一ヶ月間南九州温泉&芋焼酎クルージング2001年7月3日〜8月2日
これは7月3日から8月2日迄の、一ヶ月間の航海中にヨットの中から、ボヘミアン広場に投稿したものを編集しました。
携帯電話は遅いのでc@rdH64を持ってきましたが、田舎の漁港ではなかなか接続でき難いです。
7月2日夜沖縄から帰ってきて、その足でハーバーへ行き3日深夜0時半出港でした。
7時半に大王埼をかわし、潮岬灯台の真南を20時半に潮に逆らって無事通過後、 室戸岬灯台真南を13時半通過、
4日14時半に室津港に入港しました。 中々良い係留場所が無く、光栄丸と言う漁船に横抱きさせて貰いました。
ここは風呂屋も無く、上陸しても食料の買出し位です。 5日朝4時半出港、南西の22マイル前方に足摺岬が見えました。
室津港(室戸岬)から土佐清水港(足摺岬)の間は、無数のシイラ漬け(シイラ漁の無灯火の筏)が多数有ります。






















15時半に足摺岬の灯台南を通過し、土佐清水港へアプローチです。
遠見埼と尾浦ノ鼻両方とも暗岩、洗岩、干出岩でバチャバチャと波がすごく起っています。
しかも水路は余り広くなく、ここでエンジンが止まったら、ひとたまりも無い即岩に 叩きつけられ、
船体はバラバラになるでしょう。
ヨットはセールだあ〜?しかしエンジンも大事! 16時半土佐清水港のヤンマー前の岸壁に着岸。
早速歩いて2〜3分の(銭湯)風呂屋「アサヒ」へ直行!気持ちの良い事、極楽気分です。
(風呂屋の水でケンケンを潮気落としに、洗っちゃったもんね〜内緒っ!) その後銭湯の真裏に有る居酒屋
「魚田」へ行き、お久し振りの流石の生ビール! 美味いね〜ヨットの中の、缶ビールとは大違い!
そして名物「土佐の清水鯖」これが絶品!!
ご主人は昔本船で飯炊き?をしていたそうです。 翌朝6日4時半日向灘を越え、宮崎の細島向け出港です。
流石に波浪注意報が出ているだけ有って、
ずぶ濡れになりながら細島港の奥の門川漁港へ 給水所の有る荷揚げ岸壁に、
16時無事着岸。しかし養殖用の餌が散らばっており、 臭い&ヌルヌルでロープが堪らない嫌な感じに。
こうなるとさっき迄の豪雨が恋しい。 ここは自転車で行ける範囲の近所に、銭湯は無し。
徒歩20分位の瀬理奈と言う料理屋で生ビール&見栄を張り?「上の瀬理奈定食」を食べる。
7日朝5時にいよいよ宮崎港の北隣に新設の、サンマリーナ宮崎に向け出港。
反流を利用する為、岸沿いに漁具を避けながら難なく10時に宮崎のマリーナに到着。
此処で約一週間前に碧南を出港していた、フライング、三河丸と合流。 即、シーガイアのホテルへ直行!
エアコンの効いた部屋で寛ぐ、 外気温は30度以上、此処は天国天国、幸せ度120%です。
早速冷えたビール片手に、碧南からここへ来る迄の話に花が咲きます。
特に面白かったのは、M丸のS船頭は足摺岬を見たら、(真中の)足摺りを、思わず思い出したそうです、
其れだけなら単なるスケベで済みますが、青春時代を懐かしく思い出し、実行に及んだそうです。
ちなみに彼は還暦の60歳です。良くやるよ〜本当に! *今ヨットの中でパソコンに向かっています、
な何と朝8時半と云うのに船内は、もう33度です。
玄海灘じゃない、サウナ風呂状態で限界です。休憩!
大島町の回転寿司(電話21−1610)へ、皆で行った時の事です。
タラフク寿司を喰って、さあ勘定と云う時に或る図々しい船頭が「大将お〜!!これを呉れ!」って
ウインドーの中のサンプルを、指差して言いました。 当然「売り物じゃあ無いッ!」って言われました。
が此処で引き下がっては 船頭の名が?すたる!?食い下がる事十数分、遂にOK!!儲かったあ〜!
