生垣220本伐採(愛犬の為に)       2015年3月2日

   17歳の柴犬タローが老衰でボケて来て、生垣の貝塚伊吹とブロック塀の間に入り込み抜け出せなくなる事が頻発。
   老犬は右周りでよろよろ歩き前進有るのみ後退は出来なくなり、そして狭いところへ入りたがります。
   近所のかかりつけの獣医によると、犬のアルツハイマー病の症状だそうです。
   自分では抜け出せず、もがいて暴れ鳴き喚きます。小枝で怪我もしそうですし、夜間は懐中電灯片手に
   助けに庭中探し回ります。住宅街の真ん中で鳴き喚くと近所迷惑にもなり決断しました。え〜い!切ってしまえ!

   残り少ない人生(犬生)を、庭で安全に楽しく心置き無く運動&遊ばせてやろうと、生垣撤去を決断。
   東西南北220本の貝塚伊吹の木を伐採撤去しました。生きている生木を切るのは多少心が痛みますが、
   もう直ぐあの世へ行く?動いている犬の方を優先しました。だって人間は戸籍が有るから?親兄弟分かれてもOKですが、
   犬は生まれて、子犬の内に売られちゃったら最後、親子兄弟バラバラです。連絡も普通取れません。
   買い取って育てる以上、身内は飼い主だけの気持ちで最後まで可愛がってやる心算です。
   それにしても人間の介護って大変でしょうね!犬でも大変なんですから・・・・・

若い皆さ〜ん!!江戸時代の儒学者・貝原益軒曰く、
                                             60歳までに種を蒔くそして60歳を過ぎたら人生の収穫期に入りなさい
   人間若い頃は将来を見据えて自己研鑽が正しい人生、自己中心に生活していたら、老後に必ずツケを払わされ泣きを見ます。
   泣き言&愚痴を云ってる老人を良く見ますが、「因果応報」と云う仏教用語も有り、原因に応じた結果が、報いが来ると云う事。

   神様・ブッダ様じゃないし、私如きが誠に僭越ですが自然の摂理のお手伝い。単純に「奉仕してくれた」事に対し「恩返し」です。
   タローは17年前に生後45日で我が家に来てから、私と女房との人生にとって筆舌に表せない程尽くしてくれました。
   思えば若い頃は、せっせと我々に幸福を与える為の滅私奉公でした、老いた今からは我々がタローに恩返しの時期です。

     

    狭いところへ潜り込みたがりしかも這い出れなくて、春先のサカリの来た猫の様な声で鳴きます。ウギャア〜!ウギャア〜!
    酷い悲鳴です!近所の人達に動物虐待を疑われそうな感じですから、何時でも聞こえたら即、庭に飛び出て助けに行きます。

     

                予約してから1か月弱、待ち遠しかったです。こう云う狭いところに入り込んでいました。
動画は此処を
     

              だいぶ花が散ってきましたが、真ん中の木が1本の木に紅白の花が咲く、接ぎ木の花梅です。



                                    北側の切り出しです。

     

                                        西側です。
動画は此処を
     

南東側です。                                    南西側です。

     

     

動画は此処を
     

         220本の木は、凄〜い量でしたが、ゴミ収集車みたいな圧縮して詰め込む車が来てアッという間にお終い。
動画は此処を
     

    どうです!見事スッキリしたでしょ、これでタロー・ジローは安心して遊びまわれます。庭師さん方ご苦労様でした。
    3月2日ですが、河津桜は殆ど満開です。



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