ワンコ号(今給黎さん)伴走に行く
鹿児島から北海道を目指す「One Dream こども号」(日本縦断航海のホームページ
2003年7月27日鹿児島スタート、長さ4メートル、重さ30キロのセーリングカヌーで、
2004年9月下旬北海道の室蘭を目指し朝出て、夕方上陸のスタイルで単独航海です。
興味のある方々の「毎日の航海記録」応援の為の投稿は「何でも掲示板
11日朝9時、「かざぐるま」横地、「差羽」藤田各オーナーと碧南を出港。
石鏡と神島を結ぶ航海予定海域にて「ワンコ号」を探す、広い海の事で米粒状態の発見は中々難しいもんです。
13時頃、神島の南方の鯛島礁付近にて合流、写真の様に真っ黒け!!真っ白な歯がくっきりです!
14時半頃、警戒艇ショウリューが近ずいて来て「大型船舶の往来が多く非常に危険です!トリマランのヨット、
前を走っているディンギーを、ただちに船上に引き上げて下さい!大型船が通過します!」マイクで叫ぶが、
こちらの声は警戒船に聞こえ無いので、国際VHFの16チャンネルで「こちらヨットボヘミアン、伊良湖南東にいる警戒船どうぞ」
「こちら警戒船ショウリュ−、目の前のカタマランはボヘミアンですか?06チャンネルどうぞ!」
「前方のカヌーは10年少し前、女性で単独無寄港世界一周を成し遂げた今給黎さんで、操船技術は問題ありませんし、
今は7月に鹿児島を出て、北海道向け女性一人で航海中です、大型船からでも目立つ様に伴走しますからご理解下さい」
流石!海と船に関わる人間!「了解!視認出来る通り、北行の巨大船がいます、船舶に充分に気を付けて横断願います」
てな、いきさつで無事渥美半島側に横断!話の判る船乗りで良かったあ〜!
三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台となった神島(三重県)と伊良湖岬(愛知県)の間を伊良湖水道と言います。
潮の流れが強く、船舶の航行が激しい水路ですから「伊勢湾海上交通センターが24時間管制業務をしています。
中部海域での難所を通過したので、もう安心!伴走とは云え彼女はベテランセーラー長くまとわり付いていても迷惑かも?で、
さよう〜なあらあ〜さよおなら〜!元気でい〜て〜えねぇ〜!                        「都はるみ」さんの唄でお別れ!
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伊良湖灯台