当店は生きの良いネタの寿司で商売をしてるんだ!喰えない物で金は貰えん! 持ってけぇぃ!泥棒っ!!てな調子で只、
即ち無料でした、宮崎の人は優しいねえ! この船頭は誰でしょう?そうなのです、大当たり〜碧南ヨットクラブの
「恥じ」の 呆け船頭なのです。皆さんボヘミアンに来たら、旨そうな鮨を見て下
さい、


















美味そうな本物そっくりの イカ、タコ、マグロ、エビの寿司が、ギャレーに飾って有ります。
なんやかんやで、宮崎を10日の5時出港で、油津へ向け出港しました。 三河丸はエンジン整備の為、
一日遅れの明日出港だそうです。
一人で出港の積もりが、 夕べ夜中に船で焼酎を、飲んだ他船の方3名がトリマランに是非乗りたいって、
早朝にもかかわらず奴隷にして呉れッて、乗り込んできました。結局油津迄私は何もせず、
女房の土産物の北海道の摩周湖のジャガイモ焼酎を、飲んだ呉れていました。
皆さんトリマランが珍しく、夢中になって操船していました。 流石にトリマランに興味が有るだけ有って、
トリムが素晴らしく同行のフライングを ぶち抜いてしまいました。オーナーの私より早く走らせるのだから、
フライングの船頭に対して、私も少々恥ずかしかったです。
11時に油津へ入港し、同乗の3人を駅へ送りついでに、駅前の飯屋で飲もうってな事に、
寿司屋で、又冷えた生ビールです。飲む程にマタマタ調子良くなり、 鹿児島迄宮崎から電車で行くので、
火山島レースにクルーとして乗せて呉れって、 頼まれちゃって渡りに船ってこの事か?
レースは一人より複数の方がずっと楽チンです。 NOって言う筈が有りません、合点でえい!!
二つ返事で引き受けました。 翌11日朝5時フライングと共に油津を出港、志布志湾の西側の内之浦港を目指します。
黒潮を避け、岸いっぱいに寄せて航行です。この海流、潮流を読むのが流石 日本一周2回の大ベテラン、
フライングの艇長水野氏&今回はフライングに同乗のタートルの艇長小粥氏です。金魚の糞の様に後について航行です、
楽ですねえ〜! 7時都井岬沖の東を通過、志布志湾口を西へ横断し、10時半内之浦港の荷揚げ岸壁に着岸。
午後、一日遅れて宮崎を出港した三河丸が入港、又碧南ヨットクラブの 全員無職リタイア組の3艇が揃いました。
フライング70歳代2名、三河丸60歳代2名。 ちなみに私だけが50歳代一名ですヨ!
世間では一応オジサンって言われていますが、 今回のクルージングでは、一番若いでしょ!?
宮崎の寿司屋も人情が有り親切でしたが、此処鹿児島も凄い! トロ箱一杯の魚を、
(イワシその他、今酔っているので思い出したら書きます)を山盛りの 氷と共にプレゼントして呉れました。

















気前が良い事最高です。 当然一遍に食べ切れないので、腹を出して干物も作りました。 本当に嬉しいと同時に、
海に関わって生きて行く人間同士の、 理屈抜きの気持ちの通じ合いを肌で無く、口と胃袋で実感しました。
しかし、片や遊びで無く嫌でも生活の為、海へ出なくてはいけない漁師、 片や気分次第で勝手気侭!
変わった見方をすれば、漁師は海でお金を拾う(失礼)人、 片や、海でお金を捨てる人?
(ヨット用品は馬鹿値段が高い)と大分違いは有りますが。 下痢をする程、魚ずくしの飯を食べて、
12日朝4時半3艇揃って、 種子島の西之表港向け元気良く出港です。
やはりベテラン水野会長の経験則から岸よりに戸崎方向へヨットを進めます、
M丸S船頭はタックして南へ向け、種子島へ直行ラムラインです。 少し、大隈海峡の強い北東流の黒潮海流を勘案したら、
タックは早いのではないかなあ〜って感じ!しかし大学時代からの大ベテラン& オーナー船長の責任でやっている事、
他人がとやかく云う事では有りません、 私はフライングと同じくもっと西へ行ってから、タックと考えていましたから
其の侭西行きです、しかし戸崎から赤瀬崎にかけては、やはり黒潮と反流の関係か?
波が非常に悪くドッチャン、ベッチャン、三角波でピッチング&ローリング状態で 気分はとても快適とは言えません。
一人クルージングで良かったって思います、
だって他人が嫌な気分になるのを見ている程、嫌な気分は有りません、助けれ無いですからね。
そうこうしている内に、「M丸」より風無し&エンジン不調に付き曳航に来い、
前後して「F艇」 エンジン不調に付き、行き先変更し大泊港又は、山川港で修理の為、種子島行き断念との事、
F艇に大泊港近く迄、伴走し急遽種子島の西之表港に変針、これで3艇バラバラ!!
15時種子島の西之表港に入港したものの、舫う場所が無い港、 結局米倉建設のクレーン台船に舫う
皆さん非常に親切で、車に乗せて貰って近所の 公園の公衆便所の水道にて真水で体を洗う。気持ちは最高!!
