サンファンのヨットクラブにて
ヨットクラブの会長が「日本人のヨットマンは以前にも来たが、ジェントルマンなヨット乗りは、あなたが初めてだ。」と言う。
単なる外交辞令ではなさそうである。
どうやら「夫婦揃って」というところが評価されたらしい。
欧米ではフォーマルな集まりの場合、夫婦で訪れることになっている。
女房はニューヨーク経由でサンファンを訪れ、私と合流したわけだが、そのようなことをした日本人ヨット乗りはいなかったらしい。
そんな理由からか、クラブでは公式の賓客待遇で私たちを迎えてくれた。
飲食すべて無料であった。
クラブ・デ・ナルチコの会長とは今でも手紙のやり取りが続いている。