三河湾内は静か、取り敢えず缶ビールで乾杯！
前線通過に引っかかり、西北西の風が約30ノット吹き２ポイントリーフをする。
来た方角の西に夕陽が沈んで行きます、中々綺麗でしたよ。
暗闇の中、豪華客船「飛鳥２」に追い越されます。AISと国際VHF無線が付いてますから、船名が見えなくても分かります。
30日の0時過ぎに御前崎灯台をかわし、仁科へ向け変針。東京〜大阪は、新幹線・東名・共に太平洋沿岸は大動脈。
AISの表示を見た通り船だらけですが、するが湾に入った途端殆ど船はいません。（漁船もいないが、漁師もGWか？）
徹夜航行中は眠気防止策として、綾小路きみまろさんの「笑撃ライブ」CD１０巻を、ヨットに積み込みました。
交代制の夜中のワッチを終えると、寝る前のアルコールは解禁に成ります。（但し、呑んだらデッキへ行くのは厳禁）
２日目、４月３０日の７時に、水路誌協会の入港案内に掲載されて無い仁科漁港に舫う。
碧南〜仁科間１１０Mを１９時間でした。
漁港から徒歩１０分で小高い丘の上に有る、町営の沢田公園露天風呂。見晴らしが非常に良いが狭い６００円。
漁港から約２０分で、西伊豆観光地では有名な堂ヶ島温泉が有り、日帰り入浴も沢山のホテルでやっている。
温泉だけで無く三四郎島の「とんぼろ」、遊覧船や加山雄三記念館等、暇は幾らでも潰せる西伊豆の観光地。
天然記念物の天窓洞を下から見ようって、洞窟巡り遊覧船に乗る。青の洞窟は非常に神秘的で上から見るより素敵。
GWですから、昼飯も生ビール付きです。この後加山雄三記念館を見物して、W・A君は仕事の都合でバスで帰りました。
３日目、５月１日。昨日は徹夜航行明けにも関わらず、休憩も取らず観光で一日動きっぱなし、疲れたのか？
皆１５時間位の睡眠で、スッキリとした目覚め！堂ヶ島の観光船の隣に係留しました、８時半に妻良に向け出港。
１０時半に妻良漁港の外側に出来た、新岸壁に係留。仁科〜妻良間９、５マイルを２時間。
さあ〜昼飯調理にと電子レンジを使う為、発電機を回すが、直ぐ止まる。チェックすると海水フィルターに水が上がって来ない、
インペラーは交換したばかりだし、これは給水口の詰まりだ！たけちゃん元気に飛び込み、
ビニール袋を除去。早速、下賀茂温泉の旅館「石廊館」の日帰り露天風呂に入る。お昼なので人もいないし、楽々写真が撮れました。
妻良漁港の入り口＆妻良バス停の前の「橋本屋」で早めの夕食。このお店まるでやる気無し、閉店時間は１７時です。
１７時に食堂が閉まったので、船内でアルコール。翌朝４日目、５月２日。１２時妻良を下田向け出港。
１５時に下田港のペリー艦隊来航記念碑の北の、稲生沢川に係留中のクレーン船（河津建設・第三河正号）に横抱き。
妻良〜下田、１５マイル３時間。さあ〜下田だから、温泉と金目鯛だっ！乾杯！！
私の右耳の後ろ、稲生沢川東側オレンジ色のクレーン船に横抱きの、小さく見えるボヘミアン。
昭和を感じさせる銭湯スタイルの「昭和湯」。しかし天然温泉なんですよ！湯上り後は下田名物の金目鯛の姿煮。美味い！！
翌朝５日目、５月３日。散歩の途中に下田漁協の前を通ったら行列。漁協直営？安い食堂が朝から開店、早速食べる。
昼に後半参加組３名が船に到着し、６名で１１時に下田を新島向け出港。
今日もトローリング（ケンケン・曳釣り）はノーヒット残念！新島の港口手前でセールを降ろします。
舫いロープやフェンダーも用意します。
新島のプレジャー船係留水域に１５時係留。下田〜新島２４マイルを４時間でした。
２００５年の三宅島クルーズで新島へ寄港した時は、「地元船係留禁止」の看板が有りました。こんな港を他には知りません。
GW伊豆温泉クルーズ後半
新島・式根島〜碧南は此処を
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