ついでにパンツも洗ったヨ! その内M丸より連絡が入り、風が無く種子島へ行けない、潮に流される侭との事、
修理待機のヤンマー等OKだったのですが、ヤンマーに本日入港無しの連絡を入れ、 米盛建設の労働者?に聞いた、
漁協前のスナック、フラミンゴにて、都会紛いのひと時! 名古屋って都会なのね?!って感じたっぷり味わう!
久しぶりの主役、オジサンって田舎か フィリッピンバーしか持て無いのかしら?港内曳航の必要は無し、
もう種子島には行けないからの連絡に前後して、F艇より山川港に騙しだまし入港したとの事、
待機しなくて良いから 山川港へ来い、との連絡有り合点だ〜あいってな調子で6時種子島の西之表港を出港。
確かに大隈海峡を黒潮が北東へ流れるのは、潮岬程では無いがコース取りには充分配慮がいる 強さです、
舳先は3〜40度佐多岬より西へ向けても、東へ流され佐多岬の方へ船は行きます。
しかし簡単、佐多岬は見えているんですから、西隣の馬毛島の北端目指し迂回コースを取り、山川港へ13日13時接岸。
寂れたしかも昔隆盛を誇ったであろう、素敵な港です。 早速ウナギ温泉へ直行、硫黄の匂いプンプンの素敵な温泉、
しかも200円嬉しいネ!

















翌日久しぶりの嬉しい朝寝坊!地熱発電所の近くの天然砂蒸し温泉へ行き、 近所の町営の温泉にも行く、天国&極楽!!
後ほどホームページにて写真をお楽しみに!! M丸のS船頭より連絡が入り、今宮崎マリーナに舫ったとの事、
16日月曜日にエンジンの オーバーホールを宮崎ヤンマーにて実施、明後日迄バスに乗ってT氏と、
何とか?国民宿舎の 温泉に休養に行くとの事、T氏は16日に電車で当方と連絡を取り合いながら、
こちらと合流する、宮崎から19日迄にはシングルハンドで鹿児島に来ると言う。
万事OK、他人事ながら一安心です。でももうT氏は外洋&長距離クルージングは懲りたかも?
あっ!べりタスの新谷&横地両先生は3日出港、五箇所、三木浦、勝浦、周参見、室津、高知&本日無事?
土佐清水港到着だそうです。おめでとう御座いま〜す!! 初めての本州、四国、明日は豊後水道と言うか、
日向灘を越えいよいよ九州の細島港です。 あっ早々、ボヘミアンはフライングと共に、山川港を14時半に出港し、
只今は砂蒸し温泉で超有名な指宿港に15時半入港&着岸です。
東隣の漁船の漁師は小潮だからギリギリ水深は大丈夫って云うし、西隣の漁師は2メーターを干潮時は切るって云うし、
港湾案内書は大潮時1メーターって 書いて有るし、センターボードを上げてもビクビクもので、
デプスメーターとニラメッコ状態です。 幸い2メーター強で無事クリアです。最干潮時の19時が冷や冷やものでした。
おかげ?で残念ながら、本日は温泉にも高級料亭?にも行っていません。
翌日15日は、タップリ朝寝坊して寝溜めしました。 Forty Winksと言う指宿港に係留している21フィートのオーナーの
楠部さんが友人を二人連れて、当艇に来られました。 私とホームページを、相互リンクして呉れている方で、
やはり鹿児島の火山島レースに、参加されるそうです。
色々とこの地方の情報やヨット談義の後、温泉巡りに出発です。
勿論指宿と言えば、超有名な天然砂むし温泉に決まりです。
パンフレットによれば、世界中でここ指宿だけって書いて有りましたが、 隣の山川町にも、有りましたがねえ〜?
初めての体験でしたが、結構砂が重いですね、しかしパンツを脱ぎ浴衣で生き埋め状態、 格好は少し滑稽に見えますが、
気持ちは最高に良かったです。 其の後シャワーで黒い砂を洗い流し、
いわゆるお湯の温泉です。泡ぶくぶくのに入りました。 其の後、指宿駅前通りの居酒屋「安宇利」?に行き、
焼酎「安宇利」をロックにて飲む。 そうそうべリタスは、宮崎の細島港に入港の連絡が入りました。 三河丸は、
まだサンマリーナ宮崎にて、修理部品待ち状態です。

















16日は朝5時ボヘミアンに、フライングの水野艇長&小粥氏が同乗し、(フライングは、指宿港に係留したまま)
指宿を出港後南西へ約6時間半オイ岬を交わした後、通称恋人岬を交わして 温泉たっぷりの島、硫黄島へ出港です。
7時間半後の12時半に硫黄島港に着岸。 ビックリしました、港の入り口へ着たら港の中の水の色が赤茶色なのです。
丸っきり、別府温泉の「血の池地獄」そのものです。気持ちわりぃ〜い!!
