一気に剥がれて、
中のメインセールが吹き飛ばされ、バラバラになってしまう恐れが大なので、セールカバーの補修から始めます。
どう見ても素人細工、不器用丸見え、ミシンの縫い目とは全然違いますねえ〜
作業中、ヨットクラブのレース委員長「パーフェクト・ブレイク」がやって来て、「なべさ〜ん!レース観戦に行かない?」行く行くで、作業中止。
動画は此処を
ボヘミアンの西隣に係留の「風童」、その西隣の「サクラ」気持ち良く帆走中。帆走中の写真は自分で撮れませんからプレゼントしました。
流石200馬力のガソリンエンジン、海水面を30ノットでカッ飛びます。
ボヘミアンの左舷側に「風童」その向こうに「サクラ」が、係留して有りお隣さんです。優勝候補「あけあ」が、衣浦合同レースを終えて帰港。
明日も雨は降らない予報だから、釣りでもしてその後台風対策の予定に変更しよう。早めに帰って呑もっ!根気も根性も無い気儘な私。
翌々18日、たまには根性をだして早起き。何故なら釣り師匠の「大波丸」の弁に依ると上げ潮の時の方が、サバが良く釣れるとの事。
11時15分佐久島付近は大潮の最干潮ですから、それまでに間に合う様にヨットを出す為です、眠い釣りたい痛し痒しって事なんです。
関係有りませんが、我が家の庭の果物シリーズ?サクランボ、グミの次に、イチジクが沢山、実を付け出しましたよ。
颱風4号(グチョル)の予報です、最悪の場合明日の深夜過ぎに、風の最も強い右半円に入りそうな最悪予報コース。後続に5号
明日の深夜過ぎにも台風が来るとの予報にもメゲズ脳天気な私、今年初めてのサバ釣りに佐久島北西のポイントへ行きました。
サビキ籠を放り込んでビックリ!籠が海底に着く前にもう釣れている。ええっうそっ!ってな感じです。入れ食い状態ってこう云う事でしょう。
動画は此処を
動画は此処を
動画は此処を
大忙しのところへ、佐久島の観光客がのんびりと「釣れますかあ〜?」見てりゃ判るでしょ!
「趣味人倶楽部」で知り合いの「銀之助」さんも、挨拶か?オバちゃんを乗せて近寄って来た「釣れる〜?」
2時間弱で100匹近く釣れる大漁、置き竿に出来ずタバコを吸う暇も有りません、勿論昼飯も。置き竿にすると3〜4匹掛かってサバが
海中で動き回り釣り糸や針が絡まってしまいますから。結局「勿体ない」世代の私は、餌のオキアミが無くなる迄釣りまくり終了。
動画は此処を 動画は此処を
動画は此処を
良い事ばかりでは有りませんよっ!アンカーを揚げ様としたらビクともしない、水深は6m位有るので、幾ら素潜りが得意と云っても?
若い時の話、オジサンにはちょっと深く厳しい。こう云う時には、オールチエーンは最悪です、ロープなら切って逃げる事も出来るんですが・・
近くに、佐久島の漁師が素潜り漁をしていたので、拡声器を取りだし「アンカーが抜けない〜」親切な漁師さんだったね〜「直ぐ揚げてやる」
動画は此処を
素潜り漁を中断しボヘミアンの傍に、錨をドッボン、続いて自分もドッボン30秒もしない内に海面へ浮上「OKだよ」
話を聞くと2m四方位のブロックが沈めて有るらしい、その真ん中に穴が開いていて、そこにアンカーがぴったと入ったらしい。
漁師曰く、「あんな穴に入れようと思って狙っても、100回に1っ回も入らないよ」大当たりだあ〜って、大笑いされてしまいました。
御礼に、珍しい焼酎がヨットに積んで有るので、隠しロッカーから取出し、お渡ししました、お金では人によっては怒られるもんね。
動画は此処を 動画は此処を
ちょっと遅くなってしまったんで、帰りは颱風対策をやりながら航行。風通しを良くする為ドジャーの4隅のビニール?を外す。夏向きです。
動画は此処を
颱風時南東の風が強いので、前から風を受ける様、通常北向きに係留するヨットを南向けに係留する為、後進で狭いバースに入れる。
動画は此処を
エンジンが2機有りますから、後進でも非常に楽です。
動画は此処を
増し舫いロープをします。強い力の掛かる所のロープにはタイヤをクッション代わりに使います。
ジブセール(前帆)も降ろして、キャビン内にしまいます。
動画は此処を
両サイドにポンツーンからの枝が付いています。左舷バウから南東50m位の所の4トンブロックに、繋いで有ります。
今年初めてで、大当たりの大漁!ご近所や友人にも配ります。(釣ったら直ぐ鮮度を保つ為、首折りにします。)
追伸、翌19日20時頃、碧南ヨットハーバーをギリギリかすめて愛知県東部(豊橋市付近)に上陸。皆様にはメールや電話等
色々ご心配を頂きましたが、ボヘミアンもヨットハーバーの他艇も皆無事でした。お心使い有難うございました。
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