ロスアンジェルス・ロングビーチ・ダウンタウンマリーナ
ロスって日本のマスコミは表現するけど、私の知る限りでは、LA*エルエイ*と表現)

上架修理中の「ボヘミアン2」



ハワイを出航してから、およそ1ヶ月後、ロスアンジェルス・ロングビーチに到着。
「ダウンタウンマリーナ」に船を置いた。
ここでは、3ヶ月にわたる航海で痛んだ船を徹底的に修理した。
船そのものは案外丈夫で致命的な故障・損傷は無かったものの、細かい装備は色々と壊れていたのである。

「世界一周・ヨットの旅」というと格好良いが、その実態は「世界一周・修理の旅」というのが本当のところである。
航海中も寄港先でも、絶えず何かを修理しながらの旅であった。

修理の依頼先は「マリーナ・シップヤード」。
ここの経営者は親子で「トランスパックレース」に出場するなど、ヨットに関しては抜群の経験を持っている。
修理に2万ドルかかったが、それだけのことはあった。


キールの表面にはクラックが走り、パルピットなど金物類には「電蝕」が発生。
錆びないはずの「ステンレス」が錆び、壊れないはずの「ステンレス」が壊れる。
これが世界一周航海である。



自動操舵装置の修理に挑戦するも、あえなく失敗。
専門業者にまかせることにした。やはり、餅は餅屋か。




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