しかし珍しい写真が撮れたって、内心喜んでいます。
人口は百人強ですから、早い話何にも無〜い島と考えて下さい。 岸壁の前の民宿(四軒有るらしい?)
「ほんだ」(09913−2―2102)で
車を貸して貰い、早速島内見物&温泉巡りです。 まずは坂本温泉海の中に有ります、あまり綺麗では有りません、
藻でヌルヌルです。 水野会長&小粥さんが言われるには、この島に白い孔雀が一羽いるそうで、 その孔雀を見た人は、
1000年の寿命が得られると言う言い伝えが有るそうです。私が運転中、城ヶ原牧場から飛行場へ行く途中で、
真っ白な孔雀を見つけました。
縁起が良いと大変喜んで見えましたが、な!何と5分と経たない内に又、 白い孔雀を見つけてしまったのです。
何か複雑な心境でした?! 次は東温泉、これは海岸の岩場から滲み出てくる、高温の温泉です。
綺麗で風景も良く最高って言いたいのですが、何せ熱い熱い、


















雨の日には適温になるかも? とどめは港の前の三島開発総合センターの無料温泉に行く、一番良いお湯でした。
ただし残念ながら此処は、露天風呂では有りません。 翌朝6時半に出港し、再び指宿港へ戻ったのは、
13時意外と早かったです。
しかし船を着ける良い場所が無く、港内を旋回していたら、ムーンクラフトの片野田氏が 自動車で走ってきて、
着け場所を教えて呉れました、本当に助かりました。 片野田氏は指宿港北岸壁で各種船舶の設計、
販売修理を営んでいる方で、 工場から私のボヘミアンが、ウロウロしているのを見つけて、跳んで来て呉れたのです。
又、近所の温泉や飲み屋等の情報も頂き、嬉しかったです。
ムーンクラフトの電話番号は0993−24−4681です。 早速教えて貰った村之湯温泉へ自転車で出かけましたが、
ひなびたとても情緒の有る、 素敵な温泉でした、お客さんはお爺さん、お婆さんばっかりの!? ま〜ず!観光客は、
滅多に来ないでしょうねえ〜!
しかし、歴史は凄いまだ指宿が有名な温泉地で無い頃の、今から120年前に 田んぼに自然に湧出していた頃からの、
火も水も加えない源泉を、其のまま使った自噴泉。 入泉料250円は極安!ご主人は戦艦「霧島」の生存兵だそうで、
実に人情味有る 湯守りです。電話は0993−23−3713で、港から自転車で数分です。 夜は郷土料理の店
「さつま味」駅近くの、料理の美味い店、電話0993−22−2614 酒は「薩摩の香り」と云う焼酎のお湯割、


















これが芋臭さが軽くて美味かったあ〜!18日朝6時半に指宿をフライングと共に出港、12時半に鹿児島港のKMSの岸壁へ着岸。
KMSとは、鹿児島港の山谷区?に有る、鹿児島マリンサービスの略で、 電話は099−261−9954です。
テレビの映りが悪いので、マストトップにアンテナの取り付け&マストが逆ベンド しているので、チューニングを依頼、
快く引き受けて頂く。 しかし滅茶苦茶忙しそうで、作業は明日になるとの事で、「さち」と言う、
バーバリー50フィートの巨大ヨットのオーナーに車のお世話になり、
暫く滞在予定の、目の前に桜島と錦江湾を望む桜島温泉ホテル (電話099−222−6066)に到着。
ヨットレースの停泊場所まで、歩いて直ぐです。 早速例に依り温泉に、どぼ〜ん!てな調子。
ここは地下720メートルから湧いてき出ている温泉、 さらっとした肌触りで、湯量も豊富だそうです、
打たせ湯、ヒノキ湯、低周波風呂、 超音波風呂それにサウナ等、色々なお湯が楽しめます。アルカリ性のミョウバン泉で、
胃腸、神経痛、内蔵病等に良くとりわけ、切り傷に効能が有るそうです。 温泉の後は、これ又お決まり飲み会行き、
明日は船をKMSからここへ、 1時間位回航するだけ、目一杯飲もうと、千五百円で2時間飲み放題へ行こうってな事に。
しかし行ったのが遅く、私は生ビール6杯と焼酎2杯飲んだところで、お終いで〜す。 えっ!
