ギリシャ・クレタ島、イラクリオン

港の要塞遺跡前にて



クレタ島は、地中海東部・エーゲ海の島である。
ギリシャ時代には独立国家として栄え、「ミノア文明」と呼ばれる独自の文化を作り上げた。
「迷宮」で知られるクノッソス宮殿には、今なお観光客が絶えない。



イラクリオンの港は、常に客船で賑わっていた。
多いときには4隻の客船が同時に入っているのを見たことがある。
航海日誌を見ると、9月下旬の気温が30度前後、湿度50%ほどとなっている。
地中海性気候というのか、湿度が低く非常に快適で、観光客に人気があるのも良く分かる。

クレタ島に来て驚いたのは、地元の人々が様々な魚介類を食べていることであった。
ここの人々は、欧米人が食べないとされる「生魚」、「生ウニ」、「タコ」、などを上手に料理して食べている。
生魚はマリネ、生ウニはヨーグルトがけ、イカはフライなどにしていた。
私も食べてみたが、いずれもたいへん美味しいものであった。



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