点検整備の約3週間           2014年5月中・下旬

 5月10日、国際VHFのコマンドマイク取り付け準備で、配線経路調査。私は技術は不要の、単純で根気だけのセールカバーの繕い。
スナメリ?動画は此処を
     
        作業で汗を流したら休憩の後、いつもの出前の寿司で食事を胃袋へ入れたら、出す方の修理。トイレの水漏れを治す。

     

                       ダビット(ボートの揚降装置)から、テンダー(足船)を吊り揚げ下げの仕組みを制作。

     

 発電機オナン不都合(エンジンはかかるが、20秒位でストップする)の原因調査。海水濾過機で見ると海水の汲み揚げ量が少ない感じ。
 朝からの作業で時間が経ち、仕事なら兎も角、遊び如きで疲れてはいけないので本日は終わり。次回、インペラーをチェックする事に。

     
             働き過ぎで腹が減り、私が蟹を食べたかったので勝手に決めて、自宅近くの甲羅本店で食事。



                     私は車を自宅の車庫にしまって来たので、アルコール飲料はOKです。

     

         5月18日、先回10日の整備・修理未処理の課題で有る、発電機オナンのインペラーチェック後、新品に交換。

     

   ペラが1枚半欠けていました、がこれなら充分な海水を汲み揚げる筈だが?・・・しかし?やはり、テストの結果直らず。ガッカリ

 

  その後、室内の国際VHF据置型から室外へ配線し、(目隠し配線が大変でしたよね)屋外コックピット横にコマンドマイクを設置。

     

大変狭い所に電線を通す作業は、難しく手伝えないし(私が手を出すと、邪魔になるらしい?)私は技術は不要のセールカバーの繕い。
動画は此処を
     

   5月20日 発電機が直ぐストップする原因調査お手伝いに、ラグナ・マリナの「インデペンデンス」Iさんが来船。
   海水汲み揚げ口の詰まりをチェックの為、ホースを外しキングストンバルブを開けたら、海水が喫水線迄吹き揚がるので正常です。

     

        私が何気無く不都合を口にしたばっかりに、心配してわざわざ春日井から来て呉れました、 I さん本当に

     

   5月22日、発電機専門の尾崎電気Oさん来船、点検後の結果原因は水量センサーの不良だと発見、その部品を発注で一安心。

     

      5月24日朝から4人で、バッテリー7個(アクセサリー用4個、エンジン用左右2個、発電機用1個)全部外して総点検。

     

     

 青いバッテリーが、発電機の起動用。黒いバッテリー2個が左右エンジンのセルモーター用。3個共に正常なので蒸留水と電撃丸を補充。

     

     

                     1個35キロ前後有る140Ahのバッテリー4個が、アクセサリー用です。

     

                 狭い船内ですし、しかも足場が良くない、重いので腰を痛めない様に慎重に作業を進めます。

     

     

    水量センサーの異常の再確認の為、海水濾過機にホース2本で水道水を流し込みながらエンジンをかける。
    やはり30秒位回転した後、エンジンが止まる。水量が沢山有るのに止まるんだから、やはり水量センサーの異常だと確信。

     

  本日24日は、私は帰宅せず1人で久し振りの浮かぶ別荘気分で船泊まり。大好物の酒の肴を買って来て、マイペースで超のんびり。
  5月25日朝からノンフライヤーで、油を全然使わず鶏のから揚げを作り、金のアサヒスーパードライをチビリチビリ。
動画は此処を


     

       5月29日三河ヨット来船、拡声器取り付け作業。室内の据置型国際VHFから、外のスピーカー迄配線します。
       たまたま顔が有ってしまって、知らぬ顔をしておれず、自発的にお手伝いの「びーぐる」Nさん、助かりました

     

          室内の据置型国際VHF裏の拡声器用+−端子から、内装の内側を這わせて外のスピーカー迄繋ぎます。

     