まだ30分有るって思ったが店が閉店で〜す!では仕方有りません。
まあ〜良いか、元は充分取ったし?!名古屋人はしっかり?者。 夕方、三河丸は山川港入港、ベリタスは内之浦港入港で、
コスモピア内之浦と言う 国民宿舎の温泉に、浸かっているそうです。 翌朝19日、朝風呂&朝食を済ませ、
鹿児島市観光課の駕籠六氏のお世話で谷山のKMSへ。 修理等を見ながら、夕方迄ぶらぶら&呆け〜っと過ごす。
夕方、女性で初めて単独世界一周無寄航の快挙を成し遂げた、超有名人の今給黎さんが 登場、色々と雑談の後、
結局は焼酎を飲もうね!のEメールに続き再確認! 彼女も今日の夕方、ここからレース会場まで回航するそうです。
三河丸は無事、レース会場の泊地に到着との連絡。 ベリタスより、只今指宿付近航行中で何とかレース会場の泊地まで、
本日中に行きたいとの事。 日没ギリギリの時間になる為、万一の夜間入港&着岸に備え、ボヘミアンが南埠頭の外の
灯台で待ちベリタスを先導する事に、VHFにて連絡を相互に執りつつ日没ギリギリ無事レース大会本部前の
臨時ポンツーンに舫う、67歳ベリタス船頭の、根性&執念の勝利でした。
籠六、今井、迫各氏等出迎えの中、特設泊地にアンカーリング。 ボヘミアンは今井氏始め、
大会役員の特別の計らいによりアンカーと岸壁に階段を作って頂き テンダーで陸と行き来です。
早速自転車をテンダーに積み、陸揚げしホテルの温泉へ直行です。 鹿児島市内には、約50箇所余りの温泉があるそうで、
非常に楽しみです。 執り合えず23日迄は、温泉ホテルが予約して有るので、色々温泉巡りをしたいです。
久しぶりに、ベリタス、三河丸そしてフライング、ボヘミアンの4艇が鹿児島港の、 レース大会本部前に終結です。
それぞれお疲れのご様子?私を除きオーナーの皆さん60歳代以上ですから、休養第一 本日は、食事?温泉等一切お聞きせず、
各自自由勝手にが望ましいと考え、 私も携帯電話を切って、勝手に温泉に入り、寿司屋へ直行し後飲み屋街へ消えました。
20日朝はゆっくり起き朝風呂です、これから暫くこのスタイルが続くと思うと思わずニヤリ。
10時から、鹿児島市民を乗せる体験乗船のボランティアに参加、世界一周子連れ旅の 迫さんが助っ人に乗船して呉れました、
ずーと彼が操船私は女性の体験乗船者と、 馬鹿話に花を咲かせていました。しかし良い事は進んでするものですねえ〜!
その中の若いお嬢さんが、明日のレース20代の女性4〜5名連れて来ても良い?って 聞くでは有りませんか、
NOと言えない日本人の私の事、即座にOK明日が楽しみです。

















18時半からは桜島で、火山島巡りレースのパーティが有りました。 他県からの参加艇の紹介が、
鹿児島テレビの若い可愛いアナウンサーから有りましたが、 一人での参加艇は三河丸&ボヘミアンだけで、
何か友達がいない様で、 少し気恥ずかしかったですネ〜。しかし花火が綺麗でした。 今給黎さんとも雑談しながら、
ちゃっかり写真なんか撮っちゃって、 結構ミーハー族を、やっているでしょ!
中々素敵なお嬢さんでしたよ! 今から2次会に行きますので、失礼!!朝レースのスタートが早いのが頭痛の種です。
21日は鹿児島市民を招待しての、体験乗船のボランティアです、我侭な私は、観光課よりの要請に女性しか乗せないって、
強い要請をしておきました。 うっしっし!約束通り女性6人乗船で、楽しいボランティアでした。
その内の一人で明日のレース女友達を連れて来るから乗せて呉れない?って話が有り、 とても断れませんOKです。
かくて22日のレースは写真の如く、女性満載のレース艇になりました。途中風が無くなった時はハーネス着けて女性を
海に落とし、 拾い上げ訓練なんかしちゃったもんネ!いつも言ってる様に漁船や軍艦じゃないんだから、
ヨットは芋焼酎と女性が乗っていなけりゃ、楽しさ半減?!皆から垂涎の的です。




































しかし、ボヘミアンは楽しみながらも、完走し堂々のオープンクラス第一位です。(参加艇数は、聞く事を禁ず)
F艇はレース中の引き潮時に座礁し、レスキュー艇に引っ張って貰った様子。 人の不幸は??!!の味?!
後々私に災難が来る事など、夢にも考えていませんでした。 温泉と飲み屋の話は、似たり寄ったりなのでもう止め!
翌23日の三角レースは風が無く、途中でレース自体が中止になりました。 しかし夕方からの、
レース本部主催の激励飲み会は目の前で本格的な花火も有り、 非常に盛り上がりました。
もう皆ベロベロ〜のべろ!? 鹿児島のS氏が「なべさん、船かして呉れっ」人の良い?私の事NOって言えません、
合点だ〜ぃ!!十何人かで、花火見物がてら納涼トリマランと洒落込む算段でしょう。 私はもう、
酔っ払って2次会へ飲みに行き、船の事はすっかり忘れ、その後ホテルで仮死状態。 24日朝、電話で叩き起こされました、
「なべさん、船が壊れているよ!」 えぇ〜ビックリして、朝風呂&朝飯も取らず早速自転車で船へ、
成る程左舷船尾がボッキリ!? 漁船にぶっつけられたらしい。双方共海上保安庁へ呼ばれているらしく、
詳しくは判らない。 修理屋へ回航しようと準備しているところへ、夕べ事故当時運悪く操船していたM氏が
朝6時から待っていましたって、詳しく事情を話して呉れました。
相手の漁船は宮崎県との事、愛知、鹿児島、宮崎とバラバラだし、船を貸したS氏と、事故時偶々操船していたM氏と別々、
こりゃややこしく ならなければ良いがなあ〜って少し思いました。
サンドイッチ構造なので、裂け目から海水が入って来て、どんどん修理範囲が広がるので、
早くクレーンを呼び応急修理をしたいのですが、保安庁の係員が3人やって来て、 言い方は丁寧ですが、実況検分?の為、
夜中まで船を修理屋へ回航しては駄目との事。 昼から漁船共々実況検分し、夕べの事故当時の夜の再現と言って、
又夜に漁船共々 出港して行きました。当方のM氏は26日、相手の漁師は29日に、又保安庁に出頭だそうです、
しかも一日潰れるらしいです。皆さん海での事故は気を付けましょう、めちゃ面倒臭いですよ!
オーナーは乗っていなかったので、来なくて良いとの事なので、 また夜の飲み屋街に消えました。
(歩いて直ぐの安い店、ほっと亭099−224―0656) しかし、
碧南ヨットクラブはヨクヨク尻が鬼門ですね〜!?碧南ヨットクラブの三英ケツ(尻)M丸のS船頭は週刊実話、痔なのです、
F艇は船尾から冷却水の排水が少なく糞詰まり状態で、 冷却水系統の修理に苦労しています。
何にも無いのがボヘミアンじゃあ〜って威張っていたら、 とうとう、来ました、来ました呆屁味庵にも!!
この伝統&名誉有る火山島巡りレースに、他艇は皆必死に一生懸命レースに頑張っているのに、
我がボヘミアンは女性鈴なり状態で快走、第一位と云う、 他艇よりのヒンシュク&恨み混じりの天罰が下り、
船尾にキツ〜イ一発を喰らいました。とほほ・・・しかし他艇の皆さんも、やったあ〜ぃ!人の不幸は蜜の味?!
すーっとした穏やかな気分で、サッパリした事でしょう!?
世の中良く出来ていますね!良い事悪いこと、ワンセットで抱き合わせになっています。
三河丸の芝氏は、今朝から山川港経由で、屋久島へ出発しました。 翌24日の朝、ベリタスの艇長新谷先生は飛行機にて、
名古屋へ帰りました。
沖縄の伊江島から、助っ人3名がやって来て、伊江島へ回航して行きました。 名古屋で用事が済み次第、
新谷先生は沖縄でのセーリングを、満喫されるのでしょう! 13時クレーンが頼んで有り、お尻の応急手当の為、
谷山のKMSに船を回航しました。 又明日朝一番に、船を取りに行かなければいけません。面倒臭いなあ〜!!
25日朝、何か嫌〜な感じがしましたが、これが大当たり!!有る時は占い師(片岡知恵蔵)
谷山で応急修理を終えたボヘミアンを南埠頭へ回航時、2回も海へ潜りました。
碧南ヨットクラブ3艇共通のお尻?の問題です。 1回目はオーバーヒートランプ&ブザーが鳴り、
潜って冷却水取り入れ口に吸い付いていた、 ビニール袋を取り除きました。2回目は接岸寸前に、プロペラが回りません、
潜ったらシャフト&プロペラにロープ、紐、布袋等がガッチンガチンに絡んでいました。 ナイフでは駄目で、
ハサミでもって取り除きました。碧南のヘドロの海と違って 水が綺麗で良く見えるのが、せめてもの救いです。
1時間半の回航で2回も潜らされるとは、余程運が悪いです。
午後からはフェリーで桜島に渡り、龍神の湯へ行きました。 此処は、竜神が宿る木がまつって有る温泉で、
裸を神様に見せては失礼?だそうで、 浴衣を着て入浴する海岸沿いの、有り難〜い混浴温泉です。写真参照!?