       アイコムの国際VHFからヘイラー(拡声)機能、フォグフォーン(自動汽笛)機能など、便利な機能です。
       フォグフォーンは、4つのパターンの音響信号を状況に応じて使用できます。
       霧の時には重宝するでしょうね。2分に1回の割合で自動的に、霧笛が外に向かって大音量で流れますから。

     

    5月31日、エンジン&発電機用の3個のバッテリーを除き、アクセサリー用のGSユアサ船舶用バッテリーを4個共新品に交換。
動画は此処を
     

 本来ならオーナーで有る私が、率先して交換作業をしなければいけないのに、所要が有り船に行けずクルーのTさんOさんに丸投げ〜。

     

      バッテリーが7個有りケーブルを並列繋ぎ、充電系統のケーブル繋ぎ等複雑なケーブル繋ぎ大変だったと思います。
動画は此処を
     

        インジケーターを見ても、流石新品のバッテリー!御機嫌の電圧です。クルーのTさんOさん本当に

     

   6月4日、今日は尾崎電気屋さんから紹介された、エンジン専門の半田のマリンサービスオザキの尾崎さんが船に修理に来る日。
   油水分離機は交換し易い位置に有りますが、オイルフィルターと燃料フィルター&ジンクは狭い所に有り、ものはついでに
   エンジンオイルを交換して貰い、オイルフィルターと燃料フィルター&ジンクを新品に交換して貰うつもりで用意しました。
   右の写真が発電機のスイッチです。このスタートスイッチを押して発電機のエンジンをかけますが、直ぐ止まってしまいました。
   スイッチ横に書いて有りますが、エンジンが停止したら、スイッチボタンに付いているパイロットランプが7回点滅しましたから、
   「No Raw Water Flow」で、何故発電機のエンジンが停止したか判るんです。海水の吸い上げ口から排水口迄の何処かに
   不都合が有り一つ一つ原因と思われる所を根気良く調べ潰して、故障カ所を見つけるのです、大変な作業でしたねえ〜。

     

これが犯人の水量センサーです。本当!こいつに振り回されましたよ。右がジンクですが新品から4年目で丸っきりくなっていました。
しかし、本当に私はラッキーボーイです。今回の故障が無ければジンクが溶けてる事に気が付かず大変な重大故障に成ったかも
実質3年間で、たった560時間使用ですよ、私も信じられませんでしたが、皆さんもエンジンジンクのチェックをしてみては如何。
余計なお世話ですが、「他山の石」として下さいね。因みに補機エンジンのヤンマー3JH4Eには、ジンクは付いていません

     

    チャッカリとオイルフィルターも新旧交換依頼。フィルターの前には海水ホースが邪魔してますから、外してからの作業です。

     

      水量センサー&ジンクを交換しているところですが、狭い所に手を突っ込み大変な作業です。とても私には無理です。
      これも修理では有りませんが、チャッカリとオイル交換をお願いしてます。

     

   コレマタ3度目の修理じゃ無い便乗依頼、燃料フィルターもチャッカリ交換して貰います。手前燃料ホースが邪魔していて外します。

     

                    仕様書に依ると4,3g入るらしいんですが、結局4gしか入りませんでした。
                    エア抜きをして、さあ〜エンジン始動一発で掛かります。30分回してもOK!
                                        これでエアコンがいつでも使えますから大丈夫、私事爺は熱中症が天敵ですから。

     

  半田のマリンサービスオザキの尾崎さんと。約3ヶ月の気苦労からやっと解放されました。35度猛暑日でもドンと来い!嬉しい〜!

       

   結局は技術の無い私、大勢の皆さんに助けられ、安全安心にヨット遊びが出来る様に当面全て整備が完了しました、皆さん
   帰宅し、梅雨入りの合間を有効活用?久し振りに芝の良い匂いを嗅ぎながら&ハワイアンを聞きながら本を読みながら寛ぐ、
   梅雨入りの雨の合間天気男の私!当面の悩みゼロ!幸せで〜す。
                                        
                   
                                                                         Go to home page