嬉しそうな顔?! 恥ずかしながら、後2年半で還暦を迎えると言う私も、一緒に写真を撮っても良いと言う
お嬢さん方の気が変わらない内にって焦ってしまい、岩で滑って浴衣の前がハダケルは、
足の親指の付け根を切ってしまうはで、大恥をかきました、旅の恥はかきすて御免!?
夜は表彰式&さよならパーティーが有り、素晴らしく盛り上がりました。 焼酎がたっぷり有り、
料理と賞品&景品が超豪華なのです。 明日出港なので、最後の夜と云う事で二日酔い覚悟で3次会迄飲み歩き、
結局ダウンでした。 三河丸はエンジンの調子が又、マタ、マタ悪いらしく、3回目の宮崎への入港です。
26日は山川か指宿へ行こうって事で、当然二日酔いで、9時に出港し山川港へ14時半着岸です。
フライングと生ビール等飲んでうろうろしていたら、FortyWinksの楠部さんが 焼酎&トロかつおの刺身を持って、
慰問?に来て下さり、温泉に車で連れて行って 貰いました。弥次ヶ湯温泉(字が定かでない)と云う、
明治35年?創業のひなびた温泉でした。
此処も、まあ〜ず観光客は、来ないところでしょうね、映画で見る江戸時代の銭湯の雰囲気。
夜それなりの時間迄、ビール片手にヨット談義の後、明日朝が早いので、お寝んね〜。



















27日は予定通り5時出港で、屋久島の一湊港を目指し、東北東の良い風で13時入港。
は綺麗、は汚い!?
港の中迄水が余りにも綺麗&暑いので、舫いロープの処理が終わったとたん、海へどっぼ〜ん!落ちたのでは有りませんヨ、
思わず飛び込んでしまいました、5メーター下が見えるのです。 しかし、馬鹿だねぇ〜ヨット乗りは、
先ずペラ、シャフト、ラダー、センターボードに眼が行き、結局ヘラ持って潜り直しフジツボ落とし、
ヨット乗り?の習い性でしょうか?! そうです!ヨットマンの鏡!別名ミラーマンなのです!
屋久島一の集落で有りフェリーが着く宮之浦港と違い、ここ一湊漁港は何〜にも無い所 本日はH64が繋がらず投稿も、
メールチェックも出来ません。この不便さが気楽で、
だから良い?と考えるのは中年でしょうか?しかし明日はタクシーを呼び 島内観光を計画しています。
三河丸は宮崎でレンタカーを借りて部品を市内中、探し回っているそうです。 我々は明日島内見物後、夕方黒潮に乗り
190マイル先の土佐清水港を目指す予定ですが、 今日台風8号がフィリッピン近くで発生した様です。
8月5日の第一回ボヘミアンカップレースには碧南に帰っていないとまずいんだよネ〜。しかし暑い、連日の熱帯夜、
蒸し暑いけどサウナ代を儲けたって考えないと苦しいね。 東隣のフライングの大先輩方ご立派です。
私は自分では自身に甘い点数を付けているんじゃないかな?何だか軟弱さを実感させられます。
28日朝8時半に104にてタクシーの番号を聞き、迎えに来て貰い一日中、屋久島観光です。
主に、他の港見学と天然露天風呂巡りです。港は宮之浦港、安房港、栗生港等ですが 停泊は一湊港、上陸して便利なのは
宮之浦港、と云ったところでしょうか。 後、樹齢2600年と言われている紀元杉や大川の滝等、観光お付き合い見物。
途中、野生の猿や鹿が飛び出てきてビックリ!動物注意の看板に偽り無し。 温泉は2箇所3つに入浴です、
写真参照。全部海岸に有ります。
平内海中温泉、湯泊温泉2個所。とても素敵な温泉でしたヨ、勿論全部混浴、しかも水着禁止です。

































フィリピン近海で発生した台風8号で、明日は南西諸島地域に警報が出るとの事、 早速逃げ出そうてな事で、
晩飯も取り止め16時に屋久島を出港、約190マイル先の 土佐清水を目指す。
芝さんの三河丸も修理が終わり宮崎から、同じく土佐清水を目指し出港。 徹夜で航行し29日14時土佐清水入港。
フライング、三河丸も同じく入港。 久しぶりに碧南ヨットクラブ3英尻(傑)揃う。ゆっくりと食事&飲酒後お寝んね。
30日朝7時起きたら、誰もいない、皆出港したらしい?
電話も無線も通じない。 朝飯も食わず、ボヘミアンも直ぐ勝浦向け出港、9時頃フライング水野艇長より電話有り、
室戸岬の室津港へ向かうとの事、私も早速室津へ変針。途中連絡のつかなかった三河丸に 追い付き、
携帯電話も無線も繋がらないので、拡声器にて室津向けを知らせる。
其の後レーダーで見ていたら、三河丸は1,5マイルレンジなら船影はハッキリ映るが、 3マイルレンジだと、
余程連続し注意してディスプレイを見ていないと、 映ったり映らなかったりなので、見落とす可能性有り、
ヨットに付いているレーダーリフレクターの効果は、こんな程度か。こっちが気を付けないと危険が危ない?!
室津18時入港、港近くの飯屋にて3艇揃って飯&酒、珍しいサエズリ(鯨の舌?)を食べる。
21時に港のそれぞれのへ帰り、寝る間際に明日の話になり一気に勝浦へ行く事に決定。
じゃあ〜朝暗い内に出港して日没後入港は嫌だし、今から出港し明るい内に勝浦へ入港 の方が、
良いし第一暑い船内で寝るより、夜間航行の方が涼しいし、 入港したてだから夜間出港は楽だが、
疲れて久しぶりの港へ夜間入港は嫌なので、ボヘミアンだけ今から出港しますって言って、
其の侭明日勝浦で会おうって出港しました。
だって私は生ビール2杯と酒2号徳利3本しか、飲んでないも〜ん!?
以上の酔うな?様な訳で那智勝浦へ31日の13時無事入港。
私は今一人で、かの有名なホテル浦島望帰洞と云う洞穴温泉に、浸かっています、天国天国。
今から、毎度お馴染み鯨料理の「ぷれいぼーい」へ行って鯨で一杯やるか!
三河丸は3時に出港し周参見漁港へはいったらしい、猪豚温泉へ行くとの事。 23時位にフライング入港予定だから、
店を開けておいて呉れって頼んでおいて呉れとの フライングからの頼みも有るし。
フライングが意外と早く入港、プレーボーイで合流し呑む。くじらの刺身、ステーキが素敵!?美味かった。
酒の肴が美味いので、生ビールは一杯だけにしてやはり日本人は日本酒だねえ〜何て勝手な事を言って燗酒をグイグイ、
しかも明日はゆっくりの出港予定だあ〜い、でグイグイ。フライングがもう船に帰って寝るヨオ、
って言われてももう少し呑むから、皆さん先に船に帰って良いよお〜、て又一人でグイグイでした。
変わって8月1日の朝は6時の出港で五箇所湾の、或る秘密の停泊場所へ行く予定です。
そこへ着岸し舫ったのが16時半、早速友人の実家へ風呂&御飯の酒付きを、お呼ばれする。持つべきは友達だねえ〜!
女性が2人しかいない(ご亭主は遠洋漁業でお留守中)お宅へお風呂を頂きに お邪魔し、
ついでにビールや色々な料理をご馳走になる、嗚呼〜何と幸せ者よ!!私は!!翌日2日朝五箇所湾内に有る、
或る秘密基地を5時出港、途中大王崎を交わした時の事、隣の波切大王漁港沖で、多数の漁船により「オオシキ」の
作業が行われていました、 大王崎を交わす時はお気を付け下さい、港の沖1マイルまで先端が出っ張っています。
安乗の沖東3マイル位のところで、1ヶ月間釣れなかったケンケン(トローリング)に、シイラが掛かりました。
1ヶ月間に後にも先にも、たった一匹です、ここ数年釣れなくなりましたねえ〜! 東からの風アビームで9ノット。
13時半母港の碧南新川港に帰港です。長い間メールや電話で激励等、有難う御座いました。
クルージングは楽しかったですが、今年は異常に気温が高く他艇の皆さんお苦しみの様子でした。
私は異常者なのでしょうか?寒いよりは良かったです。は〜い、さようなら〜!!
最後に鹿児島市の観光課の皆さん始め
「火山島めぐりレース」の関係者の皆さん等、
多くの方々に親切にして頂きました、本当に有難う御座いました。
全国の皆さ〜ん!Good fospitalityの鹿児島へ、来年行きませんか?!
(注)お気に入り写真集に他の写真を掲載致しました、どうぞ、観て下さいネ!
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太陽が見たいよう?!
良く、混??
快調な会長(我がヨットクラブの)
桜島